ソラストグループの保育園に広がるDX化

株式会社こころケアプランがICTサービス「ルクミー」を導入しました

医療事務や介護、保育、教育サービスを提供する株式会社ソラスト(本社:東京都港区/代表取締役社長CEO:藤河 芳一／以下、ソラスト)のグループ会社「株式会社こころケアプラン」(以下、こころケアプラン)では、運営する保育園16施設において、保育サービスの質の向上と保育現場の業務負荷軽減を目的に、保育施設向け総合ICTサービス「ルクミー」を2023年5月より本格運用を開始しました。

こころケアプランは、「こどもたちとおとなたちの“えがお”あふれる保育園」を理念に掲げ、東京都を中心に認可保育所等を運営しています。このたび導入するICTサービス「ルクミー」は、ユニファ株式会社が開発・提供しているサービスで、登降園管理や保護者との連絡帳、専用アプリを活用したフォトのほか、帳票管理やシフト管理など複数のサービスが備わったシステムです。

中でも園児のお昼寝を見守る「午睡チェック」(以下の写真参照)は、園児の衣類に“ボタン式センサー“を取り付け、うつ伏せ寝や体動静止状態が続いた場合には、専用アプリがアラートで保育士へお知らせするICTツールです。

園児の衣類に“ボタン式センサー”を装着。5分間隔で記録していたチェック表への入力業務が自動化され、業務負荷の軽減につながっています。

センサーによる検知と「保育士による目視」のダブルチェックで、今まで以上に保育サービスの質の向上を図ります。

なおソラストでは、グループ会社運営の保育園に先がけ、2022年4月よりルクミーを導入しており、今では多くのスタッフの業務負荷が軽減し、心と時間にゆとりがもてるようになりました。また、連絡帳機能の活用で、保護者とのコミュニケーションが円滑に進むなど、保育サービスの質が向上しています。

これからもソラストグループの保育園は、DX推進と人材育成にさらに力を入れ、地域のみなさまから信頼され、選ばれ、そして愛され続ける保育園づくりに取り組んでまいります。

• 保育現場のICT化のメリット一例

＜業務負荷の軽減＞

・帳票類の「手書き」から解放

・紙媒体の管理が不要 （情報漏洩のリスク低下）

・記録データの一元管理

＜保育サービスの質の向上＞

・業務の効率化で保育に集中

・スタッフ同士の情報共有が可能

・記載漏れや転記漏れの防止

＜保護者の満足度向上＞

・スマートフォンのアプリで、 園とタイムリーに情報交換できる

・子どもの成長を写真や動画で保護者と共有

• 導入する「ルクミー」のサービス一覧

サービス名	サービス内容
ルクミークラスボード	クラス運営に必要なさまざまな情報を一元管理できるサービス。連絡帳と登降園を連携することで、体温・睡眠・食事・排便などの記録、お迎え予定などが記録されます。
ルクミー連絡帳	保育施設と保護者の連絡をスムーズにするツールサービス。体温や食事などの記録はクラスボードから自動で転記します。
ルクミーおたより	保育施設からのおたより・お知らせを保護者へ確実にスピーディに一斉送信できるサービス。
ルクミー帳票管理	指導計画や保育日誌などを監査対応した形でデータ化し、管理できるサービス。
ルクミー園児メモリー	園児の基本情報や成長記録、発達記録などを一元管理できるサービス。
ルクミーフォト	専用アプリで撮影すると、写真のアップロードやクラス分け、販売、決済、プリントまで自動化される写真販売サービス。
ルクミードキュメンテーション	ルクミーフォトと連携し、保育の振り返りを手間なく行えるサービス。
ルクミー午睡チェック	午睡センサーで乳幼児のお昼寝(午睡)中の体の向きを検知し、アプリによって自動で記録するサービス。
ルクミーシフト管理	自動入力によって保育者のシフトの素案作成が簡単にできるサービス。
ルクミー登降園	園児の登降園時間を記録・管理するサービス。
ルクミー請求管理	延長保育料を自動計算し、請求書の作成・発行、保育者への通知を行うサービス。