ラピュタロボティクス、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」の機能をさらに拡張
~「渋滞回避」「ダッシュボードのアップデート」ならびに「定点搬送機能」の追加で、より現場で活用できるロボットへ~
■ラピュタPA-AMRのさらなるアップデート、機能追加の背景と目的
ラピュタPA-AMRは2020年7月に商用化して以来、多くのお客様にご利用頂けるようになり、ラピュタPA-AMRを導入いただく機会も増えている中で、物流現場における課題やロボットのさらなる活用方法などを相談いただく機会が多くありました。そうした中、2023年4月には、Put to Light(誤ピッキング防止アシスト)機能の追加を実現いたしました(参考プレスリリース:ラピュタロボティクス、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」に誤ピッキングを減らし、生産性を向上させるアシスト機能「Put to Light (誤ピッキング防止アシスト)機能」を追加 https://www.rapyuta-robotics.com/ja/2023/02/21/pa-amr-ptl/)が、この度、お客様の声や市場ニーズへさらに応えるため、「渋滞回避」「ダッシュボードのアップデート」「定点搬送機能」の追加を実現いたしました。
■「渋滞回避」について
実稼働している物流倉庫において、オーダーが重なるような商品や棚付近にて複数のロボットが過剰な混雑を引き起こす事象がありました。この度のアップデートで追加された「ダイナミックピッキング機能」は、ロボット間で自動的に商品のピックアップ順を最適化することで渋滞を回避し、これまで以上の生産性の向上を実現します。
■「ダッシュボード」のアップデート
稼働現場におけるオーダーの優先度、進捗管理を可視化するダッシュボードに、今回のアップデートで「全体生産性」「個人生産性」「ピッキングエリアの状況がわかるヒートマップ」が追加されました。
■「定点搬送機能」について※
ピッキング以外の作業にも積極的にロボットを活用することができる「定点搬送機能」を用いてラピュタPA-AMRの活用範囲を広げることができます。
利用想定場面(検品所⇔仮置き場)
物流倉庫の検品所で検品済みの商品をラピュタPA-AMRに積み込み、発送場所(仮置き場)まで搬送します。搬送を終えたラピュタPA-AMRは検品所に自走して戻ります。
※定点搬送機能についてはオプションとなります。
ラピュタロボティクスは、今後も現場で使えるロボットサービスを通じて、人々の生活を豊かにすることを目指し、取り組みを加速してまいります。
■ラピュタロボティクスについて
ラピュタロボティクスは、アインシュタインをはじめ、数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)発のベンチャー企業です。「ロボットを便利で身近に」(Making robotics attainable and useful for anyone)をビジョンに掲げ、世界でも最先端の制御技術および人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」の開発と、「rapyuta.io」を弊社自身で活用した、ロボットソリューションの開発・導入・運用支援を行っています。世界20ヵ国以上から結集した、高い開発技術力を誇る優秀なエンジニアとバイリンガルでロボティクスに精通した営業チーム、カスタマーサクセスチームのタッグにより、お客様に最適なソリューションをご提案します。
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