黒髪に有用なミネラル!?髪の色を決めるメラニン量と特定ミネラルが関連
~2017年 6月 2日(金) 第17回日本抗加齢医学会総会にて発表~
株式会社 毛髪クリニック リーブ21 (本社:大阪市中央区、代表取締役社長:岡村勝正、以下リーブ21)は、2019 年6 月14日(金)~ 16日(日) にパシフィコ横浜で開催された「第19回日本抗加齢医学会総会」において、「加齢白髪と黒髪の毛髪中ミネラルの関連について」を発表いたしました。
近年、「グレイヘア」というスタイルが流行しています。白髪イコール老いの象徴、隠すべきものという固定観念からの解放を後押しする流行語で社会現象になりつつありますが、白髪の見た目インパクトは強力であることは否めず、白髪に抵抗のある人が少なくないのもまた事実です。白髪と黒髪の違いはメラニン量の差であることが分かっています。加齢などの要因でこのメラニン量が減り白髪が生じます。加えて毛髪中のミネラル量が白髪と黒髪で異なることも知られています。そこでリーブ21では特定のミネラルが毛髪のメラニンや白髪化に関係するのではないかと考え、食事などから体内に取り込まれたミネラルが血液を介して毛髪へ蓄積する傾向を利用した「毛髪ミネラル分析」を用いて白髪と黒髪のミネラル量を評価しました。その結果、カルシウムやマグネシウムなど6種類のミネラルとメラニン量が関連することを以前報告(於:第17回日本抗加齢医学会)いたしましたが、その継続研究となります。
今回は40代~60代の男性の毛髪に焦点を絞り、加えて加齢が原因とは考えにくい白髪との比較も行いました。白髪という頭髪の老化現象に対してアンチエイジング効果を持つミネラルの存在が示唆されたと考えております。今後は、その関連メカニズムを引き続き研究し、商品開発にも活かしていく予定です。
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