製造業の技術者育成を支援する『技術者育成ソリューション』を提供開始〜”スキル”を軸に技術力の確保や技術者のキャリアを支援〜

”スキル”を軸に中長期的な技術力の確保や技術者の主体的なキャリア形成を支援

株式会社Skillnote

 株式会社Skillnote(本社:東京都千代田区、代表取締役:山川隆史)は、製造業の技術者を対象とした『技術者育成ソリューション』の提供を開始いたします。本ソリューションは、技術者の”スキル”を軸とした人材育成とキャリア形成支援を実現するサービスです。現在、複数のパートナー企業との協力のもと検証を進めており、2025年9月より既存のお客様を中心にサービス提供を開始する予定です。

(技術者育成ソリューションの概要)

 当社は、製造業に特化したクラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」を提供し、従業員の資格・スキル・教育履歴を一元管理し、スキルの可視化や育成計画の立案、配置検討などを支援しています。これまでは、技能者(※1)をメインに機能を拡充し、現在では、200社を超える製造業を中心に導入が進んでいます。

 『技術者育成ソリューション』は、技術者(※2)に特化した「Skillnote」の拡張機能です。スキルマップと連動し、個々の強みや課題の可視化、それをもとにした目標設定や評価が可能となります。さらに、個人カルテやキャリアパス機能と連携することで、過去の経験や成長履歴に基づく目標設定・評価を行うことができ、上司は短時間で根拠のあるフィードバックを示せるため、具体性と納得感のある部下との対話を実現します。これにより、技術者自身が「何を伸ばすべきか」「どう成長すればよいか」を明確にすることで、将来のキャリアを自らの意思で描ける環境づくりを支援します。また、組織全体では、人材ポートフォリオを通じた中長期的な育成計画や戦略的配置、人材戦略の最適化にも活用可能です。

※1 製造現場で機械操作や組立、加工などの実作業を担う専門人材。資格や経験をもとに高い技術力を発揮し、製品品質や生産効率を支える。

※2 設計、開発、生産技術、品質管理などの業務を担い、製造プロセス全体を企画・改善する専門職。理論と実務を融合し、技術革新や生産性向上を推進する。

開発背景:製造業における技術者の課題

 製造業における最大の競争資源は人材であり、特に高度な専門技術を持つ技術者がその中核を担っています。しかしながら、労働人口の減少と人材流動性の高まりという社会的背景により、優秀な人材の量的確保は年々困難さを増しています。技術者の専門性は理論的知識のみでは習得できず、長期間にわたる実務経験の蓄積を通じて初めて身につくものです。そのため、一人前の技術者を育成するには相当な時間と投資が必要となります。さらに、技術者が保有するスキルや経験は定量的な評価がしづらく、成長の方向性や評価基準も明確化しにくいという構造的な問題があります。

 こうした状況下では、育成計画や人材配置の判断が現場の経験者や管理者の直感に頼る傾向が強くなり、結果として人材の囲い込み、技術者のモチベーション低下、そして早期離職といった負の循環が生まれやすくなります。これらの問題は最終的に企業全体の技術競争力の低下を招く重大なリスクとなっています。このような製造業が直面する共通課題に対して、多くの企業様からいただいたご要望にお応えするため、当社は「技術者育成ソリューション」の開発に取り組みました。

『技術者育成ソリューション』概要

特長:

(1)キャリアパスの見える化で、従業員の成長支援

・キャリアパスの可視化によって、上長と本人の間で納得感のある目標設定が可能

・キャリアパスに必要なスキル要件を明示することで、従業員の能力開発を支援

(2)データに基づく公平な評価

・スキルマップや経験データをもとに、グラフやチャートで簡単に強みや弱みなど可視化

・統一された評価基準および業務経験・教育実績をもとに、客観的かつ具体的な評価を支援

(3)組織全体の技術者の可視化・流動化

・現在の人材状況および中長期的な人材動向を可視化し、戦略的な育成・配置の基盤を構築

・組織の人員計画と個人のキャリア開発・能力開発を有機的に連動

・蓄積したスキル・経験データを活用し、プロジェクト要件に適切な人材を組織横断で発掘

対象ユーザー:「Skillnote」導入企業

スキルマネジメントシステム『Skillnote』について

 「Skillnote」は、製造業において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といったものづくり企業の人材管理に関する課題解決に貢献します。

特長:

(1)スキルマップや教育計画・教育記録などを手間なく一元化

製造業において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。

(2) スキル管理の効率化を実現

データベース上で、スキルマップ、教育計画、教育記録など連動しており、取得履歴も数クリックで簡単に遡ることが可能

(3)スキルの可視化で、計画的な人材育成や戦略的な配置を支援

製造業に特化したスキル分析機能により、スキルデータの可視化することで技術伝承や多能工化などの計画的な人材育成と、プロジェクトへのアサインや応援対応など戦略的な配置を支援

URL:https://skillnote.jp/

サービス開始:2016年1月

株式会社Skillnoteについて

「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社Skillnote
所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE
設立:2016年1月
資本金:9億2,476万円(資本準備金を含む)
代表者:山川 隆史
事業内容:製造業にフォーカスしたスキルマネジメントシステム「Skillnote」の提供
HP:https://skillnote.jp/

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会社概要

株式会社Skillnote

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URL
https://www.skillnote.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
電話番号
03-6262-5040
代表者名
山川隆史
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
2016年01月