真のスポーツ大国ニッポンを目指して。全米で絶賛されたユーススポーツコーチングの教科書、待望の邦訳!
「選手を育てるのは、問いであり、我慢であり、信頼である。指導者が背負っているのは選手の競技人生だけではない。人生そのものなのだ!」元ラグビー日本代表主将 廣瀬俊朗氏推薦!
株式会社東洋館出版社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:錦織圭之介)は、ユーススポーツコーチングで著名なジム・トンプソンが執筆した『ダブル・ゴール・コーチ 勝利と豊かな人生を手に入れるための指導法』を2021年8月31日に刊行します。全米で注目を集める指導法は、日本のスポーツ教育にとっても多くの示唆を与えてくれるはずです。
今、日本のユーススポーツ界が注目している1冊!
書籍サイトURL:https://amzn.to/3z8V9BW
一方で、「勝つこと」への執着は、ときに人をネガティブにさせます。スポーツ本来の楽しさを奪い、ただ辛く苦しいものへと変えてしまいます。
その影響を最も受けてしまうのが、ユーススポーツです。ユーススポーツにおいては「勝つこと」だけをゴールにしてしまうと、却って弊害を招いてしまうこともあるのです。指導者が「勝つこと」にこだわってしまうがあまり行き過ぎた指導によって、競技が嫌いになってそのままやめてしまい、スポーツを続ける機会を損なってしまうことになりかねません。その課題を解決するためには、「勝つこと」の他にもう一つのゴールを設定することが重要になってきます。
ユーススポーツの価値は、競技力を向上させ、「勝つこと」を目指すのはもちろん、同時にスポーツを通じて人間的な成長を促すことにあります。結果、将来選手として大成しなくても、人生においては必ず役立てられることがあります。相手に対する思いやりや、礼儀といった協調性や仕事で追い込まれたときに発揮できる力など、そのメリットは枚挙にいとまがありません。
もちろん、そんなことはわかっているよ、と思われている方もいるでしょう。しかし、実際にこのことを実現できている指導者や保護者はどれくらいいるのでしょうか。選手の成長よりも勝利に固執する指導者、自分の子どものレギュラーを優先させようとする保護者は、今でも少なからずいるのではないでしょうか。
「ダブル・ゴール・コーチ」は、先の二つのゴールを獲得するために、次の三原則を大切にしています。
1.「勝者」の再定義
スコアボード上の勝者(勝利至上主義)ではなく、努力や失敗などの過程を重要視する「熟達の勝者」を目指すことです。努力や失敗などの過程を重視することで、動機づけ(モチベーション)が高まり、競技に向ける意欲も向上することが多いのです。結果、もう一つのゴールである、「人間的成長」を促すことにも繋がります。
2.エモーショナル・タンクの補給
車の燃料タンクが空っぽだと目的地へたどり着けないことと同じように、子供も目標にたどり着くために「褒める」「感謝する」「良い行動に気付く」などポジティブなフィードバックをすることで感情のタンクを満たしてあげる必要があります。
3.競技に敬意を払うこと
ルールを守り、審判に声を上げず、対戦相手をリスペクトする。スポーツマンシップを超えたものを目指すのです。いくら素晴らしいプレーをしようとも、競技に敬意を払えなければ意味はないのです。
[著者プロフィール]
Jim Thompson(ジム・トンプソン)
スタンフォード大学アスレチック・デパートメント(スポーツ部を統括する独立部署)に設置された非営利組織 ポジティブ・コーチング・アライアンスの創始者。スタンフォード大学にて、リーダーシップ、コーチング、スポーツとスピリチュアリティに関する講義を行っている。主な著書に『ダブル・ゴール・コーチングの持つパワー』『セカンド・ゴール・ペアレント』(特定非営利活動法人 スポーツコーチング・イニシアチブ)がある。
[訳者プロフィール]
鈴木 佑依子(すずき ゆいこ)
1980 年愛知県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。大手総合商社に12年間勤務。うち4年間はマレーシアとシンガポールに駐在。世界各国との契約交渉を担当し、某国の外務大臣、エネルギー大臣の通訳含め、英和・和英の翻訳・通訳業務も行っていた。訳書に『ロジャー・フェデラー FEDEGRAPHICA』(東洋館出版社)がある。
[書籍情報]
書 名:ダブル・ゴール・コーチ 勝利と豊かな人生を手に入れるための指導法
著 者:ジム・トンプソン
翻訳者:鈴木 佑依子
判 型:A5判
頁 数:390
発売日:8月31日
価 格:税込2,200円(税10%)
ISBN:978-4491035901
発行元:東洋館出版社
URL:https://www.toyokan.co.jp/
Amazon:https://amzn.to/3z8V9BW
書籍サイトURL:https://amzn.to/3z8V9BW
- 「勝つこと」だけではない!? ユーススポーツに必要なもう一つのゴールとは?
