産学官共同研究により開発したBオリボール含有 微生物変換オリーブ葉エキスの実用化に成功 化粧液「オリーブマノン エスペランサ エマルシオン」2021年10月21日発売

岡山大学学術研究院 環境生命科学学域(農学系) 生理活性化学研究室/神崎浩教授、岡山県工業技術センターとの産学官共同研究により開発したBオリボール含有

日本オリーブ株式会社

日本オリーブ株式会社(所在地:岡山県瀬戸内市牛窓町、代表取締役社長:服部芳郎)は微生物変換オリーブ葉エキス配合化粧液「オリーブマノン エスペランサ エマルシオン」を10月21日に通信販売、直営店、パートナーショップなどで発売します。


 【開発の背景】
 世界には約9億本のオリーブが栽培されていますが、利用されているのは果実が主であり、果汁や枝葉などの副産物は充分に利用されてはいません。収穫、剪定時には大量の枝葉が発生し、世界的にみるとオリーブ枝葉は膨大な量となります。
 一方、オリーブには、ごく一部の植物にしか作りだせない、特有のポリフェノールである「オレウロペイン」が含まれており、オリーブ葉にはオイルの100倍以上も含まれています。近年、大学や企業など多くの研究機関によってオレウロペインの様々な生理作用が明らかになってきました。
 日本オリーブは1990年代からこの未利用資源オリーブ葉の有効活用を目指し研究に取り組み、オリーブ葉エキスの実用化に成功しました。さらに、オリーブ葉のオレウロペインをより高機能な成分に変化させ、より独自性のある新規素材を開発したいと考え、岡山大学学術研究院 環境生命科学学域(農学系) 生理活性化学研究室/神崎浩教授、岡山県工業技術センターと共同研究を開始しました。
 
 【コンセプト】
 コンセプトは、「オリーブの全てを生かした唯一の化粧液」。
 私たちのオリーブで長時間潤いが持続し、さらにハリやツヤで輝くことを願って誕生しました。
 
 【販売名の由来】
 スペイン語でエスペランサは「期待」を、エマルシオンは「油分と水分が混ざり合った液(乳化)」を意味します。オリーブオイルやスクワランが、オリーブセラミドのミセルに閉じ込められ、微生物変換オリーブ葉エキス、オリーブ葉エキス、新オリーブ果汁のエキス内を均一になっている様がまさにエマルシオンであり、この特別なエマルシオンが、潤いを与え、ハリと弾力に満ちた、若々しい肌に保つことを期待して命名しました。
 
 【特徴成分】
 ①       微生物変換オリーブ葉エキス(表示名称:アウレオバシジウムプルランス/オリーブ葉エキス発酵液)
 オリーブ葉のオレウロペインをオリーブ花黒酵母によってより高機能な成分に変化させた新素材。日本オリーブ、岡山大学、岡山県工業技術センターと共同研究により開発されました。一般的な抗酸化剤であるビタミンC、ビタミンEよりも優れた抗酸化効果※が認められています。乾燥によりくすんでみえるお肌にうるおいを与え、ハリとツヤのあるお肌へと導きます。※製品の抗酸化
 ②       新オリーブ果汁(表示名称:オリーブ果汁)
 牛窓産オリーブ果実を原料とし1973年に実用化に成功したオリーブ果汁の製法を改良した新製法オリーブ果汁。従来の圧搾法を遠心分離法に変えることにより、オリーブ果実に含まれる油分、固形分以外の成分を効率よく取り出すことに成功しました。ポリフェノール、アミノ酸、ミネラルを含有しており、適度に肌を引き締めながら、肌の乾燥や肌あれを防ぎます。
 ③       オリーブ葉エキス(表示名称:同左)
 牛窓産オリーブ葉を原料とし2002年に実用化に成功した素材。保湿、引き締め効果。
 ④       オリーブオイル(表示名称:オリーブ果実油)
 日本オリーブが、化粧用に適した高品質の精製オリーブオイルを厳選し、スペインより自社ルートにて輸入。岡山・牛窓産とスペイン自社農園産のエキストラバージンオリーブオイルを独自ブレンドしたもの。厳しい自主基準を設定し、品質を管理しています。保湿、保護、柔軟、ハリ、ツヤを与えます。オレイン酸、パルミチン酸、リノール酸等のトリグリセリドと微量成分からなる複合オイルであり、オレイン酸が主体であるため酸化安定性に優れています。微量成分としてスクワレンを含んでおり、皮脂分泌の低下した年齢肌の油分補充に役立ちます。また、ポリフェノール、ビタミンE、β-カロテンなどを含んでおり、オイル自身の酸化安定性に寄与するとともにエイジングケア※にも役立ちます。オリーブオイルは主成分がオレイン酸でありスクワレンも含有することから、皮脂の組成と似ており、肌へのなじみが優れています。
 ※年齢に応じたスキンケア
 ⑤       オリーブスクワラン(表示名称:スクワラン)
 エキストラバージンオリーブオイルに0.2~0.7%含まれる希少な美容成分。保湿、保護、柔軟、ハリ、ツヤを与える。塗布すると大部分が角質層に貯留する。拡散性がよく毛穴を通じてゆっくり吸収される。他の成分の経皮吸収を促進します。
 ⑥       オリーブセラミド(表示名称:糖脂質)
 オリーブオイルを酵母にて発酵させ、抽出・精製することで得られる糖脂質。セラミドに類似した構造と作用があり、バリア機能を保持します。
 
