豊島JT杯覇者、2年連続の決勝進出 10月16日(土)準決勝第一局 開催結果
豊島将之JT杯覇者が渡辺明名人を215手で破り、 2年連続で決勝に進出した。次戦は、決勝戦で、藤井聡太三冠と永瀬拓矢王座の勝者と対局予定。
【実施概要】
タ イ ト ル: 「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」 準決勝第一局
日 程: 2021年10月16日(土)
場 所: 丸善インテックアリーナ大阪 メインアリーナ(住所:大阪府大阪市港区田中3-1-40)
【JTプロ公式戦 結果】 準決勝第一局
対 局: 豊島 将之 JT杯覇者(先手)対 渡辺 明 名人(後手)
結 果: 215手にて豊島JT杯覇者の勝ち
【JTプロ公式戦 今日のハイライト】
■相入玉での点数勝負を制して、豊島JT杯覇者決勝進出
振り駒は歩が3枚で豊島JT杯覇者の先手と決まる。角換わりになり、先手早繰り銀、後手腰掛け銀の戦型から先手一歩得となる展開に。後手は金銀4枚の堅陣を頼りに、74手目△9四歩~△7五歩と歩を突き捨てて開戦に踏み切ったが、先手に入玉され、相入玉での点数勝負になってはやや分が悪かったか。激闘の末、渡辺名人の点数が足りず、豊島JT杯覇者が決勝へ駒を進めた。
【対局前の両者のコメント】
豊島将之JT杯覇者「2年ぶりに大阪大会が開催されてとてもうれしく思います。特にこどもたちが大会で指せるというのがうれしいです。渡辺名人は総合力が高く、どんな局面でも対応できる強さがあります。強敵ですが知り合いも来ると思いますので、いいところをお見せできるよう頑張ります。」
渡辺明名人「コロナの影響で『JTプロ公式戦』はこの2年はスタジオでの対局でした。公開対局が本来の形だと思いますので、それが実現してうれしく思います。豊島JT杯覇者とはずいぶん対戦していて、昨年は同じく準決勝で対戦してやられています。久しぶりの公開対局なので頑張ってみたいと思います。」
【勝利棋士 豊島JT杯覇者のコメント】
早繰り銀で▲7八玉・▲5五銀の形が作れれば先手ペースだと思っています。▲7九玉だと違うんですが。
▲6四銀で一歩得して、先手がちょっといいと思うのですが、時間がなくてよくわかりませんでした。
後手が動いてきてくれたので入玉できましたが、途中駒を取られすぎました。特に打った金を取られたのは痛かったです。点数勝負になりましたが、後手の方が苦労が多い将棋です。最後銀二枚を取れて勝ちになったと思いました。決勝はどちらが勝ってもタイトルホルダーで強敵です。精一杯やりたいと思います。
■講評
先手早繰り銀に対し、後手は腰掛け銀から△4三銀と引く形。途中、先手の銀が△6四歩をかすめ取って一歩得になったので、難しいですがやや先手ペースの分かれだと思います。渡辺名人は勝負手として、74手目△9四歩以下開戦しましたが、手順に先手に入玉を許してしまいました。後は相入玉で点数勝ちするしかなくなりましたが、自陣の駒を守りながら入玉するのは大変です。結局豊島JT杯覇者が駒を確保して、点数勝ちを収めました。終盤はどちらの勝ちか、それとも引き分けかというギリギリの激闘で、見応えがあったのではないでしょうか。
稲葉 陽八段談
JTプロ公式戦(準決勝第一局)結果
【投了図】 豊島将之JT杯覇者(先手)対 渡辺 明名人(後手) 投了図は▲8八龍 まで
【棋 譜】 豊島将之JT杯覇者(先手)対 渡辺 明名人(後手)
▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7七角 △3四歩 ▲6八銀
△7七角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲4八銀 △3三銀 ▲3六歩 △6二銀 ▲3七銀 △6四歩
▲6八玉 △6三銀 ▲4六銀 △5四銀 ▲7八玉 △4四歩 ▲3五歩 △4三銀 ▲3四歩
