総合ディスカウントストアのミスターマックス、生成AI活用による企業変革を実現する「Graffer AI Solution」を本部の全部署で導入
〜社内での利用率は70%に到達、利用拡大によりさらなるイノベーション創出とお客さま体験価値の向上を目指す〜
株式会社グラファー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井大地、以下「当社」)は、株式会社ミスターマックス・ホールディングス(本社:福岡県福岡市東区、代表取締役社長:平野 能章、以下「ミスターマックス」)が生成AI活用による企業変革を実現する「Graffer AI Solution」を導入したことを発表します。ミスターマックスでは、その中核プロダクトである「Graffer AI Studio」をECサイトへの商品登録や、物流センターでの商品破損状況の分析等に活用し、社内利用率が70%に到達しました。当社は、企業の抱える課題分析や生成AI活用に適した業務の選定、運用設計、社員向け事例共有会の実施などを通じて包括的に支援し、ミスターマックスのさらなるイノベーション創出とお客さま体験価値の向上に貢献します。
導入事例(前編):https://graffer-aistudio.jp/case/mrmax
導入事例(後編):https://graffer-aistudio.jp/case/mrmax-usecase
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導入の背景
世界的に生成AIへの注目が高まる中、売上高500億円以上の企業に勤務する従業員912名を対象とした調査(*1)では、小売・飲食・飲料業界での生成AIの活用推進度が相対的に低いことが明らかになっています。
ミスターマックスは「普段の暮らしをより豊かに、より便利に、より楽しく」という経営理念のもと、今年創業100年を迎える総合ディスカウントストアを主力事業とする企業です。小売業界における生成AI活用の遅れを受け、大量のデータを扱うチェーンストア経営を行う同社では、本部の生産性向上と社員の生成AIリテラシー向上による競合優位性向上を目的に、本部の全部署で生成AIを導入しました。初期段階ではDX戦略室でChatGPT(GPT-3.5)を試験的に利用しましたが、セキュリティ面の懸念や小売業界における効果的なユースケースを見出せないといった課題を抱えていました。
これらを解決するため、高度なセキュリティを担保しつつ、包括的な支援によって生成AIの多様な活用を可能にする「Graffer AI Solution」を採用しました。
(*1)PwCコンサルティング合同会社「生成AIに関する実態調査2024 春」
導入の決め手
ミスターマックスが「Graffer AI Solution」を導入した決め手は、大きく3点です。
1.セキュリティの信頼性
当社が取得しているプライバシーマーク及び情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証に加え、高度なセキュリティを求められる行政領域において200以上の行政機関にサービスを提供してきた実績が評価されました。
2.伴走型の手厚いサポート体制
生成AIの急速な進化に対応するため、企業ごとに必要な最新情報の提供や、課題解決に寄り添うきめ細やかな支援が評価されました。単なる情報提供にとどまらず、業務フローの分析、プロンプト設計、勉強会や事例共有会の実施など、ミスターマックスのニーズに合わせた柔軟なサポートが導入を後押ししました。
3.小売業界特有の課題への対応
小売業界での生成AI活用事例が少ない状況の中、当社が共に新しい活用事例を創出していく姿勢や新たな活用方法の提案がある点が支持されました。
ミスターマックスのコメント
上席執行役員 DX戦略部門管掌
吉田 康彦様
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「当社では、膨大なデータを扱うチェーンストア経営において、生成AIを活用することでデータ分析の効率化や業務改善を図ってきました。また、社員の生成AIリテラシー向上を目的とした取り組みを進めた結果、多くの社員が生成AIを活用し、本部全体での利用率は70%に到達しました。特に、グラファー社のきめ細やかな伴走支援や推進メンバーの活躍により、スムーズな導入が実現し、生成AIが社内で当たり前のツールとして浸透しつつあります。今後は、『Graffer AI Studio』をさらに活用し、業務プロセスのさらなる高度化や新たなイノベーション創出を目指すとともに、各部署での活用事例を広げることで、会社全体の競争優位性を高めていきたいと考えています。また、グラファー社には、最新技術の提供や柔軟なサポートを通じて、当社の課題解決と新しい価値創出に向けたパートナーとして引き続きご支援いただくことを期待しています。」
導入事例の詳細について
本部での利用率70%。創業100年を迎える総合ディスカウントストア ミスターマックスが挑む生成AIを活用した社内改革
https://graffer-aistudio.jp/case/mrmax
【実例公開】総合ディスカウントストア ミスターマックスが語る生成AI活用術〜ECサイトへの商品登録から物流センターでの活用まで〜
https://graffer-aistudio.jp/case/mrmax-usecase
「Graffer AI Solution」について
当社は、生成AIの活用支援を通じて企業変革を実現する「Graffer AI Solution」を手掛けています。生成AI活用の伴走支援、生成AIに関する研修・人材育成、生成AI活用プロダクト「Graffer AI Studio」の提供など、業務において生成AIを活用していくために欠かせないソリューションを包括的に提供しています。それぞれの企業ごとに様々なサービスを提案し、企業の新たな価値創出に貢献します。
URL:https://graffer-aistudio.jp
「Graffer AI Studio」について
「Graffer AI Studio」は生成AIの活用を推進するプロダクトです。200を超える行政機関での導入実績、ISMS認証及びプライバシーマークを有する環境において、生成AIの安全な活用を考える大企業を支援します。「Graffer AI Studio」には汎用的に活用しやすいチャットサービスに加えて、プロンプト不要で活用できる「タスクライブラリ」、チャットで高度な活用ができるデータ分析機能を提供しており、企業はこれらのサービスを通じて、業務改善や自社の競争力強化につなげることができます。
URL:https://graffer-aistudio.jp/products
株式会社ミスターマックス・ホールディングスについて
所在地:福岡市東区松田1丁目5番7号
代表者:平野 能章
設立:1950年12月
資本金:10,229,738,000円
事業内容:総合ディスカウントストア「MrMax」のチェーン展開を行うグループ会社の経営管理及びショッピングセンター運営事業
URL:https://www.mrmaxhd.co.jp/
株式会社グラファーについて
グラファーは、「プロダクトの力で 行動を変え 社会を変える」をミッションに掲げ、企業・行政機関における業務のデジタル変革を手掛けるスタートアップ企業です。生成AIの活用支援を通じて企業変革を実現する「Graffer AI Solution」や、市民と行政職員の利便性を追求したデジタル行政プラットフォームを提供しています。行政デジタルプラットフォームは全国200以上の自治体が導入しており、政令指定都市での導入率は70%です。2021年10月には経済産業省が主導するスタートアップ支援プログラムである「J-Startup2021」に選定されました。
企業情報
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷1-5−8
代表者:石井 大地
設立:2017年7月18日
資本金:1,544,977,927円(資本準備金含む)
報道に関するお問い合わせ先:pr@graffer.jp
本リリースの元記事
本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
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