【登壇報告】Craif BioAI Summit 2025に弊社代表が登壇しました
2025年9月30日(火)に開催された、「Craif BioAI Summit 2025」
(主催:Craif株式会社)にて、弊社代表・福本 英が登壇いたしましたことをご報告いたします。
本サミットは、バイオAIという最先端のディープテック分野における技術と社会実装をテーマとし、グローバルな技術動向や、次世代テクノロジーが医療・経済・社会に与える構造的な変化、新たな市場機会について議論いたしました。
プロサッカー選手で投資家である本田圭佑氏(Craif社外取締役)に加え、経済産業省の方や慶應義塾大学医学部特任助教の加藤容崇氏など、産官学の有識者が集結する注目のイベントとなりました。
弊社からは、「事例から学ぶ成功する組織の特徴」と題し、当社が提携するベンチャーキャピタル(VC)の投資先スタートアップ企業への採用支援実績に基づき、ディープテック企業が「日本発の技術で世界で勝つ」ために不可欠な組織基盤と採用戦略について講演を行いました。


講演内容
テーマ:事例から学ぶ成功する組織の特徴

多くのDeepTechスタートアップが陥りがちな課題などをご紹介した上で、成長するDeepTechスタートアップの組織・採用の特徴の共通項として、以下の4点をメインで挙げました。
1. 技術とマーケットをつなぐ「シームレスな組織基盤」の早期構築
技術先行型に陥ることなく、研究開発部門と事業開発・マーケティング部門がシームレスに連携することで、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)を見極めながら最速でのスケールを実現できる。
2. 明確な役割分担と専門性を持つ「リーダーシップの最適配置」
創業メンバーや技術責任者だけでなく、事業責任者やPM(プロジェクトマネージャー)といった、非技術面を統率するマネジメント人材を適切に配置することで、意思決定のスピードを維持するガバナンスを整えている。
3. 資本/キャッシュフローをベースにした堅実かつ攻めの採用・成長戦略の設計
資金調達ラウンドの見通しを踏まえて、攻めの採用を行いつつも過剰拡張は避け、事業成長に必要不可欠なポストとチャレンジングなポストをバランスよく埋めている。
4. 強いカルチャー/価値観とビジョン志向
技術の深さ・社会性・インパクトなど、DeepTechならではのビジョン/ミッション/バリューを明確に持ち、それが組織文化として1人1人に根づいている。

その他にもCraif社がなぜ「世界で勝てるチーム」と言えるのか、「世界で勝てるチーム」を生み出す採用の裏側などについても紹介いたしました。
イベントのURLはこちら
https://craif.com/summit/bioai-summit-2025
株式会社ノックラーンは、今後もスタートアップ企業の最も重要な課題である「組織と人材」の成長を支援し、日本発の技術が世界で勝利するための事業基盤構築に貢献してまいります。
採用戦略設計からハイレイヤー人材の採用まで一気通貫で今後も支援し、スタートアップ企業を人材の面から盛り上げていきます。

関係者の皆様、そしてご参加くださった皆様に、心より御礼申し上げます。

Craif BioAI Summit 2025とは

「Craif BioAI Summit 2025」は、生命科学(バイオテクノロジー)と人工知能(AI)の融合領域である「バイオAI」に焦点を当て、その最先端技術と社会実装の課題、そして日本発の技術が世界で勝つための道筋を議論するために開催されたサミットです。
がんをはじめとする疾病の予防・早期発見・治療に新たな道を切り拓き、国民の健康寿命延伸と医療制度の持続可能性確保に貢献することを目指し 、「バイオAIが創る未来」を主要テーマに議論するイベント。
主催:Craif株式会社
イベントのURLはこちら
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