△同銀右 ▲5五銀 △5二金 ▲6四銀 △4二玉 ▲5八金右 △6二飛 ▲5五銀 △7四歩
▲4六銀 △3一玉 ▲6八金上 △1四歩 ▲9六歩 △2二玉 ▲3六歩 △1五歩 ▲9五歩
△8二飛 ▲2六飛 △4三銀 ▲3五銀 △3四歩 ▲4六銀 △7三桂 ▲6六歩 △6三金
▲5六歩 △6四金 ▲5五銀 △6三金 ▲3七桂 △5四歩 ▲4六銀 △6二金 ▲6七金右
△8一飛 ▲2八飛 △8四飛 ▲8八玉 △5二金 ▲7八金 △6二金 ▲5七銀 △5二金
▲6八金寄 △9四歩 ▲同 歩 △7五歩 ▲同 歩 △5五歩 ▲9三歩成 △3五歩 ▲9五角
△5四飛 ▲7三角成 △3六歩 ▲5五歩 △5三飛 ▲9一馬 △3七歩成 ▲5四歩 △同 飛
▲3七馬 △4五桂 ▲4六馬 △5七桂成 ▲同金寄 △4五銀 ▲8二馬 △3九角 ▲5八飛
△5七角成 ▲同 飛 △同飛成 ▲同 金 △3八飛 ▲7八桂 △5六歩 ▲6七金 △5七金
▲7六金 △6七金 ▲9七玉 △7八飛成 ▲9六玉 △8九龍 ▲9五玉 △9九龍 ▲9六歩
△7九龍 ▲8四玉 △7七金 ▲8五金 △7六金 ▲7四香 △6三桂 ▲7二香成 △7五金
▲同 金 △同 龍 ▲8三玉 △9一歩 ▲7四金 △8五龍 ▲8四桂 △6二桂 ▲9一馬
△7四龍 ▲9二玉 △8四龍 ▲7三角 △7四龍 ▲8四飛 △7六龍 ▲8一飛成 △5四桂
▲8二角成 △5七歩成 ▲9五歩 △4七と ▲9四歩 △3一歩 ▲6五歩 △同 龍 ▲6二歩
△1三玉 ▲6一歩成 △3四銀上 ▲6二と △4三金右 ▲5二歩 △1四玉 ▲5一歩成 △2五玉
▲4一と △2二銀 ▲8三馬 △7四歩 ▲6三と △同 龍 ▲6四歩 △8三龍 ▲同 と
△2六玉 ▲6三歩成 △4六桂 ▲5三歩 △1三桂 ▲5二歩成 △2五桂 ▲5三と寄 △同 金
▲同 と △2八金 ▲4二と上 △1九金 ▲3一と上 △同 金 ▲同 と △1七玉 ▲3二と
△1六歩 ▲2二と △1八玉 ▲1一龍 △1七歩成 ▲5五金 △3五銀 ▲2三と △3六銀右
▲3一龍 △2六銀打 ▲3四金 △3七桂成 ▲3五金 △同 銀 ▲同 龍 △7五歩 ▲4四金
△7六歩 ▲7五龍 △5八角 ▲8六歩 △7七歩成 ▲同 龍 △7六金 ▲8八龍
まで215手で先手の勝ち
【テーブルマークこども大会】
9月並みの陽気の中、「丸善インテックアリーナ」のこども大会には398名が参加、同伴者を含めると785名が来場した。
■日本将棋連盟専務理事・脇謙二のあいさつ
「昨年はコロナウィルスの影響で大阪大会は中止となりましたが、今年は開催することができたことをうれしく思います。今日はまずは優勝を目指し、もし負けてしまってもたくさん対局を指して、今日一日楽しんで帰っていただけたらと思います。」
■協賛社 テーブルマーク・吉澤明治大阪支社長のあいさつ。
「いつもでしたら大きな声でみなさんとあいさつを交わすところですが、コロナ対策もありそれはできません。今日は将棋のルールはもちろん、コロナ対策についてもしっかり学んでいただけたらと思います。今日一日かけがえのない時間を過ごしてください。」
■決勝ステージ
こども大会は予選ブロックを3連勝で突破した低学年部門19名、高学年部門32名により、それぞれトーナメントが行われ、決勝戦に出場する計4名のこども棋士が決定した。大阪府が2名、兵庫と香川各県から1名ずつだった。
■「テーブルマークこども大会」決勝戦(低学年部門)結果
【投了図】 山野卯嵩さん(先手)対 𠮷田圭佑さん(後手) 投了図は△6七銀成まで
優勝者 𠮷田圭佑さん(男児)126手にて
大阪府八尾市立久宝寺小学校3年
準優勝者 山野卯嵩さん(男児)
兵庫県加古川市立平荘小学校2年
※全は成銀のこと
【棋 譜】 山野卯嵩さん(先手)対 𠮷田圭佑さん(後手)
