LGBTQもありのままで未来を選べる社会をつくりたい!~渋谷区のふるさと納税型クラウドファンディングにて寄付の受付を開始
LGBTQに関する教育や就労支援を行う「認定NPO法人ReBit」は、2025年10月15日より東京都渋谷区の「ふるさと納税型クラウドファンディング」にて寄付の受付を開始いたしました。

渋谷区が実施する「ふるさと納税型クラウドファンディング」とは、区に認可された団体が、地域の課題解決を目指して資金を募る仕組みです。特定のプロジェクトにふるさと納税として寄付することで、誰でも地域の課題解決に貢献することができます。
■ 渋谷区 ふるさと納税型クラウドファンディング:LGBTQもありのままで未来を選べる社会づくり
「“オカマ”と石を投げられて、いじめを受けたが、先生に相談しても聞いてもらえなかった」
「お母さんにカミングアウトしたら、“産んでごめん”と泣かれた」
「就活面接でカミングアウトしたら“帰れ”と言われた」
人口の約3〜10%ともいわれるLGBTQは、学校・就労・暮らしのあらゆる場面でさまざまな困難に直面しています。特に10代では、2人に1人がこの1年で自殺を考えたという深刻な現実があります。

認定NPO法人ReBitは、2009年より「LGBTQもありのままで未来を選べる社会」の実現を目指して活動しています。
代表の藥師実芳は、女性として生まれ、男性として生活するトランスジェンダー男性です。
幼少期から性別違和を抱えながら誰にも相談できず、高校時代には自殺未遂を経験しました。「誰かと違う」と悩む子どもたちに「あなたのままで大人になれる」と伝えたい――その思いから20歳でReBitを設立しました。
以来、「学ぶ・働く・暮らす」 の3つの分野で、学校での教育活動や就労支援、自治体と連携したまちづくりなど、多角的な取り組みを進めています。

ReBitは、2023年、2024年に引き続き、今年(2025年)度も渋谷区の「ふるさと納税型クラウドファンディング」の対象団体に採択されました。クラウドファンディングを利用して、LGBTQもありのままで未来を選べる社会を目指し、学校での啓発活動や就労支援等を推進するため、寄付募集を開始します。
■概要
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寄付受付サイト:
https://furusato-shibuya.jp/cf/detail.php?unid=a04adad2e28485f1e7d92e8bf2aca575 -
寄付受付期間:2025年10月15日(水)~2025年12月31日(水)
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目標金額:700万円
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寄付の用途:いただいたご寄附は、「LGBTQもありのままで未来を選べる社会」 の実現に向けて、学校での啓発活動や就労支援など、「学ぶ・働く・暮らす」 の3分野における事業費および管理費として大切に活用します。

【認定NPO法人ReBit】
代表者 :代表理事 藥師実芳
所在地 :〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-26-2 新宿カメヤビル4階
設立 : 2009年12月(2018年7月認定NPO法人取得)
団体概要:
10代LGBTQの2人に1人が「死にたい」現状を変えたい。そんな想いから、「LGBTQもありのままで未来を選べる社会」をめざし、行政・学校・企業での施策推進や啓発(2,100回、31万人)や、LGBTQのキャリア支援(2万人)を行う。LGBTQかつ精神障害があるダブルマイノリティへの支援にも注力し、東京・大阪で就労移行支援事業所(福祉サービス)の運営。
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