【イベント開催レポート】ガンマ波サウンドケア“kikippa”新商品発表会
落合・吉本 両代表が挑む、超高齢化社会におけるエイジテックの未来
ダイバーシティ&ヘルスケア領域での研究開発と事業化に取り組むピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:千代田区、代表取締役:落合陽一、村上泰一郎、以下「PxDT」)と健康価値の提供を通じて社会に貢献するシオノギヘルスケア株式会社(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:吉本 悟、以下、シオノギヘルスケア)は、PxDTと塩野義製薬が共同で開発した「ガンマ波サウンド」を日常生活の中で自然と聴くことができるテレビスピーカー「kikippa(ききっぱ)」の初お披露目の場として新商品発表会を実施、落合・吉本両代表が挑むエイジテックの未来について語るトークセッションなどを行いました。
① 「高齢者にとっても使いやすいテクノロジー」
超高齢化社会の中でエイジテックに重要なポイントは、「高齢者にとっても使いやすいテクノロジー」であること。新商品「kikippa」は、薬に限らないテクノロジーの力を使った五感刺激によって日常生活を送るだけで、高齢者のQOLが向上する世界を目指したいという思いから、2社の共同開発に至った。
② 「kikippa」に搭載された「ガンマ波変調技術」とは
「kikippa」の持つ最大の特徴は、高齢者の生活の質を高めるとして期待される40Hzに変調した「ガンマ波サウンド」を、毎日の暮らしの中で自然と聴くことができること。テレビやラジオなどの音声をリアルタイムに分析し、ナレーションやボーカルなどをできる限り劣化させずに40Hz変調音として流すことができる「ガンマ波変調技術」を活用し、高齢者がこれまでの生活を変えることなく40Hz変調音を自然に取り入れることを意図して開発された。
③ トークセッション「音刺激で挑む、超高齢化社会におけるエイジテック」
「シニア世代におけるテクノロジー」をテーマに行われたトークセッション。シオノギヘルスケアの吉本は、「よりよい生活を送りたいシニアの方に向けて、これまでの経験の延長の中でいかに日常に溶け込んで使っていただけるかが重要。」と述べ、PxDTの落合からは、「エイジテックでは、とことんシニア向けのUIに配慮し、ユーザーフレンドリーな設計にこだわることが重要。生活への溶け込みや、家族間でのコミュニケーションにつながるようなテクノロジーの社会実装に挑んでいきたい」と、両代表の目指す『超高齢化社会におけるエイジテック』について語った。
- 薬に限らないテクノロジーの力で、高齢者のQOLが向上する世界を目指す
SHIONOGIグループでは、2030年を目標に、薬に限らず様々なソリューションを多様なパートナーと連携して提供するHaaS企業への変革を目指している。SHIONOGIが持つサイエンス力とPxDTの持つ五感刺激技術を組み合わせ、薬に限らないテクノロジーの力を使った五感刺激によって日常生活を送るだけで、高齢者のQOLが向上する世界を目指したい。
日本は世界的に見ても最も高齢化が進んだ国。2040年には総人口に占める高齢者の割合は35%を超えるとされ、高齢者の生活の質を高めていくことが重要な課題。ヘルスケアの目的を「より良く生きるため」と定義した場合、高齢者のQOLの向上は、病気の治療だけでなく、病気の予防や予後の維持、身体的機能のサポートにも目を向ける必要がある。その解決策の一つとしてエイジテックがある。世界でもその市場は伸びており、そのニーズの高さと重要性が伺われる。高齢者のQOL向上には、テクノロジーとヘルスケアを組み合わせることで、薬だけではないアプローチも考え、組み合わせていくことが重要。
- 超高齢社会の社会課題にこそ、テクノロジーで挑む
本商品は高齢者の生活を変えることなく、暮らしに溶け込み生活を豊かにしていくことを最大の目的としており、PxDTが持つ独自技術をヘルステック商品として形に変えた第1弾である。最大の特徴は、高齢者の生活の質を高めるとして期待される40Hz変調音を、日常生活の中で自然と聴くことができること。
「ガンマ波変調技術」は、テレビやラジオなどの音声をリアルタイムに分析し、ナレーションやボーカルなどをできる限り劣化させずに40Hz音に変調して流すことができるもの。PxDTと塩野義製薬独自のノウハウと臨床研究によって裏付けられた、違和感の少なく高い効果が期待される音を実現している。音刺激テクノロジーを社会実装し、高齢者のQOLをより豊かに変えていきたい。
