「マイボトル洗浄機」が2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)「Co-Design Challenge」プログラムに選定
象印マホービン株式会社が株式会社中農製作所(本社:大阪府東大阪市、代表取締役会長:中農 康久)と共同開発中の「マイボトル洗浄機」が、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が推進する「Co-Design Challenge」プログラムに採択されました。
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。会場で使う備品を、大企業や中小企業が協力し、デザイン性に優れ、環境に配慮し持続可能性があるものを作ることにしています。
運営参加特別プログラム「Co-Design Challenge」では、「1.万博を機会として、新しい「何か」をつくること」「2.共創の取組であること」「3.デザイン視点で取り組むこと」「4.大資本でなくても取り組めること」を特徴とした「Co-Design Challenge」への提案募集をしていました。58の企業・団体から計79件の提案があり、選定委員会にて12件が選定されました。
今回選ばれた12事業は、万博の「Expo Outcome Design Committee」のメンバーがアドバイザーとして協力しながら開発を進め、大阪・関西万博での実装を目指します。
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会のプレスリリース:
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20230307-01/
- 「マイボトル洗浄機」開発背景
象印マホービン株式会社では、「マイボトルのある暮らし」を通して健康的なライフスタイルを呼びかけるとともに、持続可能な社会を目指す取り組みを2006年より続けています。
商品パッケージにも印刷されている“バトンを⼿渡すマーク”には、いまを⽣きる私たちみんなで⽇常のゴミを減らし、健やかな環境を未来へ贈ろうという願いが込められています。
どこでも好きな場所で好きな飲み物を飲むことができ、環境にやさしいマイボトルは、多くの方々にご使用いただいております。
⼀方で、マイボトルを持ち歩く際の不満要素として、持ち運び時の重さ、中身を準備する手間、中身が無くなって追加する時に外出先で洗えない、などが挙げられます。そこで、マイボトルを持ち歩く際のデメリットである「洗浄の手間」を解決するため、2021年に中農製作所と「マイボトル洗浄機」を共同開発しました。引き続き実証実験と試作を繰り返し、商品化を目指してまいります。
過去のニュースリリース:
マイボトルへドリンクを提供する実証実験を開始
~近畿大学の“キャンパス内完全ペットボトルレス”実現をめざして~
https://www.zojirushi.co.jp/corp/news/2021/211124/renkei.pdf
すべての画像