quantum、AIを活用した新規事業伴走ツール「Generative Canvas」を開発、事業開発支援の一環として導入開始
「Generative Canvas」は、事業アイデアの簡単な概要を入力するだけで、リーンキャンバスが自動的に生成され、アイデアを整理、可視化することができ、アイディエーションやビジネスモデルの効率的な検討を可能にするものです。AIを活用した自動作成処理は、quantumがこれまで蓄積してきた新規事業開発支援におけるノウハウを盛り込んだプロセスを取り入れており、標準的な生成AIでは生まれることのない独自のアウトプットにより、新規性のあるビジネスアイデアの創出をサポートします。
quantumはこれまで数多くの新規事業開発に携わってきましたが、起業家や新規事業担当部署の多くは、事業アイデアはあっても、それらを多方面から整理すること、誰にでも伝わるように言語化すること、個人的な感情やバイアスを排除して客観性を担保することが難しい、もしくはそれらの作業に多くの時間を要してしまう、という共通の悩みを抱えていることを感じました。
quantumは、こうした悩みに幅広く応えていくべく、インキュベーションテクノロジーの開発に力を入れたいと考え、その一環として生成AIを活用した独自の新規事業伴走ツールの開発を進めてまいりました。
この度、スタートアップの組成、起業家支援や新規事業開発を並走中のquantumのパートナー企業のプロジェクトに、「Generative Canvas」の一部機能の試験導入を開始し、プロジェクトのスピード感向上や、チーム内での共有促進に既に一定の成果を上げております。今回の発表後もプロダクトの改善・進化を目指し、日々改良を重ねていく予定です。
quantumでは今後も、AIなど最新技術の活用やインキュベーションテクノロジーの開発にも継続的に取り組みながら、新規事業やスタートアップの連続的な創出、なめらかにスタートアップできる社会の実現に努めてまいります。
●「Generative Canvas」 について
新規事業における事業アイデア創出から仮説検証、実証実験、ピッチまで、さまざまな領域をAIによってサポートするquantum独自の新規事業伴走ツールです。AIを活用した自動作成処理は、quantumの新規事業開発支援におけるノウハウを盛り込んだプロセスを取り入れており、標準的な生成AIでは生まれることのない独自のアウトプットに挑戦しています。
現状実装しているのは、事業アイデアの概要を入力することで、自動的にリーンキャンバスを生成する一部機能ですが、今後はリーンキャンバス以外のアウトプットの実装を進め、事業開発をワンストップでサポートできるツールを目指していきます。
● 「Generative Canvas」開発者が登壇するquantum academyのご案内
quantumが立ち上げた、起業家のみならず、新規事業担当者やイノベーション推進に取り組む方々、社内起業を目指す方、あるいはCVCの方に向けた対話型のテーマ別研究会<quantum academy>。
次回は「事業創出の精度と速度を上げる、生成AI活用の可能性」をテーマに、米国シリコンバレーでのテック系のスタートアップ事業の経営に携わり、AIのビジネス活用を中心に活躍される、Truffle Technologies株式会社 代表取締役の高橋雄介さんをお招きし、本リリースにて発表した「Generative Canvas」の開発者がプロダクトの詳細にも触れながら、ビジネス業務におけるAI活用の可能性について語っていく予定です。
-----イベント詳細----------------
事業創出の精度と速度を上げる、生成AI活用の可能性。
2024年5月9日(木)19:00〜21:00 (18:30より開場・受付開始)
お申し込み・詳細:https://peatix.com/event/3925289/
●quantumについて (https://www.quantum.ne.jp)
quantumはクリエイティブ×テクノロジー×ビジネスを融合した新規事業開発によって、新しいプロダクト、サービス、ベンチャーを連続的に創り出すスタートアップ・スタジオです。2016年の創業以来、ベンチャービルダーとして自社事業を立ち上げるとともに、75社を超える企業やスタートアップ、大学等の研究機関と取組み、多様な新規事業を生み出してきました。
これからもquantumは起業家精神を大切にするカルチャーの中、ハードウェアやソフトウェアを問わない実装力とハンズオン投資&支援力を駆使して、あらゆる形でスタートアップの創出に挑戦していきます。
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