 【使用方法】
 使用法①化粧水として:洗顔後、2~4プッシュ(0.4~0.8ml)を手のひらにとり、やさしくお肌になじませます。
 使用法②美容液として:洗顔後、化粧水でお肌を整えた後に、1~2プッシュ(0.2~0.4ml)を手のひらにとり、やさしくお肌になじませます。
 使用法③お手入れの最後や化粧下地の後に:お手入れの最後に、1~2プッシュ(0.2~0.4ml)を手のひらにとり、やさしくお肌になじませます。ツヤが出てお化粧のノリも良くなります。
 使用法④ラグラシアオイル(別売)との併用:洗顔後、ラグラシアオイルでお肌を整えた後、2~4プッシュ(0.4~0.8ml)を手のひらにとり、やさしくお肌になじませます。
 
 【製品情報】
 容量:80ml
 価格:7,700円(税込)
 発売日:2021年10月21日
 販路:通信販売(注文専用ダイヤル0120-300-612、平日9~18時、土曜日9~17時、日祝休)、直営店、パートナーショップ
 
 【企業情報】
 第二次世界大戦中、岡山県有数の商家の第11代当主 服部和一郎は「食糧確保のため、山を芋畑に」と軍部から要請され、「芋畑にすると、瀬戸内の素晴らしい景観が損なわれる。オリーブは薬用になり、食用になり、灯火にもなる」と考え、1942年4月19日、開墾した阿弥陀山中腹に平和の象徴オリーブを植樹しました。
 1949年6月1日、日本オリーブ株式会社を創立と同時に、第一号商品「オリーブマノン バージンオイル」(オリーブ100%の純粋化粧用油)を発売。
 日本でのオリーブオイル需要増に対応するため、1992年には世界一のオリーブ油産油国スペイン トルトサにも自社オリーブ園を開設し、現在、牛窓オリーブ園で10ha、約2,000本、トルトサオリーブ園で45ha、約3,100本の栽培・収穫・加工を生産者として行いながら、オリーブや紫根に関する基礎研究、医薬部外品や化粧品の商品開発、販売など独自のノウハウで行っています。
 
 会社名:日本オリーブ株式会社
 所在地:〒701-4302岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3911-10
 代表者:代表取締役社長 服部 芳郎
 事業内容:化粧品、食品、苗木の製造販売
 従業員数:96名(2021年10月1日現在)
 
 【直営店情報】
 牛窓オリーブ園オリーブショップ(岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412-1)
 オリーブマノン岡山髙島屋店(岡山県岡山市北区本町6-40)
 オリーブマノン神戸国際会館SOL店(兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館SOL B2)
 オリーブマノン京急百貨店(神奈川県横浜市港南区上大岡西1丁目6番1号京急百貨店7Fボーテガール)
 
 【通信販売】
 ★公式HPより  https://www.nippon-olive.co.jp/fs/ushimado/gr20/gd776
 ★電話によるお取り寄せ 0120-300-612(平日9~18時、土曜9~17時、日祝休み)
 
 【牛窓オリーブ園情報】
 1942年、創業者服部和一郎(現社長の曽祖父)は百年先の牛窓の景観を保つため、また、「オリーブは薬用になり、食用になり、灯火にもなる」と考えて阿弥陀山を開墾してオリーブ園を開園しました。現在、約10ヘクタールに約2千本の規模で栽培を行いながら、年間約9万人(2018年度)が訪れる岡山県南有数の観光スポットとなっています。入場無料・年中無休
 所在地:〒701-4302岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412-1
 URL:https://bit.ly/2LK4yZS

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会社概要

日本オリーブ株式会社

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URL
http://www.nippon-olive.co.jp
業種
製造業
本社所在地
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3911-10
電話番号
0869-34-9111
代表者名
服部芳郎
上場
未上場
資本金
4025万円
設立
1949年06月