神戸市で、スマホアプリを活用し街の移動と消費を促す実証実験を開始
~街を散策しポイント獲得・お得なクーポンに交換。アプリダウンロードでどなたでも利用可能~
スマートフォン専用アプリ(無料)をダウンロードしたユーザーは、街を回遊することで付与されるポイントを、提携店舗・施設で利用できるクーポンに交換できます。アプリユーザーの嗜好に合わせて、例えば三宮のスイーツやカフェなど魅力的な情報の配信と配信したエリアで利用できるお得なクーポンの発行により、移動する付加価値を高めることで人の流れ(回遊)を促し、街の活性化に繋がるサービスの実現を目指しています。
今回の実証実験は、2022年12月に三宮、ウォーターフロントで行った実証実験を踏まえ、サービスエリアを拡大します。また、地域情報サイトと連携したお出かけニュース※3や、SNS映えするようなおすすめスポット※4の配信も行い、移動を促すコンテンツの充実を図ります。さらに、店舗・施設向けにはWEBブラウザで来街者の回遊状況をリアルタイムに閲覧できるダッシュボード機能を新たに開発し導入します。これにより、店舗や商店街、施設のご担当者様がダッシュボードを確認しながら、来店率が低い時期・時間帯に合わせてタイムリーにクーポンを発行するなど、効率的な集客につながると考えています。
デンソーテンは、KOBEスマートシティ推進コンソーシアムの一員として、行政・プロジェクト加盟各社とともに賑わい創出プロジェクトに取り組んでおり、今年度、神戸市Be Smart KOBE助成事業として選定されています。
【実証実験概要】
実施期間 | 2023年10月1日~12月25日 |
エリア | 兵庫県神戸市中央区 (三宮、元町、神戸駅前・ハーバーランド、ウォーターフロント、北野など) |
対象者 | 神戸市来街者(一般ユーザー) ※以下、アプリダウンロード用のQRコードを掲載しています。 |
対応スマートフォンOS | Android、iPhone(iOS) |
【回遊性向上サービス「Be Kobe Fun!」アプリダウンロード用QRコード】
【回遊性向上サービス「Be Kobe Fun!」に取り組む背景】
神戸市街エリアでは、都心・三宮再整備、バスターミナル整備、ウォーターフロント開発、さらに神戸空港の国際空港化など、街のハード面の開発が計画されています。一方、市民や観光客が安心して街を楽しみ移動と消費行動を活性化させるための、ソフト面の充実も必要だと考え、今回の取り組みを開始しました。
※1: KOBEスマートシティ推進コンソーシアム:
2022年3月に発足した、企業・行政・研究機関などの共創による推進体制です。
https://www.city.kobe.lg.jp/a93584/smartcity/konso-siamu.html
※2: 賑わい創出プロジェクト:スマートシティサービスにより神戸の街の賑わい創出・活性化を推進するプロジェクトです。
参加企業・団体:株式会社神戸新聞社、株式会社神戸デジタル・ラボ、TOA株式会社、株式会社デンソーテン、西日本電信電話株式会社、神戸市
※3: 株式会社神戸新聞社、神戸ジャーナル(株式会社ジャーニージーン)のコンテンツと連携します。
※4: おすすめスポットは、小代薫建築事務所 主宰/神戸大学経済経営研究所 特命講師小代薫様からご提供いただいた情報を含みます。
デンソーテングループは、企業ビジョン「VISION2030」の実現に向けて、人と地球に優しい製品でクルマの魅力を高める「クルマの価値向上」や、移動の課題を解決し人々の生活を豊かにすることに貢献する「生活の価値向上」への取り組みを具体化していきます。人・モノ・モビリティなど、“移動”の困りごとを解決する『モビリティソリューションパートナー』を目指し、「環境にやさしいモビリティ社会」「安心・安全なモビリティ社会」の実現に貢献していきます。
今回の取り組みを通じて、以下のSDGsの達成を目指します。
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