- 【トークセッション】両社代表が語る超高齢化社会におけるエイジテック
シオノギヘルスケア株式会社 代表取締役社長 吉本悟
トークテーマは「シニア世代におけるテクノロジー」。高齢化が進む中で、シニア向けのテクノロジーの可能性について意見を交わした。「ターゲットを高齢者に置いている本商品開発にあたり、どのような思いで取り組んでいきたいか」について、シオノギヘルスケアの吉本は、「よりよい生活を送りたいシニアの方に向けて、これまでの経験の延長の中で、いかに日常に溶け込んで使っていただけるかが重要。無理することなく、楽しく生き生きと暮らす世の中を目指して、研究開発を重ねていきたい」と述べ、PxDTの落合からは、「エイジテックでは、とことんシニア向けのUIに配慮し、ユーザーフレンドリーな設計にこだわることが重要。生活への溶け込みや、家族間でのコミュニケーションにつながるようなテクノロジーの社会実装に挑んでいきたい」と、両代表の目指す『超高齢化社会におけるエイジテック』について語った。
- ガンマ波サウンドケア「kikippa」について
https://www.shop.shionogi-hc.co.jp/lp/kikippa01/product.html
【製品概要】
製品名 :kikippa(ききっぱ)
製品種別 :テレビスピーカー
希望小売価格 :49,500円(税込)
サービス利用料※1 :月額1,980円(税込)
発売開始 :2023年4月18日
発送開始 :2023年5月下旬
※1サービス利用料とは、ガンマ波サウンドや最新情報へのアップデート、専用ウェブサイト上のマイページサービスなどを定額でご利用いただくための料金です。
* kikippa及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。
- ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズは、計算機科学(コンピュータサイエンス)と、音や光などを自在に操る独自の波動制御技術の融合により、コンピュータと非コンピュータが不可分な環境を構築し、言語や現象、アナログとデジタルといった二項対立を循環的に超えていく「デジタルネイチャー」の到来を見据えています。
私たちは、現在、波動制御技術をメカノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助をする「ヘルスケア&ダイバーシティ領域」と、メタマテリアル(材質ではなく構造で特性を生み出す技術)やオフィス・工事現場等の課題解決のために適用する「ワークスペース&DX領域」の2つの主要な領域に重点を置いて製品を展開しています。
急速に進化していくコンピュータに対して、私たち生物の身体(ハードウェア)の進化は非常に遅く、その差はますます開こうとしています。ピクシーダストテクノロジーズはこの両者の間をうまく調停し、生活に対してよりよい価値を生み出し続けます。
商号 ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
会社設立 2017年5月
資本金 62億4,108万5,100円(2022年9月30日現在/資本準備金を含む)
代表取締役 落合 陽一、村上 泰一郎
所在地 東京都千代田区神田三崎町二丁目20番5号
URL https://pixiedusttech.com/
- シオノギヘルスケア株式会社について
商号 シオノギヘルスケア株式会社(SHIONOGI HEALTHCARE CO., LTD.)
会社設立 2016年1月15日
会社開業 2016年4月1日
資本金 1,000万円
代表者 代表取締役社長 吉本 悟
本社所在地 大阪府大阪市中央区北浜2丁目6番18号 淀屋橋スクエア7階
URL https://www.shionogi-hc.co.jp/
シオノギヘルスケアのESG経営に関して
シオノギヘルスケアは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に配慮し、社会と共に成長いたします。国連サミットによる 国際目標「SDGs(持続可能な開発目標)」の中では、特に「③すべての人に健康と福祉を」「⑧働きがいも経済成長も」「⑩人や国の不平等をなくそう」「⑪住み続けられるまちづくりを」「⑫つくる責任 つかう責任」「⑭海の豊かさを守ろう」「⑰パートナーシップで目標を達成しよう」に着目し、社会課題を解決するための様々な取り組みを進めています。
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