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲6八玉 △5五歩 ▲4八銀
△3三角 ▲3六歩 △4二銀 ▲3七銀 △6二玉 ▲4六銀 △7二玉 ▲5八金右 △8二玉
▲4五銀 △3二金 ▲3四銀 △4四角 ▲4五銀 △3三角 ▲3五歩 △7二銀 ▲3四歩
△2二角 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2六飛 △4四歩 ▲3六銀 △4三銀
▲3五銀 △4五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 銀 △3四銀 ▲3五歩 △2五歩 ▲2八飛
△4三銀 ▲2五飛 △5六歩▲同 歩 △同 飛▲2二角成 △同 金 ▲1五銀 △2三歩
▲6五角 △5三飛 ▲4三角成 △同 飛 ▲5七歩 △4六歩 ▲同 歩 △3三桂 ▲2六飛
△1四歩 ▲3四銀 △4一飛 ▲2三銀成 △2五歩 ▲3六飛 △2三金 ▲2四歩 △2二金
▲3四歩 △5四角 ▲3五飛 △4四角 ▲3七飛 △9九角成 ▲3三歩成 △4六飛 ▲4七歩
△3六歩 ▲2七飛 △4五飛 ▲2二と △1五歩 ▲7七桂 △2六香 ▲4六歩 △同 飛
▲4七飛 △同飛成 ▲同 金 △2八飛 ▲4八歩 △2九飛成 ▲5九桂 △6四桂 ▲6六歩
△7六角▲7八銀 △5八歩 ▲4一飛 △5九歩成 ▲5六歩 △5四桂 ▲5七玉 △5八と
▲同 金 △同角成 ▲同 玉 △4九銀 ▲6七玉 △7六銀 ▲6八玉 △5八金 ▲7九玉
△3八銀不成 ▲6九角 △同 金 ▲同 銀 △8八角 ▲6八玉 △7七角成 ▲5七玉 △6七銀成
まで126手で後手の勝ち
■「テーブルマークこども大会」決勝戦(高学年部門)結果
【投了図】 山田康太さん(先手) 対 山下雄万さん(後手) 投了図は△8二玉まで
優勝者 山下雄万さん(男児)136手にて
香川県坂出市立川津小学校6年
準優勝者 山田康太さん(男児)
大阪府茨木市立水尾小学校6年
【棋 譜】 山田康太さん(先手) 対 山下雄万さん(後手)
▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二銀 ▲6八玉
△4三銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲3六歩 △3二金 ▲4六歩 △8四歩 ▲3七桂 △8五歩
▲7七角 △6二銀 ▲7八銀 △5四歩 ▲5八金右 △5三銀 ▲7九玉 △5二金 ▲2六飛
△4一玉 ▲3五歩 △3一玉 ▲4五歩 △同 歩 ▲3四歩 △同 銀 ▲2四歩 △同 歩
▲4七銀 △4四銀 ▲3六銀 △4三金右 ▲2五歩 △3五歩 ▲4七銀 △2五歩 ▲同 桂
△2二角 ▲2四歩 △4二玉 ▲5六銀 △5五歩 ▲6五銀 △5三金 ▲7五歩 △6四歩
▲7四歩 △6三金 ▲7三歩成 △同 桂 ▲7六銀 △7五歩 ▲同 銀 △7四歩 ▲6六銀
△6五歩 ▲3三歩 △同 桂 ▲5五銀 △同 銀 ▲同 角 △2五銀 ▲同 飛 △同 桂
▲2二角成 △同 金 ▲7七歩 △8六歩 ▲同 歩 △8八歩 ▲4三歩 △5二玉 ▲7一角
△8九歩成 ▲同 玉 △7二飛 ▲4四角成 △5三銀 ▲4二歩成 △同 銀 ▲5四銀 △5三歩
▲4三銀打 △6二玉 ▲6三銀成 △同 玉 ▲4二銀不成 △同 飛 ▲5四銀 △同 歩 ▲5三金
△7二玉 ▲4二金 △8七歩 ▲同 銀 △8八歩 ▲7九玉 △8九飛 ▲6八玉 △4六桂
▲5四馬 △6三銀 ▲5二飛 △6二銀 ▲4五馬 △5八桂成 ▲同 玉 △6一銀 ▲5五桂
△4九角 ▲4七玉 △3八角成 ▲4六玉 △3七馬 ▲3五玉 △5二銀上 ▲同 金 △3二飛
▲3三歩 △5二飛 ▲6四銀 △5五馬 ▲同 銀 △4三桂 ▲2五玉 △5五飛 ▲6四桂
