9000キロを旅した、1枚のTシャツ
国境を越え、人と想いをつないだ感動のストーリー
カスタムウェアの販売・製作を手がける株式会社フォーカス(本社:山梨県甲斐市、代表取締役 常松憲太)は、オーストラリア事業進出プロジェクトとして展開する「T-shirt Printing Lab」において、2025年9月、初のオーダー商品をお客様へ直接お届けする取り組みを実施しました。本件は、日本から約9,000キロ離れたオーストラリアの地で、Tシャツ1枚が人と人をつなぎ、国境を越えた感動を生んだストーリーです。
■ オーストラリア事業進出プロジェクトについて
株式会社フォーカスのオーストラリア事業進出プロジェクトは、2024年7月に社内でチームが結成され、本格的に始動しました。
2025年1月には、現地市場調査および印刷工場視察のため、社長および初期プロジェクトメンバーが初渡豪。この訪問の際、ニュージーランドに本社を持つTシャツボディメーカー「AS Colour(豪州オフィス:メルボルン)」の紹介により、クイーンズランド州ブリスベンに拠点を構えるオーストラリア最大の衣類印刷工場「Queensland T-shirt Company(以下 QTCo)」を訪問する機会を得ました。
品質・信頼性・スピーディーなサービスを大切にしているQTCoは、約30年にわたるファミリービジネスです。「Our People are Our Power(スタッフ一人ひとりがQTCoの力の源)」を理念に掲げる同社の姿勢に深く共感し、パートナーシップを築くこととなりました。
■ オーストラリア事業の歩み
2024年7月:フォーカス社内で「オーストラリア事業進出プロジェクト」結成
2025年1月23日:代表取締役 常松、初期プロジェクトメンバーが現地調査のため初渡豪
2025年4月10日:代表取締役 常松 再オーストラリア訪問、QTCoとの連携を正式決定
2025年7月9日:オーストラリアにて会社登記完了、「T-shirt Printing Lab」設立
2025年7月17日:QTCoと業務提携契約を締結
2025年9月1日:公式サイト公開・運用開始

■ 初オーダー、そして「直接お届け」というミッション
サイト公開から10日後の2025年9月10日、ついに記念すべき初オーダーが入りました。
オーダー内容はTシャツ1枚。添付されていたのは、クラシックカーのスケッチと「Ollie」と書かれたナンバープレートのデザインでした。
実は本プロジェクトには、発足当初から 「最初のお客様には、必ず直接商品をお届けする」 というミッションがありました。
お客様は南オーストラリア州アデレード近郊にお住まいのDavid様。さっそくQTCoで印刷されたTシャツとともにゴールドコースト在住の現地担当・鈴木が商品を直接お届けしたい旨をメールでお伝えしました。すると「え!わざわざゴールドコーストからアデレードまで!?」と、大変驚かれた様子でした。それもそのはず。その距離は、約2000キロにも及ぶのです。(オーストラリアは日本の国土の22倍)しかし、このミッションに込めた想いを丁寧にご説明させていただいたところ、David様は快くご了承くださり、私たちの「直接お届け」というミッションは第一歩を踏み出す事ができたのです。

■ 9000キロの物語がつながった日
2025年9月23日、ゴールドコーストから2000キロのフライトを経て、アデレード空港に到着。そこから車を30分ほど走らせた静かな静かな住宅街の一角に建つ大きなお宅で、スケッチと同じ車が駐車されているのが目に飛び込んできた瞬間、「David様に間違いない」と確信しました。
しっかりと閉まっている建物の門からかなり離れたところにドア(玄関)が見えますがインターホンはありません。しばらくどうしたものかと考えていると、外の様子を感じ取ってか、David様ご夫妻が出てきてくれ、感動的な対面が実現した瞬間となりました。
その後、庭先のポーチで、なぜTシャツ1枚を直接届けに来たのか、そしてこの物語が日本の山梨県にあるフォーカスという会社から始まっていること。よって、このTシャツデリバリーに込めた想いと感謝は実際約9,000キロを経てここに至っている、と言うことをお話しました。
「そんな素晴らしいストーリーの第一号カスタマーになれたことを、とても光栄に思います」
そう語ってくださったお言葉は海を渡り、しっかりと山梨の本社にも届きました。

