モダンなデータプラットフォームへのマイグレーション支援を提供開始、次世代型データ分析基盤であるDatabricksへスマートにシフト
〜レガシーなデータウェアハウスからの移行を、安全・迅速・高品質で実現〜
株式会社エーピーコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:内田 武志、以下「当社」)は、企業のデータ基盤を次世代型へ刷新する新サービス「データプラットフォームマイグレーション」を2025年9月25日に提供開始します。本サービスは、従来型のデータウェアハウス(DWH)に蓄積されたデータや分析処理を、Databricks(データブリックス)を中心とした柔軟で拡張性の高い次世代型のデータプラットフォームへ移行する際の、停止リスクの最小化・品質担保・投資効果の最大化を実現します。
サービスページ:https://www.ap-com.co.jp/service/data-platform-migration/

サービス提供の背景
近年、多くの企業が「データドリブン経営」を掲げ、データを活用した意思決定や事業戦略の強化に取り組んでいます。しかし、既存のDWHに蓄積された膨大なSQL(過去の業務処理や分析ロジックを保持するデータベースの命令群)やバッチ処理を、新しい基盤に移行するには高いコストと時間がかかり、システム停止やデータ不整合のリスクが伴い、経営判断の障壁となってきました。
さらに、データ基盤は単なるITコストではなく、新たな収益機会や競争優位を生む「経営資産」へと位置づけられています。経営層にとって重要なのは「いかに安全に、いかに早く、新しい基盤を活用して事業成長に結びつけられるか」です。
こうした課題を解決するため、当社はDatabricksを活用した「データプラットフォームマイグレーション」の提供を開始しました。本サービスにより、既存の分析・業務処理を安全に引き継ぎつつ、新しいデータ基盤を迅速に活用して企業の成長に結びつけることが可能です。
サービスの概要と特長
当社が提供する「データプラットフォームマイグレーション」は、Databricks社のオープンソース分析ツール「Lakebridge(レイクブリッジ)」や、複数の移行ツールと独自のノウハウを組み合わせて、可視化・自動化・品質担保・ガバナンスを一貫してサポートします。単なる技術移行支援にとどまらず、経営リスクを低減し、移行後の成長基盤を整えることを目的としています。
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移行計画の可視化
既存環境を詳細に棚卸しし、潜在的なリスクを明らかにした上で、経営層が判断に活かせる移行計画を提示します。 -
効率的かつ確実な移行
「Lakebridge」などを活用した自動変換と専門家レビューを組み合わせることで、移行プロセスの最大80%を自動化し、実装スピードを最大2倍に高めることが可能です(※1)。 -
品質保証とガバナンス整備
移行後は行・列レベルで検証し業務への影響を最小限に抑えるとともに、権限設計や監査ログ整備など、経営管理に直結するガバナンス体制も構築します。
こうしたプロセスを経ることで、移行完了と同時にDatabricksの高性能エンジンやAI統合基盤を活用でき、新規事業創出や需要予測、コスト最適化など、データを活用した意思決定をスピーディーに実現できます。

「Lakebridge」とは
Lakebridgeは、Databricks社が実験的プロジェクトとして開発・提供する「Databricks Labs」に公開されているオープンソース移行ツールです。既存のDWH環境から、Databricksの柔軟で拡張性に優れたデータプラットフォームへの移行をサポートする、プロファイリング・分析・変換・検証ツールが統合されており、複雑な移行作業の効率化と可視化を目的に利用されます。
企業成長を支える移行の価値
本サービスの最大の強みは、移行を「IT部門の課題解決」にとどめず、企業全体の成長戦略に直結させる点にあります。基幹業務を止めることなく安全に移行できるため、事業継続性を損なわずに新基盤へ切り替えることが可能です。また、自動化と品質保証を組み合わせた効率的なアプローチにより、移行後すぐに新しいデータ基盤を活用でき、投資回収を加速させることができます。
さらに、ガバナンスや内部統制を移行プロセスに組み込むことで、経営リスクを抑えながら安心してデータ活用を推進できる環境を整備。移行は単なる「基盤の置き換え」ではなく、企業が競争優位を確立し、次の成長ステージへ進むための出発点となります。
本サービスは、既存のレガシーDWHから段階的に新しい環境へ移行したいと考える企業にとって有効です。特に、膨大なデータ資産を抱えつつ業務停止が許されない状況にある企業、データ品質を維持しながら迅速に新基盤を立ち上げたい企業に適しています。また、移行と同時にデータガバナンスを強化し、経営の意思決定を支える体制を整備したい企業にとっても有益です。
Databricksとのパートナーシップ
当社は、先進的なデータプラットフォームの導入支援を強力に推進するために、Databricksの「Delivery Partner Program」に参加しています。
Databricksの高度な知見と支援実績
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単なるマイグレーション支援ではなく、Databricksの特性を踏まえた運用設計や社内利用促進まで対応
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サーバーレス環境対応のガバナンス設計や、データ利活用を支えるチャットボット構築など、実運用を見据えた支援を提供
実環境に基づく移行ノウハウ
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Treasure Data(トレジャーデータ)等のDWHからの段階的移行を、実環境での検証・チューニングを繰り返しながら構築
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大規模・複雑なSQL資産を効率的かつ安全に扱うノウハウを有しており、段階的移行による業務影響最小化が可能
本サービスを通じ、当社は企業がデータを安心して活用できる基盤を提供し、変化の激しい時代における持続的な成長を支えてまいります。
※1:Databricks公式「Lakebridge can automate up to 80% of migration tasks, accelerating implementation speed by up to 2x.」
株式会社エーピーコミュニケーションズ 会社概要
株式会社エーピーコミュニケーションズは、ITインフラのプロフェッショナルとして、ITインフラの自動化や生成AI・データAI基盤の導入・運用支援、ネットワークやクラウドのセキュリティ対策、DX開発支援など、幅広いサービスを提供しています。「エンジニアとお客様を笑顔にする」というVisionのもと、お客様の課題解決と事業成長を支援するNeoSIerです。
会社名:株式会社エーピーコミュニケーションズ
代表者:代表取締役社長 内田 武志
所在地:東京都千代田区鍛冶町2-9-12 神田徳力ビル 3F
設立:平成7年11月
事業内容:システムインテグレーション事業、技術者派遣事業、研究開発事業、サービス開発事業
【商標名称等に関する表示】
※Databricksは、Databricks, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
*エーピーコミュニケーションズ、APCommunications、NeoSIer 、NEEDLEWORK および、PlaTT は株式会社エーピーコミュニケーションズ の登録商標です。
*記載されている会社名及び商品名/サービス名は、各社の商標または登録商標です。
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