福島国家石油ガス備蓄基地における平成27年度長崎県石油コンビナート等総合防災訓練の実施について
本訓練は、長崎県石油コンビナート等防災計画に基づき、特別防災区域福島地区において「地震発生に伴う負傷事例、ガス漏洩および火災等の災害」の発生を想定し、防災関係機関、特定事業所員の緊急連絡、応急対策の迅速かつ円滑な実施および防災意識の高揚を目的としています。
訓練は、「午前10時、長崎県北部を震源とする震度6弱(松浦市)の地震が発生し、低温プロパンタンク上部で作業員が負傷した。また常温タンク付属配管フランジ部からLPガスが漏洩し、火災が発生した。
さらに余震が発生し、バース付近で点検していた作業員が海中に落下したうえ、停泊していたタンカー厨房で火災が発生し、乗組員1名が海中へ転落した。」との災害を想定し、実施されました。
当日は、参加防災関係機関14機関(長崎県、松浦市、陸上自衛隊、海上自衛隊、海上保安部、長崎県警察、松浦市消防本部等、参加人数 168名)による初期活動、情報収集・伝達、捜索・救出・救護・搬送、交通規制・船舶航行制限、広報活動、被害状況・空中偵察、現地本部等設置・運営、消火活動等の各種訓練が実施され、正午頃、無事終了しました。

■福島国家石油ガス備蓄基地の概要
平成17年9月 基地完成・操業開始平成20年8月 目標備蓄量(約20万トン)達成
http://www.jogmec.go.jp/about/domestic_008-02.html?mid=pr_151104
常温タンクフランジ付近火災消火活動訓練
常温タンクフランジ付近火災消火活動訓練
低温タンク上部の負傷者救出訓練
海中転落作業員救出訓練(海上自衛隊)
海中転落乗組員救出訓練(海上保安部)
タンカー厨房火災消火訓練
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000064.html?mid=pr_151104
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