夏休みは子どもに好きな活動をたくさんさせたい88%、一方で計画を立てていない人のうち55%がコロナが心配でと回答~発達障害・グレーゾーンの子どもの夏休みの過ごし方アンケート結果発表~

子どもの発達の悩みごとを解消する情報サイト「パステル総研」を運営する株式会社パステルコミュニケーション(本社:東京都豊島区/代表取締役:吉野加容子)は、コロナ2年目の夏休みの過ごし方についてアンケートを実施。夏休みに好きなことをたくさんやらせたいと回答した保護者は88%でした。まだ計画をたてていない44%のうち55%がコロナ感染が心配と回答。< https://desc-lab.com/70204/?0716 >
「パステル総研」では、「夏休みは遊びつくそう!」が合言葉です。とにかく遊び、体験し、行動することで子どもの脳が発達していくからです。子どもは自分が好きな活動なら、どんどん行動します。自由な時間が多い夏休みは、たくさん遊んでほしい!好きな活動をしてほしい!と心から願っています。
 
ところが、夏休みはお母さんが「子どもに遊ばせてばかりじゃいられない!」と感じてしまうような壁がたくさんあります。1学期の最後に戻ってくる通知表に愕然とし、勉強させなければと焦ったり、大量の宿題に毎日計画的に進めなければとプレッシャーを感じたり。しかも、今年もコロナの影響が避けられない夏休みになりそうです。そこでコロナ2年目の2021年の夏休み。お子さんにどんな過ごし方をしてほしいと考えていらっしゃるのか、アンケートを実施しました。解説とともにご紹介いたします。
 
・調査期間:2021年7月5日~7月10日(6日間)
・回答者:パステル総研読者、Twitterフォロワー、メールマガジン読者、Nicotto!塾生、発達科学コミュニケーショントレーナー・リサーチャー 計177名
・調査方法:インターネット調査
 
  • 「今年の夏休みはすきなことをたくさんやらせてあげたいと思いますか?」

なんと、88%の方が「この夏休みは子どもに好きな活動をたくさんさせてあげたい」と回答しました。続いて、そう思う理由について、当てはまるものをすべて選んでいただきました。
  

このように、お母さんが我が子に好きな活動をたくさんやってほしい理由として、「好きな活動を通して自信をつけてほしい」と考えている方が多いことが分かりました。発達障害・グレーゾーンの子どもたちは、脳の発達の凸凹から、好きなもの・得意なものと苦手なものの差が大きいです。

学校では、どうしても「苦手なものでもみんなと一緒に頑張ろう!」「とにかく人並みにできるように」という指導をされますが、そう言われて練習してもなかなかうまくいかないのが「脳の特性」です。さらに、発達の子どもたちの好きなことやこだわりは、周囲の大人から見れば奇異に映ることもあります。結果として、発達障害・グレーゾーンの子どもたちは「言われているのにできない」「他の子よりもできない」「そんなこと知っていても意味がない」という目で見られていることを感じて、自信を失いやすくなっています。

そんな普段窮屈な想いをしやすい学校から解放される夏休みは、子どもたちにとってパラダイス!とにかく楽しい時間を過ごせるように整えてあげるのが正解と、パステル総研も考えています。苦手なことに関しても、正面から取り組むよりも、苦手はひとまず置いておいて、子どもがワクワクする好きな活動を増やすことで劣等感を抱かせず自信をつけ、行動量を増やすことで脳を発達させていく方がずっとスムーズだからです。

 
 ◆子どもの活動が発展するママの対応とは? 
 このように子どもが好きな活動をたくさんすることは発達の大きなポイントになります。子どもが活動に没頭できるように、どんな工夫をしているのかお聞きしました。
  • 「子どもが好きな活動をたくさんできるように、対応していることをすべて選んでください」
 

もっとも票が集まったのは、「お子さんが好きな活動を一緒に楽しむ」で60%近くの方が選択しました。
お子さんのことを一番理解しているママと一緒に活動することで、よりその活動を好きになったり、活動を発展させていくことができたりします。低年齢である幼児のお子さんだけでなく、小学校高学年のお子さんをもつ方も選択していらっしゃいました。我が子の「もっと知りたい!」スイッチを入れるには、どんな声かけが効くのか、知っておく必要があります。また、知識はインプットするだけではなく、アウトプットしてこそ定着します。このアウトプットは「お母さんに教える・説明する」という言葉のアウトプットだけでなく、実際に行動するアウトプットもあります。どちらの方法でも、お子さんが得意な方法でしっかりアウトプットできる環境を整えてあげたいところです。
 
  • 今年の夏休み、目玉となる活動を計画していますか?
 

このアンケートを実施したのは7月5日~7月10日だったのですが、7月初旬の段階で過半数の方が夏の予定を計画済みだということが分かりました。
 
  • 具体的にどんな活動をしますか? (あてはまるもの全てを選んでもらいました。)

コロナの心配はあるものの、64%の方が宿泊を伴う旅行に行かれると回答されました。また帰省する予定の方も33%いらっしゃり、遠出を計画されている方が多いことが分かりました。
 

過半数の方が今年の夏の計画を立てていらっしゃる一方、44%の方は計画がないと回答されました。具体的な理由は次の通りです。


このように、計画を立てていない方の過半数が、その理由を「コロナ感染が心配」と回答。ダントツトップとなりました。

まだ計画していないけれど、これから計画する予定の方が24%もいらっしゃいました。その理由として、「コロナのためにこの1年で3回旅行をキャンセル。今回はギリギリまで判断を待ちたい」「 家族の予定と天気で考えたい」「計画する時間がまだ持てていない」といったご意見をいただきました。
 