一方で、「勝つこと」への執着は、ときに人をネガティブにさせます。スポーツ本来の楽しさを奪い、ただ辛く苦しいものへと変えてしまいます。
その影響を最も受けてしまうのが、ユーススポーツです。ユーススポーツにおいては「勝つこと」だけをゴールにしてしまうと、却って弊害を招いてしまうこともあるのです。指導者が「勝つこと」にこだわってしまうがあまり行き過ぎた指導によって、競技が嫌いになってそのままやめてしまい、スポーツを続ける機会を損なってしまうことになりかねません。その課題を解決するためには、「勝つこと」の他にもう一つのゴールを設定することが重要になってきます。
- 「人生の教訓を学ぶ」――これこそがユーススポーツで最も必要なこと
ユーススポーツの価値は、競技力を向上させ、「勝つこと」を目指すのはもちろん、同時にスポーツを通じて人間的な成長を促すことにあります。結果、将来選手として大成しなくても、人生においては必ず役立てられることがあります。相手に対する思いやりや、礼儀といった協調性や仕事で追い込まれたときに発揮できる力など、そのメリットは枚挙にいとまがありません。
もちろん、そんなことはわかっているよ、と思われている方もいるでしょう。しかし、実際にこのことを実現できている指導者や保護者はどれくらいいるのでしょうか。選手の成長よりも勝利に固執する指導者、自分の子どものレギュラーを優先させようとする保護者は、今でも少なからずいるのではないでしょうか。
- あの名監督も絶賛! 全米で実践されている「ダブル・ゴール・コーチ」
「ダブル・ゴール・コーチ」は、先の二つのゴールを獲得するために、次の三原則を大切にしています。
1.「勝者」の再定義
スコアボード上の勝者(勝利至上主義)ではなく、努力や失敗などの過程を重要視する「熟達の勝者」を目指すことです。努力や失敗などの過程を重視することで、動機づけ(モチベーション)が高まり、競技に向ける意欲も向上することが多いのです。結果、もう一つのゴールである、「人間的成長」を促すことにも繋がります。
2.エモーショナル・タンクの補給
車の燃料タンクが空っぽだと目的地へたどり着けないことと同じように、子供も目標にたどり着くために「褒める」「感謝する」「良い行動に気付く」などポジティブなフィードバックをすることで感情のタンクを満たしてあげる必要があります。
3.競技に敬意を払うこと
ルールを守り、審判に声を上げず、対戦相手をリスペクトする。スポーツマンシップを超えたものを目指すのです。いくら素晴らしいプレーをしようとも、競技に敬意を払えなければ意味はないのです。
- 子どもたちが素晴らしく豊かな人生を送れるように
[著者プロフィール]
Jim Thompson(ジム・トンプソン)
スタンフォード大学アスレチック・デパートメント(スポーツ部を統括する独立部署)に設置された非営利組織 ポジティブ・コーチング・アライアンスの創始者。スタンフォード大学にて、リーダーシップ、コーチング、スポーツとスピリチュアリティに関する講義を行っている。主な著書に『ダブル・ゴール・コーチングの持つパワー』『セカンド・ゴール・ペアレント』(特定非営利活動法人 スポーツコーチング・イニシアチブ)がある。
[訳者プロフィール]
鈴木 佑依子(すずき ゆいこ)
1980 年愛知県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。大手総合商社に12年間勤務。うち4年間はマレーシアとシンガポールに駐在。世界各国との契約交渉を担当し、某国の外務大臣、エネルギー大臣の通訳含め、英和・和英の翻訳・通訳業務も行っていた。訳書に『ロジャー・フェデラー FEDEGRAPHICA』(東洋館出版社)がある。
[書籍情報]
書 名:ダブル・ゴール・コーチ 勝利と豊かな人生を手に入れるための指導法
著 者:ジム・トンプソン
翻訳者:鈴木 佑依子
判 型:A5判
頁 数:390
発売日:8月31日
価 格:税込2,200円(税10%)
ISBN:978-4491035901
発行元:東洋館出版社
URL:https://www.toyokan.co.jp/
Amazon:https://amzn.to/3z8V9BW
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