【イベントレポート】アーシャルデザインによるキャリア支援 B.LEAGUEキャリアマネジメントプログラムにおける取り組み

株式会社アーシャルデザイン

株式会社アーシャルデザイン(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:小園翔太、以下:当社)は、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(以下、B.LEAGUE)が推進する「SOCIAL INNOVATION HUB 構想」の一環として行われた選手研修(7月24日~31日)にて、アスリートのキャリア形成の専門知識を活かし、選手へのキャリア支援を行いました。


■B.LEAGUEキャリアマネジメントプログラムとは

 「B.LEAGUE キャリアマネジメントプログラム」は、現役時代の価値を最大限に引き出し、一貫したキャリアビジョンを確立するための新しい取り組みです。従来のアスリート向けキャリアプログラムでは、「選手としてのキャリア」と「引退後のセカンドキャリア」を分断して考えることで”指導員”や”営業人員”といった限定的なキャリアを描くに留まっていました。現役中と引退後を分断せずに自分の価値を考え、一貫したキャリアビジョンを描くことで、幅広いキャリアを選択することが可能となります。 

 

 「世界中のプロスポーツから”セカンドキャリア”という言葉を無くす」ことを使命としている当社は、アスリートのキャリア形成における豊富な経験と知識を生かし、B.LEAGUEに所属する約140名の選手に対し、キャリア支援を行いました。

■ファンを創れることがアスリートの大きな付加価値

 新人選手約44名が参加したプログラム初日では、元ハンドボール全日本代表主将で北國銀行Honey Beeの監督を務める当社の東が、「アスリートに求められる社会常識」というテーマで講義を行いました。社会人として社会的責任を持ち、競技力だけでなく、人間力も上げていくことの重要さを伝えました。「ファンを創る力=競技力×人間力」であり、現役時代のうちにファンを創ることで引退後の活動に大きな影響を及ぼすことを学んでいただきました。

                                      東 俊介(株式会社アーシャルデザイン)

 また、東氏は「『人間力』はどんな時に発揮できるのか、どのように高めることができるのか」を選手たちに問いかけ、選手の皆様には実際に各自にペンで自分の考えを書き出していただくワークショップを実施しました。その後、考えた意見を全員の前で発表していただきました。

【発表の一例】

三谷 桂司朗選手(広島ドラゴンズフライズ)

 「試合会場でのファンサービスや活躍、広島の良さをアピールすることが、人間力を高めることに繋がると考えます。」

益子 拓己選手(川崎ブレイブサンダース)

 「普段から見られているかどうかに関わらず、一般常識として当たり前のことを当たり前に実行することが、チームのためになると思います。」

選手たちからは、関係者へのリスペクトを持った言動を大事にすることやチーム内のルール遵守、日常的な振る舞いがチームの結束や成長に役立つという具体的な意見が出され、充実した研修1日目となりました。

また、越谷アルファーズ橋本竜馬選手と東氏の対談記事では「アスリートの価値」や「アスリートのキャリア」について語っていますのでぜひ合わせてご覧ください。

【対談】橋本竜馬×東俊介「Bリーグが掲げるアスリートのキャリアマネジメント」

<前編>

https://basketballking.jp/news/japan/b1/20240719/497442.html

<後編>

https://basketballking.jp/news/japan/b1/20240722/497456.html

■バスケットボール以外での社会貢献

 新人および2、3年の選手約140名が参加した5日目の講義では寺嶋良選手(広島ドラゴンフライズ)へバスケットボール以外での活動等について柘植 陽一郎氏(一般社団法人フィールド・フロー代表)からインタビューが行われました。

 寺嶋選手がかねてより行っている社会貢献活動を始めたきっかけや、やってみたからこそ感じた難しさ、課題について語っていただきました。「カンボジアへ浄水フィルターを寄贈をしたがそれは一時的なものであり、自分たちの力で打開してもらえるよう子ども達の教育支援にも目を向けていきたい」という考えや怪我をきっかけに始めたnoteのエピソードについてもお話しいただきました。

 選手からは寺嶋選手の話を受け、バスケットボール以外での貢献活動への意欲の声があがり、実際に所属チームで行っている活動について選手同士で情報交換が行われるなどしました。

■プロアスリートとして価値を高める

最終日となる6日目最後の講義では「アスリートの価値を考える」というテーマの研修を行いました。

今までのプログラムの振り返りとしてどんなことを学んだかを選手に発表をいただきました。

【発表の一例】

元田大陽選手(秋田ノーザンハピネッツ)

「社会常識の講義で自分の言動は影響力があることを改めて感じました。バスケ以外の時も正しい言動を心掛けるべきだと思いました。」

大髙祐哉選手(青森ワッツ)

「試合で勝つだけが市場価値が高いわけではないと学びました。

社会においてどう貢献したかも大事であり、また積み重ねたものも1つの不祥事で自分やチームの価値を下げてしまうことになるので気をつけようと思いました。」


 本プログラムで当社が担当した研修では、描いた道筋通りに自分が動けるようにするセルフマネジメント力を身に付ける「目標設定」や、SNSの有効な使い方や注意点についての「SNSの使い方」、基本的な制度や知識についての「お金の考え方」等、多岐に渡る内容をお伝えいたしました。

 現役時代から競技以外の活動にも取り組むことによって自分の価値だけではなく、チーム、そしてB.LEAGUE自体の価値も高めることに繋がります。当社はスポーツとアスリートの価値を高め、日本を元気にしたい、日本を変えていきたいという思いでご一緒させていただきました。

■B.LEAGUEについて(公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)

https://www.bleague.jp/  

2016年9月22日に開幕した、日本男子プロバスケットボールリーグの通称。

昨今のバスケットボール日本代表の活躍もあり、B.LEAGUE2023-24シーズンの総入場者数は過去最高の450万人以上を記録しています。B.LEAGUEでは今後も日本国内を中心に、大会の魅力発信等を通じてファンとのつながりを深めることや、大会に向けた機運醸成をサポートする役割を担い、活動を行っていきます。

■株式会社アーシャルデザインについて

https://www.a-cial.com/ 

「スポーツ」と「ビジネスコンテンツ」をかけ算し、スポーツのチカラで、人の可能性(LIFE)を拡げ、世の中を改善(HACK)する事業を創造していく”スポーツライフハックカンパニー”です。

アスリート・体育会学生に特化した人材紹介サービス「AthleteAgent」とアスリートエンジ ニアのITスキルシェアサービス「AthleteAgent-TECH」をメイン事業として運営。

B.LEAGUEサポーティングカンパニーとしてB.LEAGUE ALL-STAR GAMEやB.LEAGUE FINALSを含めてB.LEAGUEのシーズンを年間通して今後も支援して参ります。

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
 株式会社アーシャルデザイン
 電話:03-4546-8348  070-3285-8602
 mail:ad_pr@a-cial.com



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会社概要

株式会社アーシャルデザイン

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URL
https://www.a-cial.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前2‐4−11 Daiwa神宮前ビル3階
電話番号
03-4546-8348
代表者名
小園翔太
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年10月