△8二玉
まで136手で後手の勝ち
タ イ ト ル: 「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」 準決勝第一局
日 程: 2021年10月16日(土)
場 所: 丸善インテックアリーナ大阪 メインアリーナ(住所:大阪府大阪市港区田中3-1-40)
【JTプロ公式戦 結果】 準決勝第一局
対 局: 豊島 将之 JT杯覇者(先手)対 渡辺 明 名人(後手)
結 果: 215手にて豊島JT杯覇者の勝ち
【JTプロ公式戦 今日のハイライト】
■相入玉での点数勝負を制して、豊島JT杯覇者決勝進出
振り駒は歩が3枚で豊島JT杯覇者の先手と決まる。角換わりになり、先手早繰り銀、後手腰掛け銀の戦型から先手一歩得となる展開に。後手は金銀4枚の堅陣を頼りに、74手目△9四歩~△7五歩と歩を突き捨てて開戦に踏み切ったが、先手に入玉され、相入玉での点数勝負になってはやや分が悪かったか。激闘の末、渡辺名人の点数が足りず、豊島JT杯覇者が決勝へ駒を進めた。
【対局前の両者のコメント】
豊島将之JT杯覇者「2年ぶりに大阪大会が開催されてとてもうれしく思います。特にこどもたちが大会で指せるというのがうれしいです。渡辺名人は総合力が高く、どんな局面でも対応できる強さがあります。強敵ですが知り合いも来ると思いますので、いいところをお見せできるよう頑張ります。」
渡辺明名人「コロナの影響で『JTプロ公式戦』はこの2年はスタジオでの対局でした。公開対局が本来の形だと思いますので、それが実現してうれしく思います。豊島JT杯覇者とはずいぶん対戦していて、昨年は同じく準決勝で対戦してやられています。久しぶりの公開対局なので頑張ってみたいと思います。」
【勝利棋士 豊島JT杯覇者のコメント】
早繰り銀で▲7八玉・▲5五銀の形が作れれば先手ペースだと思っています。▲7九玉だと違うんですが。
▲6四銀で一歩得して、先手がちょっといいと思うのですが、時間がなくてよくわかりませんでした。
後手が動いてきてくれたので入玉できましたが、途中駒を取られすぎました。特に打った金を取られたのは痛かったです。点数勝負になりましたが、後手の方が苦労が多い将棋です。最後銀二枚を取れて勝ちになったと思いました。決勝はどちらが勝ってもタイトルホルダーで強敵です。精一杯やりたいと思います。
■講評
先手早繰り銀に対し、後手は腰掛け銀から△4三銀と引く形。途中、先手の銀が△6四歩をかすめ取って一歩得になったので、難しいですがやや先手ペースの分かれだと思います。渡辺名人は勝負手として、74手目△9四歩以下開戦しましたが、手順に先手に入玉を許してしまいました。後は相入玉で点数勝ちするしかなくなりましたが、自陣の駒を守りながら入玉するのは大変です。結局豊島JT杯覇者が駒を確保して、点数勝ちを収めました。終盤はどちらの勝ちか、それとも引き分けかというギリギリの激闘で、見応えがあったのではないでしょうか。
稲葉 陽八段談
JTプロ公式戦(準決勝第一局)結果
【投了図】 豊島将之JT杯覇者(先手)対 渡辺 明名人(後手) 投了図は▲8八龍 まで
※圭は成桂のこと 杏は成香のこと
【棋 譜】 豊島将之JT杯覇者(先手)対 渡辺 明名人(後手)
▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7七角 △3四歩 ▲6八銀
△7七角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲4八銀 △3三銀 ▲3六歩 △6二銀 ▲3七銀 △6四歩
▲6八玉 △6三銀 ▲4六銀 △5四銀 ▲7八玉 △4四歩 ▲3五歩 △4三銀 ▲3四歩
△同銀右 ▲5五銀 △5二金 ▲6四銀 △4二玉 ▲5八金右 △6二飛 ▲5五銀 △7四歩
