コロナ禍での新しい国際交流のカタチを探究 オンラインではなく「EHAGAKI」で交流
~学生手作りの絵葉書を通じて、海外の学生とコミュニケーションを展開~
文京学院大学(学長:櫻井隆)は、コロナ禍における国際交流の一環として、絵葉書を通じたコミュニケーションを実現する「EHAGAKI PROJECT」を開始しました。学生たちは、自らデザインした絵葉書を海外の交流大学に送付し、絵葉書を通してメッセージを届けました。今後も、継続的な交流を実施していきます。
- 「EHAGAKI PROJECT」の実施経緯
これまで本学では、ユーラシア大陸を東欧州からシルクロード地域を経てアジアまでの諸国を訪問し、各大学と相互の歴史、文化、言語を学習する「新・文明の旅」プログラムを3年に1度展開してきました。しかし、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症拡大により、活動の自粛、海外への渡航についても制限がされ、今年度「新・文明の旅」プログラムの実施が難しいという状況になりました。
そこで、直接的な交流が難しい中でも、カタチに残すことが出来る“絵葉書による文通”で国際交流を開始。オンラインとは違い、個々の学生の筆跡から感じ取れる個性など、受け取った時の感動は、絵葉書ならではのものです。今回のプロジェクトでは、日本語学科で学ぶ学生宛の絵葉書となるため、日本をもっと知ってもらいたいという思いから、双方日本語を使用することにしました。継続的な絵葉書による交流を図ることで、学生間の親近感を高め、今後実施していくオンライン交流でさらなる絆を深めていきます。
- 「EHAGAKI PROJECT」の概要
「EHAGAKI PROJECT」では、本学学生のメッセージや日本の様子がわかる写真が入った手作りの絵葉書を、10月8日にブルガリア、ウズベキスタン、カザフスタンの3か国の学生たちに送りました。絵葉書には、本学のこと、地元のこと、大学周辺のこと、東京のこと、そして日本のことを記しました。絵葉書はデザインやレイアウトも、自由な発想とクリエイティブ力が発揮され、個性あふれるものとなっています。
絵葉書を受け取った海外の学生からは、11月に入ってから返信が届きました。その返事を受けとった本学学生が改めて返事を送ることで、今後も絵葉書を通じた継続的な交流を実現していく予定です。
<プロジェクトに参加した本学学生からのコメント>
今回の絵葉書は初回だったので、簡単な自己紹介をすることを意識して書きました。特に難しかったことは絵葉書という限られた大きさのものに自分を表現することと、自分で絵を描いてオリジナリティを出すことです。今年度は新型コロナの影響で海外の人と交流する機会が減っている中で、このプロジェクトが数少ない国際交流のチャンスの一つだと感じ、参加を決めました。これを機に3カ国のことをより理解し、友人ができればいいなと思っています。
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