EGYPTAIR Tourism & Duty Free Co.がIBMとクラウド関係の契約を締結
フラッグ・キャリアの先駆的な存在である同社は、免税店事業の基幹システムをIBM Cloudへ移行し、IBM Watson Assistantを活用して旅行者の小売店でのカスタマー・エクスペリエンス変革を推進
[米国ニューヨーク州アーモンク – 2021年3月10日(現地時間)発]
IBMとEGYPTAIR Tourism & Duty Free Co.(以下、EGYPTAIR)は本日、EGYPTAIRがIBMのパブリッククラウドである「IBM® Cloud」を活用して、EGYPTAIRの免税店のバックエンド・オペレーションを拡張およびモダナイズし、SAP Travel Retail Systemをホストするという契約に合意したことを発表しました。EGYPTAIRは、IBM Cloudを採用し、旅行者のショッピング体験向上のためのAI技術として「IBM Watson Assistant」を活用します。
新型コロナウイルスの影響により、航空業界は新たなサービスの開発や、お客様満足度向上につながる新しい顧客体験の創出を可能にする新しいテクノロジーを模索し始めました。EGYPTAIRは、自社が運営する免税店の基幹システムを提供するクラウド・アーキテクチャーのテクノロジー・プロバイダーとしてIBMを選択しました。
IBMのハイブリッドクラウドのアプローチにより、EGYPTAIRはERPワークロードをIBM Cloudへ移行します。これにより、EGYPTAIR Airlinesおよびスターアライアンス加盟企業によるフリークエント・フライヤー・プログラムとのつながりを維持しながら統合を進めつつ、EGYPTAIRの免税店の店舗からのショッピング・サービスを提供し、新規のお客様の取り込みを目指すことができます。例えば、EGYPTAIRの免税店のお客様は支払いをすべて、IBM Cloudと連動した安全なPOSを介して行うことができます。
EGYPTAIRはIBM Cloudを使用することで、商用製品では最高レベルのセキュリティー認証1に裏打ちされたコンフィデンシャル・コンピューティングおよび暗号化機能など、業界をリードするIBMのセキュリティー機能を活用できます。IBMのセキュリティー機能により、企業は独自の暗号化鍵の制御を維持できるため、IBMのお客様だけが自らのデータへアクセスできるようになります。
この取り組みの一環として、IBMは、IBM Cloud上で実行されるビジネスのためのAIアシスタントである「IBM Watson Assistant」を使用して、EGYPTAIR免税店のデジタル・サービスを強化するためのテクノロジーと業界の専門知識を提供します。 AIアシスタントは、EGYPTAIR免税店のお客様に差別化されたショッピング体験を提供するように設計されており、機内での注文、支払い、配達など、免税店のWebサイトを通じてオンライン・ショッピングを行えるようになり、スムーズな小売体験を提供します。
EGYPTAIR Duty Freeの会長兼CEOであるレダ・メトワッリー(Reda Metwally)氏は、次のように述べています。「新しいテクノロジーにより、自社のサービスを再創出し、お客様のために新しい選択肢を数多く開拓できます。IBMとSAPのテクノロジーを利用することで、当社はお客様やサプライヤーからのニーズの進化に対応できるよう、サプライチェーンを通じて業務をモダナイズします」
IBM Cloudのゼネラル・マネージャーであるハリシュ・グラマ(Harish Grama)は、次のように述べています。「EGYPTAIRはハイブリッドクラウドのアプローチを選択し、IBM Cloudへ移行することで、安全で強化された小売店でのカスタマー・エクスペリエンスを提供できます。IBMには旅行業界内で変革を推進してきた数十年の経験があり、EGYPTAIRが既存顧客のニーズを満たすために業務をモダナイズする支援ができることを楽しみにしています」
この両社の協業は、エジプト政府のデジタル・トランスフォーメーション・ロードマップに沿ったEGYPTAIRの戦略の枠組みの中で行われ、デジタル化およびパーソナライズされたカスタマー・エクスペリエンスを実現します。
IBMには航空業界だけでなく、世界中の主要な旅行会社および輸送会社と連携してきた長い歴史があります。IBMとEGYPTAIRとの協業は数十年におよび、主力業務をIBMのハードウェア、ソフトウェア、クラウド上でホストしています。
以上
1 IBM Hyper Protect Crypto Serviceをベースとした、FIPS 140-2レベル4認定ハードウェア上に構築された、業界で唯一のサービスです。
IBM Cloudについて
IBMのパブリッククラウド「IBM Cloud」は、ビジネスのための最もオープンで安全な、パブリッククラウドとして設計されています。これにより、グローバル企業がビジネスとそのお客様の進化するニーズに対応するために、クラウドでのビジネス・アプリケーションのモダナイズおよび新規構築が、これまで以上に容易になります。IBM Cloudオファリングには、お客様のワークロード要件に合わせて、ベアメタルから、VMware、仮想プライベートクラウド(VPC)、IBM Power Systemsの仮想サーバー製品に至るまで、SAP認定インフラストラクチャーの幅広いポートフォリオが含まれています。実動レベルのSAP認定VMware環境とSAP認定Power Systems仮想サーバーを提供する唯一のクラウド・プロバイダーです。
詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja/cloudをご覧ください。
当報道資料は、2021年3月10日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2021-03-10-EGYPTAIR-Tourism-and-Duty-Free-Co-Lands-Cloud-Contract-with-IBM
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Cloud、IBM Watsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。VMwareは、VMware, Inc.またはその子会社の米国およびその他の地域における登録商標または商標です。