▲4六銀 △3一玉 ▲6八金上 △1四歩 ▲9六歩 △2二玉 ▲3六歩 △1五歩 ▲9五歩
△8二飛 ▲2六飛 △4三銀 ▲3五銀 △3四歩 ▲4六銀 △7三桂 ▲6六歩 △6三金
▲5六歩 △6四金 ▲5五銀 △6三金 ▲3七桂 △5四歩 ▲4六銀 △6二金 ▲6七金右
△8一飛 ▲2八飛 △8四飛 ▲8八玉 △5二金 ▲7八金 △6二金 ▲5七銀 △5二金
▲6八金寄 △9四歩 ▲同 歩 △7五歩 ▲同 歩 △5五歩 ▲9三歩成 △3五歩 ▲9五角
△5四飛 ▲7三角成 △3六歩 ▲5五歩 △5三飛 ▲9一馬 △3七歩成 ▲5四歩 △同 飛
▲3七馬 △4五桂 ▲4六馬 △5七桂成 ▲同金寄 △4五銀 ▲8二馬 △3九角 ▲5八飛
△5七角成 ▲同 飛 △同飛成 ▲同 金 △3八飛 ▲7八桂 △5六歩 ▲6七金 △5七金
▲7六金 △6七金 ▲9七玉 △7八飛成 ▲9六玉 △8九龍 ▲9五玉 △9九龍 ▲9六歩
△7九龍 ▲8四玉 △7七金 ▲8五金 △7六金 ▲7四香 △6三桂 ▲7二香成 △7五金
▲同 金 △同 龍 ▲8三玉 △9一歩 ▲7四金 △8五龍 ▲8四桂 △6二桂 ▲9一馬
△7四龍 ▲9二玉 △8四龍 ▲7三角 △7四龍 ▲8四飛 △7六龍 ▲8一飛成 △5四桂
▲8二角成 △5七歩成 ▲9五歩 △4七と ▲9四歩 △3一歩 ▲6五歩 △同 龍 ▲6二歩
△1三玉 ▲6一歩成 △3四銀上 ▲6二と △4三金右 ▲5二歩 △1四玉 ▲5一歩成 △2五玉
▲4一と △2二銀 ▲8三馬 △7四歩 ▲6三と △同 龍 ▲6四歩 △8三龍 ▲同 と
△2六玉 ▲6三歩成 △4六桂 ▲5三歩 △1三桂 ▲5二歩成 △2五桂 ▲5三と寄 △同 金
▲同 と △2八金 ▲4二と上 △1九金 ▲3一と上 △同 金 ▲同 と △1七玉 ▲3二と
△1六歩 ▲2二と △1八玉 ▲1一龍 △1七歩成 ▲5五金 △3五銀 ▲2三と △3六銀右
▲3一龍 △2六銀打 ▲3四金 △3七桂成 ▲3五金 △同 銀 ▲同 龍 △7五歩 ▲4四金
△7六歩 ▲7五龍 △5八角 ▲8六歩 △7七歩成 ▲同 龍 △7六金 ▲8八龍
まで215手で先手の勝ち
【テーブルマークこども大会】
9月並みの陽気の中、「丸善インテックアリーナ」のこども大会には398名が参加、同伴者を含めると785名が来場した。
■日本将棋連盟専務理事・脇謙二のあいさつ
「昨年はコロナウィルスの影響で大阪大会は中止となりましたが、今年は開催することができたことをうれしく思います。今日はまずは優勝を目指し、もし負けてしまってもたくさん対局を指して、今日一日楽しんで帰っていただけたらと思います。」
■協賛社 テーブルマーク・吉澤明治大阪支社長のあいさつ。
「いつもでしたら大きな声でみなさんとあいさつを交わすところですが、コロナ対策もありそれはできません。今日は将棋のルールはもちろん、コロナ対策についてもしっかり学んでいただけたらと思います。今日一日かけがえのない時間を過ごしてください。」
■決勝ステージ
こども大会は予選ブロックを3連勝で突破した低学年部門19名、高学年部門32名により、それぞれトーナメントが行われ、決勝戦に出場する計4名のこども棋士が決定した。大阪府が2名、兵庫と香川各県から1名ずつだった。
■「テーブルマークこども大会」決勝戦(低学年部門)結果
【投了図】 山野卯嵩さん(先手)対 𠮷田圭佑さん(後手) 投了図は△6七銀成まで
優勝者 𠮷田圭佑さん(男児)126手にて
大阪府八尾市立久宝寺小学校3年
準優勝者 山野卯嵩さん(男児)
兵庫県加古川市立平荘小学校2年
※全は成銀のこと
【棋 譜】 山野卯嵩さん(先手)対 𠮷田圭佑さん(後手)
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲6八玉 △5五歩 ▲4八銀
