モルゲンロットと米テンストレント、戦略的パートナーシップを締結
〜MORGENROT® Arthur ジョブマネジメントツールのバンドルでDX提供を加速〜
生成AI時代を支えるコンピューティングパワーのインフラストラクチャーソリューションを提供するモルゲンロット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:森本竜英、以下モルゲンロット)は、Tenstorrent USA, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、CEO:ジム・ケラー、以下「テンストレント」)との間で、戦略的パートナーシップを締結したことをお知らせします。本パートナーシップにより、モルゲンロットのHPCジョブマネジメントツール「MORGENROT Arthur」とテンストレントのAIおよびHPCソリューションが統合され、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる高度なオーケストレーションツールの提供が実現します。

本パートナーシップは、両社の技術的強みを掛け合わせることで、エンドユーザーとなる企業の利便性向上を目指すものです。モルゲンロットの「MORGENROT Arthur」は、HPCリソースの一元管理と柔軟な割り当てを可能にし、テンストレントの「RISC-VおよびAI/機械学習製品」は最先端の性能を発揮します。これにより、AIデータセンターやハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)環境における効率的かつスケーラブルなソリューションを実現し、企業のDX推進を支援します。
戦略的パートナーシップの主なポイント
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バンドル提供
「MORGENROT Arthur」をテンストレントのハードウェアおよびソフトウェアスタックと統合し、シームレスなDXソリューションを提供
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共同技術開発
AIデータセンターにおける運用効率向上に向けた機能開発を両社で推進
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グローバル展開
日本、北米、欧州、東南アジア、中東における共同マーケティングおよびサポートを展開
本パートナーシップの締結にあたり両社は以下のように述べています。
モルゲンロット株式会社 代表取締役CEO 森本竜英のコメント:
“このたびのテンストレントとのパートナーシップは、AI・HPC時代における新たなDX基準の確立に向けた大きな一歩です。「MORGENROT Arthur」のHPCジョブマネジメント機能とテンストレントの革新的なAI技術を組み合わせることで、お客様のビジネス価値を最大化し、持続的な成長に貢献してまいります。”
Tenstorrent Chief Customer Officer デビッド・ベネットのコメント:
“モルゲンロットの「MORGENROT Arthur」は、テンストレントのAIおよびHPCソリューションを非常に良く補完します。今回のパートナーシップを通じて、お客様がよりスケーラブルで効率的なコンピューティング環境を構築できるようになることを楽しみにしています。”
今後の展望
本パートナーシップでは、「MORGENROT Arthur」における電力消費の可視化やCO₂排出量のトラッキング機能などの強化、およびテンストレントのAI技術とのさらなる統合に注力します。両社は、エネルギー効率に優れたAIデータセンターの実現と、世界的な技術革新への貢献を目指します。
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<テンストレントについて>
テンストレントは、AIのためのコンピュータを構築する次世代コンピューティングカンパニーです。カナダのトロントに本社を置き、米国ではテキサス州オースティンとシリコンバレーに、グローバルではベオグラードとバンガロールにオフィスを構えます。テンストレントは、コンピュータ・アーキテクチャ、ASIC設計、先進システム、ニューラルネットワークコンパイラの分野の専門家を集め、Eclipse VenturesやReal Venturesなどの支援を受けています。公式サイト
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