今年はコロナ感染が一気に増加して緊急事態宣言が何度も発令されたり、感染が落ち着いたりを繰り返していたり、オリンピックが観客動員ありなのか無観客なのか決まるまで時間がかかったこともあり、判断しかねていた方も多かったのではないでしょうか。また、アンケートを実施した7月初旬は大きな人事異動がある会社も多く、お仕事が忙しくて夏の計画まで検討する時間がない方も多かったものと思われます。
 
「子ども本人が希望していない」も16%と決して少なくない回答が集まりました。せっかくの夏休み、好きなことをたくさんやらせてあげたい!とお母さんが意気込んでも、肝心のお子さんが「家にいたい…」という反応だと、味気ない気がするかもしれません。発達障害・グレーゾーンのお子さんの中には、お家が安全基地になっていてでかけるのが億劫というタイプもいます。お家の中で活動的に過ごせるように工夫したいですね。
 
「計画を立てていない」と回答された方の中で、 「計画の立て方が分からない」「親の計画力がない」「リサーチ不足」気になるご意見もありました。
 
もしかしたら、イベント企画に自信がないお母さんがおられるのかもしれません。毎日お子さんと接し、お子さんの好きなこと・苦手なことを一番よく知っているお母さんですから、本当に何もわからないということはないと思います。けれども、もし「この夏、何か特別なことをさせてあげたいけれど、どうしたらいいのか分からない」と思っていらっしゃるのであれば、お子さん本人に計画してもらうのも手ということが次の回答からも言えます。
 
  • この夏の目玉の活動について、どなたが希望されたのかお聞きしたところ次のようになりました。

このように、お子さん本人が希望して計画を立てているケースが60%を超えました。
 
この60%のなかで一番低年齢だったのは小学1年生。つまり小学1年生以上になれば、こうしたいとお子さんが希望を伝えられ、さらにその希望も適切なものであるということです。ですから、お母さん・お父さんが忙しくて計画する余裕がない、イベントの企画に自信がないという場合は、ぜひお子さんに計画してもらいましょう。計画の段階からかかわった活動は、この夏一番没頭できるスペシャルな思い出になるはずです。
 
 
パステル総研では、夏休みのコンテンツとして、困りごとを解決するだけでなく子どもの得意を伸ばしたり、新しい得意を見つけたりできる方法をお届けしたいと考えています。その第1弾として、夏休みに子どもが好きなことに没頭して得意を磨くための対応のコツを小冊子にまとめてリリースいたします。 この小冊子には、発コミュトレーナー・リサーチャーたちのこの夏の予定を一挙大公開。夏の予定が決まっていない方、予定はあるもののまだまだ時間が余っている方に、ぜひ参考にしていただきたいです。こちらの小冊子は7月20日頃リリースを予定しています。  
 第2弾として、8月1日より会員限定コミュニティ「Nicotto!塾」をさらにパワーアップして新サービスをお届けしていきます。新サービス・会員限定オンラインライブ・Nicotto!ライブは8月8日(日)10時からを開催!悩みごとだらけの子育てを卒業し、子どもの才能を発掘する方法をお伝えします。この夏、子どもの「好き」から「得意」を伸ばしたいと考えていらっしゃるお母さん、ぜひお気軽にご参加ください。 今なら月会費初月無料でお試しいただけます。Nicotto!ライブへのお申し込みは、Nicotto!塾へのご登録の確認メールで専用URLをお届けしています!まずはこちらからNicotto!塾生のご登録にお進みください。
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子どもの発達に関するグレーゾーンの悩みごとを、大人に持ち越さないことを目指すリサーチ機関です。発達障害やグレーゾーンの正しい理解と対応を伝える事で、子どもたちが生きやすい時代を作るきっかけづくりをしています。脳科学・心理学・教育学・吉野加容子の臨床経験から体系化した科学的根拠ある教育法「発達科学コミュニケーション」をベースとしたパステル(色とりどりの個性)のお子さんを抱えるママが楽しく子育てできる情報を発信します。ママが困った時はいつでも、頼れるアイデアが湧き出てくる「4次元ポケット」になりたい!という想いで、日々のリサーチと情報発信を行っております。
 

■代表 吉野加容子プロフィール
雄大な自然の離島、島根県隠岐郡出身。慶応義塾大学大学院(博士課程修了)卒業後、企業との脳科学研究、医療機関での発達支援に15年間従事、発達に悩む親子へのカウンセリング、発達支援を行ってきた実績から得た「家庭で365日の発達支援が1番!」という考えのもと、脳科学、教育学、心理学のメソッドを合わせた独自の発達支援プログラム「発達科学コミュニケーション」を確立。自身が医療過疎の地域で育った経験から、すべての子どもに発達支援を届けたい!という想いで始めたオンラインを活用した発達相談や講座は日本全国・海外からも利用されています。書籍・メディア出演情報はこちら https://desc-lab.com/media/?prt



 

 ■ 会社概要
社名:株式会社パステルコミュニケーション
代表者:吉野加容子
所在地:〒170-6045 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 45階
事業内容:子育て講座の運営/発達に関するリサーチ・開発/起業支援事業
URL: https://desc-lab.com/






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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋サンシャイン60 45階
電話番号
-
代表者名
吉野 加容子
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年08月