△3三角 ▲3六歩 △4二銀 ▲3七銀 △6二玉 ▲4六銀 △7二玉 ▲5八金右 △8二玉
▲4五銀 △3二金 ▲3四銀 △4四角 ▲4五銀 △3三角 ▲3五歩 △7二銀 ▲3四歩
△2二角 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2六飛 △4四歩 ▲3六銀 △4三銀
▲3五銀 △4五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 銀 △3四銀 ▲3五歩 △2五歩 ▲2八飛
△4三銀 ▲2五飛 △5六歩▲同 歩 △同 飛▲2二角成 △同 金 ▲1五銀 △2三歩
▲6五角 △5三飛 ▲4三角成 △同 飛 ▲5七歩 △4六歩 ▲同 歩 △3三桂 ▲2六飛
△1四歩 ▲3四銀 △4一飛 ▲2三銀成 △2五歩 ▲3六飛 △2三金 ▲2四歩 △2二金
▲3四歩 △5四角 ▲3五飛 △4四角 ▲3七飛 △9九角成 ▲3三歩成 △4六飛 ▲4七歩
△3六歩 ▲2七飛 △4五飛 ▲2二と △1五歩 ▲7七桂 △2六香 ▲4六歩 △同 飛
▲4七飛 △同飛成 ▲同 金 △2八飛 ▲4八歩 △2九飛成 ▲5九桂 △6四桂 ▲6六歩
△7六角▲7八銀 △5八歩 ▲4一飛 △5九歩成 ▲5六歩 △5四桂 ▲5七玉 △5八と
▲同 金 △同角成 ▲同 玉 △4九銀 ▲6七玉 △7六銀 ▲6八玉 △5八金 ▲7九玉
△3八銀不成 ▲6九角 △同 金 ▲同 銀 △8八角 ▲6八玉 △7七角成 ▲5七玉 △6七銀成
まで126手で後手の勝ち
■「テーブルマークこども大会」決勝戦(高学年部門)結果
【投了図】 山田康太さん(先手) 対 山下雄万さん(後手) 投了図は△8二玉まで
優勝者 山下雄万さん(男児)136手にて
香川県坂出市立川津小学校6年
準優勝者 山田康太さん(男児)
大阪府茨木市立水尾小学校6年
【棋 譜】 山田康太さん(先手) 対 山下雄万さん(後手)
▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二銀 ▲6八玉
△4三銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲3六歩 △3二金 ▲4六歩 △8四歩 ▲3七桂 △8五歩
▲7七角 △6二銀 ▲7八銀 △5四歩 ▲5八金右 △5三銀 ▲7九玉 △5二金 ▲2六飛
△4一玉 ▲3五歩 △3一玉 ▲4五歩 △同 歩 ▲3四歩 △同 銀 ▲2四歩 △同 歩
▲4七銀 △4四銀 ▲3六銀 △4三金右 ▲2五歩 △3五歩 ▲4七銀 △2五歩 ▲同 桂
△2二角 ▲2四歩 △4二玉 ▲5六銀 △5五歩 ▲6五銀 △5三金 ▲7五歩 △6四歩
▲7四歩 △6三金 ▲7三歩成 △同 桂 ▲7六銀 △7五歩 ▲同 銀 △7四歩 ▲6六銀
△6五歩 ▲3三歩 △同 桂 ▲5五銀 △同 銀 ▲同 角 △2五銀 ▲同 飛 △同 桂
▲2二角成 △同 金 ▲7七歩 △8六歩 ▲同 歩 △8八歩 ▲4三歩 △5二玉 ▲7一角
△8九歩成 ▲同 玉 △7二飛 ▲4四角成 △5三銀 ▲4二歩成 △同 銀 ▲5四銀 △5三歩
▲4三銀打 △6二玉 ▲6三銀成 △同 玉 ▲4二銀不成 △同 飛 ▲5四銀 △同 歩 ▲5三金
△7二玉 ▲4二金 △8七歩 ▲同 銀 △8八歩 ▲7九玉 △8九飛 ▲6八玉 △4六桂
▲5四馬 △6三銀 ▲5二飛 △6二銀 ▲4五馬 △5八桂成 ▲同 玉 △6一銀 ▲5五桂
△4九角 ▲4七玉 △3八角成 ▲4六玉 △3七馬 ▲3五玉 △5二銀上 ▲同 金 △3二飛
▲3三歩 △5二飛 ▲6四銀 △5五馬 ▲同 銀 △4三桂 ▲2五玉 △5五飛 ▲6四桂
△8二玉
まで136手で後手の勝ち
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