IBMとEGYPTAIR Tourism & Duty Free Co.(以下、EGYPTAIR)は本日、EGYPTAIRがIBMのパブリッククラウドである「IBM® Cloud」を活用して、EGYPTAIRの免税店のバックエンド・オペレーションを拡張およびモダナイズし、SAP Travel Retail Systemをホストするという契約に合意したことを発表しました。EGYPTAIRは、IBM Cloudを採用し、旅行者のショッピング体験向上のためのAI技術として「IBM Watson Assistant」を活用します。
新型コロナウイルスの影響により、航空業界は新たなサービスの開発や、お客様満足度向上につながる新しい顧客体験の創出を可能にする新しいテクノロジーを模索し始めました。EGYPTAIRは、自社が運営する免税店の基幹システムを提供するクラウド・アーキテクチャーのテクノロジー・プロバイダーとしてIBMを選択しました。
IBMのハイブリッドクラウドのアプローチにより、EGYPTAIRはERPワークロードをIBM Cloudへ移行します。これにより、EGYPTAIR Airlinesおよびスターアライアンス加盟企業によるフリークエント・フライヤー・プログラムとのつながりを維持しながら統合を進めつつ、EGYPTAIRの免税店の店舗からのショッピング・サービスを提供し、新規のお客様の取り込みを目指すことができます。例えば、EGYPTAIRの免税店のお客様は支払いをすべて、IBM Cloudと連動した安全なPOSを介して行うことができます。
EGYPTAIRはIBM Cloudを使用することで、商用製品では最高レベルのセキュリティー認証1に裏打ちされたコンフィデンシャル・コンピューティングおよび暗号化機能など、業界をリードするIBMのセキュリティー機能を活用できます。IBMのセキュリティー機能により、企業は独自の暗号化鍵の制御を維持できるため、IBMのお客様だけが自らのデータへアクセスできるようになります。
この取り組みの一環として、IBMは、IBM Cloud上で実行されるビジネスのためのAIアシスタントである「IBM Watson Assistant」を使用して、EGYPTAIR免税店のデジタル・サービスを強化するためのテクノロジーと業界の専門知識を提供します。 AIアシスタントは、EGYPTAIR免税店のお客様に差別化されたショッピング体験を提供するように設計されており、機内での注文、支払い、配達など、免税店のWebサイトを通じてオンライン・ショッピングを行えるようになり、スムーズな小売体験を提供します。
EGYPTAIR Duty Freeの会長兼CEOであるレダ・メトワッリー(Reda Metwally)氏は、次のように述べています。「新しいテクノロジーにより、自社のサービスを再創出し、お客様のために新しい選択肢を数多く開拓できます。IBMとSAPのテクノロジーを利用することで、当社はお客様やサプライヤーからのニーズの進化に対応できるよう、サプライチェーンを通じて業務をモダナイズします」
IBM Cloudのゼネラル・マネージャーであるハリシュ・グラマ(Harish Grama)は、次のように述べています。「EGYPTAIRはハイブリッドクラウドのアプローチを選択し、IBM Cloudへ移行することで、安全で強化された小売店でのカスタマー・エクスペリエンスを提供できます。IBMには旅行業界内で変革を推進してきた数十年の経験があり、EGYPTAIRが既存顧客のニーズを満たすために業務をモダナイズする支援ができることを楽しみにしています」
この両社の協業は、エジプト政府のデジタル・トランスフォーメーション・ロードマップに沿ったEGYPTAIRの戦略の枠組みの中で行われ、デジタル化およびパーソナライズされたカスタマー・エクスペリエンスを実現します。
IBMには航空業界だけでなく、世界中の主要な旅行会社および輸送会社と連携してきた長い歴史があります。IBMとEGYPTAIRとの協業は数十年におよび、主力業務をIBMのハードウェア、ソフトウェア、クラウド上でホストしています。
以上
1 IBM Hyper Protect Crypto Serviceをベースとした、FIPS 140-2レベル4認定ハードウェア上に構築された、業界で唯一のサービスです。
IBM Cloudについて
IBMのパブリッククラウド「IBM Cloud」は、ビジネスのための最もオープンで安全な、パブリッククラウドとして設計されています。これにより、グローバル企業がビジネスとそのお客様の進化するニーズに対応するために、クラウドでのビジネス・アプリケーションのモダナイズおよび新規構築が、これまで以上に容易になります。IBM Cloudオファリングには、お客様のワークロード要件に合わせて、ベアメタルから、VMware、仮想プライベートクラウド(VPC)、IBM Power Systemsの仮想サーバー製品に至るまで、SAP認定インフラストラクチャーの幅広いポートフォリオが含まれています。実動レベルのSAP認定VMware環境とSAP認定Power Systems仮想サーバーを提供する唯一のクラウド・プロバイダーです。
詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja/cloudをご覧ください。
当報道資料は、2021年3月10日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2021-03-10-EGYPTAIR-Tourism-and-Duty-Free-Co-Lands-Cloud-Contract-with-IBM
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Cloud、IBM Watsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。VMwareは、VMware, Inc.またはその子会社の米国およびその他の地域における登録商標または商標です。
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