■ Tシャツに込められた“想い”
デザインのモチーフとなった車は、ドイツ生まれのレトロカー「Goggomobile(ゴゴモビル)」。
世界中に愛好家コミュニティが存在し、古い部品を使いオリジナルカーへと仕上げていく楽しみ方もあるそうです。オーストラリアでは完成した車に名前を付け、ナンバープレートにする文化があるとのことで、今回のTシャツは、友人のHoward様が完成させた車「Ollie」を祝うために制作された特別な記念品。偶然にもGoogle検索で見つけた「T-shirt Printing Lab」にご注文くださったことが、この出会いのきっかけとなったのです。
■ 世界へ広がる、小さな奇跡
その後、この出来事は、David様の記事として、Goggomobileコミュニティのニュースレターに「T-shirt delivery by a stranger(ストレンジャーによるTシャツ配達)」というタイトルで掲載され、ヨーロッパ、北米、南アフリカなど、世界中の仲間たちへと共有されました。
山梨県からスタートした物語が、Tシャツ1枚に想いとして込められ、国境を越え、さらにはお客様が大切にする世界中のコミュニティへと届いたのです。


■ オリジナルプロダクトが持つ力
お客様の「つくりたい」という想いが形になり、手元に届くまで。そこには、関わるすべての人の情熱、技術、時間が重なっています。
フォーカスは、「集う価値に彩りを」という理念のもと、オリジナルプロダクトが持つボーダーレスな力を信じ、これからも世界中のお客様の大切な時間に寄り添いながら、笑顔と感動にそっと彩りを添え続けていきます。
【株式会社フォーカスについて】
2009年 現代表取締役の常松憲太が、前職の経験を経て独立し、株式会社フォーカスを設立。当初は、BtoBのグッズ販売が事業の中心であり、現在主力のプリントTシャツ事業のシェアは、全体売上高の約3割程度でした。その後、プリントTシャツを注文した高校生たちから、たくさんの手紙や写真を通じて感謝のメッセージを受け取り、これまでビジネスライクに考えていた自分の世界観が変わり、プリントTシャツ事業に特化しました。発注者を喜ばせることだけを考えていたが、プリントTシャツを通じて、高校生たちの思い出を作る価値を提供していることに気づき、社会の利得を優先した事業を行う決断をしたのが、2012年のことです。2014年には、EC販売をスタートさせ利益の平準化に成功。2020年コロナ禍の影響により、売上高が大きく減少、社員の相次ぐ退職で倒産の危機に見舞われましたが、当時中小事業向けに実施された融資を原資として、プリント自社工場に設備投資を行い、さらに社員の年収を1人平均100万円アップしました。その結果、2021年の売上高は目標の1.5倍を達成し、会社の早期立て直しを実現できました。2025年9月から、フォーカス初の海外展開をオーストラリアで開始しました。オーストラリアでの実績をもとに、今後も海外展開を拡大していく予定です。私たちは、社員一丸となり、さらなる成長を目指して日々新しいチャレンジを続けています。
■直近の売上推移
2019年 12.6億円
2020年 9.9億円
2021年 14.7億円
2022年 20.6億円
2023年 29.2億円
2024年 32.9億円

■会社概要
企業名 :株式会社フォーカス
本社所在地 :山梨県甲斐市篠原984-1
電話 :055-278-2311
代表取締役 :常松 憲太
設立 :2009年5月14日
資本金 :8,500万円
従業員数 :129名(2024年12月31日時点 グループ合計)
事業内容 :オリジナルプリントウェアの販売
事業所 :グループ会社(プリントセンター)
株式会社フォーカスクリエイティブ
静岡県浜松市浜名区新原4214-2
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