i-nest capitalがヘッドレスERPプラットフォームを提供する「Tailor Technologies, Inc.」へ投資
i-nest capitalがヘッドレスERPプラットフォームを提供する「Tailor Technologies, Inc.」へ投資
i-nest capital株式会社(読み:アイ・ネスト・キャピタル、本社:東京都目黒区、代表:山中 卓、以下i-nest capital)は2025年11⽉、同社2号ファンドである「i-nest2号投資事業有限責任組合」を通じ、Tailor Technologies, Inc.(読み:テイラー テクノロジーズ、本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ、代表取締役:柴田陽、以下「Tailor」)への投資を実行いたしました。

■Tailorは、AI時代の「コンポーザブルERP」を実装するヘッドレスERPプラットフォーム
Tailor Technologies, Inc.は大企業向けに、個社ごとにテイラーメイドされた業務ソフトウェアを10倍速で開発できるプラットフォーム「Tailor Platform」と、「Tailor Platform」上に構築されたヘッドレスERP(APIベースのERP製品)を、変化に強く、迅速に対応できる業務オペレーション基盤として、エンタープライズ企業向けに提供しています。
Tailorは、モノリシック(単一構造)な従来型ERPに代わる柔軟なモジュール型アーキテクチャを提供し、企業が自社に最適な業務システムをAPIで自由に構成できる「コンポーザブルERP」を実現します。Tailorのヘッドレスアーキテクチャは、APIファーストの設計によりデータとロジック層をUIから分離し、業務プロセスやユーザー体験の柔軟なカスタマイズを短期間で実現します。また、標準機能、カスタマイズ機能問わずにネイティブにMCP(Model Context Protocol)に対応し、Tailor側の追加工数なしで他社製AIエージェントとの連携が容易となり、AIによるインテリジェントな業務自動化を支援します。Tailorのコンポーザブルアーキテクチャにより、在庫、購買、出荷、会計、オムニチャネル管理といった業務モジュールを柔軟に組み合わせ、従来のERPの制約を排除し、スキーマ駆動・APIファーストな設計により、自社独自のUI構築や既存システム連携を可能とします。
今回の資金調達により、Tailorは柔軟でモジュール化されたERPプラットフォームの開発をさらに加速させるとともに、国内外のエンタープライズ企業への導入を一層推進していきます。
■i-nest capitalは豊富なノウハウ&ネットワークで成長を支援
ERPや基幹業務システムの領域は、企業規模・業界特性ゆえに参入障壁が高く、かつ一度プロダクトマーケットフィットを実現できれば、長期にわたる大きな価値創造が期待できる領域です。i-nest capitalでは、AIやクラウドネイティブ技術を活用し、産業構造の変革や新たなソフトウェアレイヤーを創出するスタートアップへの投資を重点領域としており、Tailorはまさにその中核を担う存在になりうると考えています。
Tailorは、日米におけるエンタープライズ案件の開拓実績、ヘッドレス×コンポーザブルという先進的なアーキテクチャ、そして連続起業家である柴田氏率いる経営チームの実行力を兼ね備えています。i-nest capitalは、今回の出資に加え、パートナー陣のネットワークや知見を活かし、日本およびグローバル市場でのTailorの事業成長と企業価値向上に貢献してまいります。
■Tailor Technologies, Inc.(テイラー テクノロジーズ)
・Webサイト: https://www.tailor.tech/
・連絡先 : press@tailor.tech
・設立 :2022年7月
・代表者 :CEO 柴田陽(しばた よう)
■i-nest capital株式会社(アイ・ネスト・キャピタル)
・Webサイト :https://www.i-nestcapital.com
・連絡先 :info@i-nestcapital.com
・設立 :2019年5月
・代表者 :代表パートナー 山中 卓(やまなか たかし)
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