【ITエンジニア実務に対するイメージ調査】現役ITエンジニアがITエンジニア志望者に身につけて欲しいスキルは「コミュニケーション能力」と「ドキュメントを読み書きする力」

株式会社Progate

株式会社Progate(本社:東京都渋谷区、代表:加藤將倫、以下Progate)は、「現役ITエンジニアとITエンジニア志望者のITエンジニア実務に対するイメージ調査」を実施いたしましたので、調査結果をお知らせいたします。

■ 調査背景
エンジニア実務が学べるオンラインプログラミング学習サービス「Progate Path」では、ユーザーアンケートの結果より3割以上の方がITエンジニアへの就職・転職を目指し、プログラミングを学んでいます。

しかし、サービスの提供を進める中で、現役ITエンジニアとITエンジニア志望者の間でエンジニア実務の実態とイメージにギャップがあるのではないか、との仮説があり今回の調査を実施いたしました。

■ 調査サマリー

  • ITエンジニアを目指している人のうち、プログラミングを学んでいるのは55.5%。約半数がプログラミングを学ばずに目指している結果に。

  • ITエンジニアを目指す理由1位、プログラミング学習者は「将来性」と「手に職」、プログラミング未学習者は「場所にとらわれない働き方」

  • 現役ITエンジニアが業務で実際に活用しているスキルは「コーディング」、ITエンジニア志望者が業務で活用すると思うスキルは「コミュニケーション能力」。複数選択での選択数(中央値)は現役ITエンジニアが4つに対して、ITエンジニア志望者は2つと、現役エンジニアのほうが多くのスキルを選択。

  • ITエンジニア志望者に身につけておいて欲しいスキルとして現役ITエンジニアの半数以上が「コミュニケーション能力」と「ドキュメントを読み書きする力」を選択。チーム開発を重視する声。


■ 調査概要

・調査方法:インターネット調査

・調査期間:2023年1月13日〜2023年1月27日

・調査対象:

 <予備調査>20歳〜59歳の公務員・会社員の男女

 <本調査>業務でコーディングを行っている職歴3年以上のITエンジニア、プログラミングを学んでいるITエンジニア志望者


  • ITエンジニアを目指している人のうち、プログラミングを学んでいるのは55.5%。約半数がプログラミングを学ばずに目指している結果に。

20歳〜59歳の会社員・公務員の男女を対象に12,368人を対象にプログラミングについて聞いたところ、ITエンジニアを除いた11,571人のうち「ITエンジニアへの就職・転職を目指している」と回答したのは4.2%となった。そのうちプログラミングを学習しているのは55.5%、プログラミングを学習していないのは44.5%となり、約半数がプログラミングを学ばずにITエンジニアへの就職・転職を目指しているという結果となった。



  • ITエンジニアを目指す理由1位、プログラミング学習者は「将来性」と「手に職をつけたい」、プログラミング未学習者は「場所にとらわれない働き方がしたい」

次に、「エンジニアへの就職・転職を目指している」と回答した481人を対象に、ITエンジニアを志望する理由を複数回答で聞いたところ、プログラミング学習者では「手に職をつけたい(25.8%)」「将来性がある(25.8%)」「プログラミングが好き(25.5%)」、非プログラミング学習者では「場所にとらわれない働き方がしたい(24.3%)」「ITスキルを活かしたい(23.4%)」「将来性がある(22.4%)」がそれぞれ上位3位となった。


  • 現役ITエンジニアが業務で実際に活用しているスキルは「コーディング」、ITエンジニア志望者が業務で活用すると思うスキルは「コミュニケーション能力」。選択数の中央値は現役ITエンジニアが4つに対して、ITエンジニア志望者は2つ。

ITエンジニア歴3年以上で仕事でプログラミングを活用している現役ITエンジニア213人とプログラミングを学習しているITエンジニア志望者211人に対してITエンジニアの実務に対する調査を行った。

日々の実務において、現役ITエンジニアに「ITエンジニアとして活用しているスキル」、ITエンジニア志望者に「ITエンジニアが活用すると思うスキル」を複数回答で聞いたところ、上位3つはITエンジニアが「コーディング」、「コミュニケーション能力」、「ドキュメントを読み書きする力」となり、ITエンジニア志望者が「コミュニケーション能力」、「コーディング」、「コンピュータサイエンス」となった。

また、複数回答におけるスキル選択数の中央値は、現役ITエンジニアが4つに対してITエンジニア志望者は2つとなった。


  • ITエンジニア志望者に身につけておいて欲しいスキルとして現役ITエンジニアの半数以上が「コミュニケーション能力」と「ドキュメントを読み書きする力」を選択。理由にはチーム開発を重視する声。

続いて、現役ITエンジニア213人を対象に、ITエンジニア志望者に身につけておいて欲しいスキルを複数回答で聞いたところ、半数以上が「コミュニケーション能力(66.2%)」「ドキュメントを読み書きする力(50.7%)」と回答し、コーディングよりもチーム開発などを考慮したスキルを重視している結果となった。

自由回答記述で聞いた、それぞれのスキルを選んだ理由を上位5つのスキルについて一部抜粋してご紹介します。


「コミュニケーション能力」を選択した人の意見

「要件定義に必要なコミュニケーションができる必要があるため。」(38歳/男性)

「IT関係の技術力は入社後に身につける事も想定されている。それをどれだけ早く、あるいはしっかりと、身につけられるかに関わってくるのがコミュニケーション能力だと思う。」(58歳/男性)


「ドキュメントを読み書きする力」を選択した人の意見

「コーディングはいつでも勉強できるので、自分で調べる能力が一番重要だと思う。」(50歳/男性)

「ドキュメントを正しく読み書きできることが仕事の基礎となるから」(37歳/男性)


「コーディング」を選択した人の意見

「自分に自信がつく」(48歳/男性)

「開発を経験していないと上流工程や指導の時にうまくいかないと思うから」(51歳/女性)


「コードリーディング」を選択した人の意見

「慣れるのに時間を要する項目であるため」(31歳/男性)

「コードリーディング出来ないと仕事にならないため」(42歳/男性)


「検索力」を選択した人の意見

「問題を調査する時や分からないことがある時はネット検索にて調べるため」(36歳/男性)

「検索力があれば大体解決する」(25歳/男性)


  • Progate Pathについて

Progate Pathは、より実務に近い学びを得られるプログラミング学習サービスとして、2022年11月よりサービスを提供開始し、これまで2,000名以上のユーザー様にご登録いただいてきました。

2014年7月設立以降、「プログラミング学習の入口」として評価いただいてきたオンラインプログラミング学習教材「Progate」から一歩踏み込み、環境構築やデバッグなどITエンジニア実務を行う上では欠かせない実践的な内容の学習が可能となっています。

実務スキルの習得はもちろん、DMM WEBCAMPを運営するインフラトップとの連携による「お仕事探しモード(β)」での就職・転職サポートなど、「Progate Path」から優秀なエンジニアの輩出をすることで日本のIT人材需要の課題解決に務めます。

▶︎Progate Path:https://path.progate.com/

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会社概要

株式会社Progate

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URL
https://prog-8.com
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区鶯谷町2-7 エクセルビル5F
電話番号
03-6455-0950
代表者名
加藤將倫
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2014年07月