福岡伸一の積年の夢が実現!ガラパゴスの現在を通して、ダーウィンの進化論を問い、生命の本質に迫る!ガラパゴス航海記『⽣命海流 GALAPAGOS』発売!
「⽣命」とは?「進化」とは? ガラパゴス諸島の⼤⾃然を全⾝で感じながら、“進化の現場”と、その驚くべき⽣命の姿を⽣き⽣きと克明に綴った紀⾏ノンフィクション。
絶海の孤島で繰り広げられる⼤⾃然の営みと進化の不思議を、ユーモア溢れる⽂章と美しい写真で描き出し、福岡伸⼀が新たなる⽣命観を導き出す。
「少なくとも、ガラパゴス諸島の旅に関してだけでも、チャールズ・ダーウィンと同じ航路をたどって、彼が⾒たであろう光景を、彼が⾒たはずの順番で、訪れてみたい。いったいガラパゴスの何が、彼の⽬を⾒開かせ、彼の想像⼒を描き⽴てたのだろう。それを追体験したかった」
「絶海の孤島は、海で遠ざけられた隔絶の地であるように⾒えて、絶えず⽣命の流⼊を受け⼊れ、育んでいる」
「ガラパゴスはすばらしかった。それは間違いない。聞きしに勝る、荒々しい溶岩の台地とそこに棲息する特異的な⽣物たちの⽣の営みを⽬撃したことは、あらゆる意味で私の⽣命観を刷新してくれた。⼀⽅、ガラパゴスは限りなく過酷だった。ナチュラリストを名乗ってはいるものの、私の正体は、都市⽣活に依存するひ弱な都会の⼈間にすぎない。次々と押し寄せてくる容赦なき⾃然、つまりむき出しのピュシス(=⾃然そのもの)の洗礼をもろに受
けて、たじろがざるをえなかった」(本書より)
『⽣命海流 GALAPAGOS』
著者:福岡伸⼀ / 出版社:朝⽇出版社 / 判型:A5 判 / ページ数:256 ページ /ISBN:9784255012414 / 発売⽇:2021/06/12
本書では、絶海の孤島に⽣息する奇妙な⽣物たちはどこから来たのか? 特殊な進化を遂げたのはなぜか? なぜ⽣物たちは⼈間を恐れないのか?などの謎に迫り、陸と海に分かれて⽣息するようになったイグアナ、⾶ぶための⽻を諦めたコバネウなど、⽣きものたちの不思議を解き明かします。
巻末には、「ガラパゴスで出会った⽣き物たち」(爬⾍類・哺乳類・⿃類・昆⾍・植物)の写真をフルカラーで掲載。
★全国の書店・オンライン書店で絶賛発売中です。
「本当のガラパゴス諸島は、決して世界から取り残されてしまった場所ではない。むしろ、世界最先端の、進化の前線にあるといっていい」
読後には、この⾔葉が⾝にしみて感じられるはずです。
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https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255012414/
[著者紹介]
福岡伸一
生物学者。1959年東京生まれ。京都大学卒。青山学院大学教授。米国ロックフェラー大学客員研究者。サントリー学芸賞を受賞。『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)、『動的平衡』(木楽舎)など、"生命とは何か"をわかりやすく解説した著書多数。ほかに『福岡伸一、西田哲学を読む 生命をめぐる思索の旅』(小学館新書)、『迷走生活の方法』(文藝春秋)、訳書に『ドリトル先生航海記』(新潮文庫)、『ガラパゴス』(講談社)など多数。
公式HP:https://www.fukuokashinichi.com/
Twitter: https://twitter.com/fukuoka_hakase
Note:https://note.com/fukuokashinichi/
Youtube: https://www.youtube.com/c/fukuokashinichi
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