セーフィー、飲食店の省人化に向けEAGLYSとAI画像解析サービスの共同開発開始

混雑時にも高い品質の料理を届けるべく、塚田農場での実証実験へ

セーフィー株式会社

 クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)と高精度・超高速のAI解析技術を提供するEAGLYS(イーグリス)株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:今林 広樹、以下「EAGLYS」)は、クラウド録画サービス「Safie」とEAGLYSのAI画像解析技術を掛け合わせた飲食店向けAI画像解析サービスの共同開発に着手、宮崎県日南市 塚田農場 水戸駅北口店での実証実験を開始したことを報告いたします。

■共同開発の背景

 近年、少子高齢化により労働人口は減少しています。特に飲食業では新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大のため休業や営業時間の短縮を行っていたものの、10月1日より緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が解除されたことで反動需要を受け、店舗への客足が伸び、人材不足の波が再来しています。10月の非正社員の人手不足割合は63.3%と前月(44.1%)から急上昇(※2)しており、年末に向けた客数増加を見据えた早急な人材確保とこれまで人手で対応していたオペレーションの省人化に取り組むことが必要となっています。

 そういった中、飲食店で最も重要な料理の品質を左右する『見栄え』と『提供時間』については、目視で品質チェックを実施する等、人員を当て各社留意をしてきました。しかし、混雑時には通常時と同様の品質チェック体制を維持することや、品質チェックのためだけに人件費をかけることはオペレーションを円滑に実行する上で困難でした。

 クラウド録画サービスで飲食店のオペレーション改善に寄与してきたセーフィーは高精度・超高速のAI画像解析技術を有するEAGLYSと連携し、撮像した映像データにAI解析を組み合わせることで、料理の品質チェックの省人化と料理そのものの品質向上に貢献すべく、飲食店向けAI画像解析サービスの開発に着手いたしました。このことで、料理の盛りつけ状況や調理後の経過時間を瞬時に把握することができ、品質の保たれた料理をお客様に提供することが可能になります。

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より
(※2)株式会社帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2021年10月)」
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p211105.html

■実証実験について
 この度、塚田農場を始め国内外に200店舗以上の飲食店を展開している株式会社エー・ピーホールディングス様にご協力いただき、宮崎県日南市 塚田農場 水戸駅北口店にて飲食店向けAI画像解析サービスの実証実験を開始いたします。同店では、混雑時にも提供する料理の品質をスタッフの目視で確認していますが、今回のAI画像解析サービスで代替できるため、スタッフはよりサービス提供のクオリティ向上に注力できるのではないか、とご期待いただいています。

■今後の展開
 今回の実証実験で得られた結果を踏まえることはもちろん、飲食店各社が抱えるその他の課題やニーズへ対応し、今後、より多くの飲食店が業界全体の労働力減少に対応しながら、オペレーション改善の実行や企業価値を向上していけるよう貢献してまいります。

■EAGLYS株式会社 取締役 宮島 千尋さまコメント
 EAGLYSは、あらゆるデータを安全に活用し価値に変えることをミッションに掲げ、データセキュリティ/データ利活用支援、AI設計・開発、解析支援に取組んでいます。AI画像解析の領域では製造工程の不具合検知や出荷システムと連携した物流工程の自動化の分野で高い評価をいただいています。

 今回、セーフィー社が多くの知見を有する飲食業界でAI画像解析ソリューションを共同開発できる運びとなり、新たな分野で、頼もしい同士と共に豊かな社会づくりへ貢献できる機会をいただけたことに感謝すると共に、取組自体に非常にワクワクしています。今回のPoCを始まりとし、より多くの飲食店の課題解決に貢献できるよう取り組む所存です。

■セーフィー株式会社 代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平のコメント
 飲食業界では、慢性的な人材不足が社会課題となっています。通常時にも混雑時にも、お客様に満足していただけるような接客ができる店舗オペレーションを、人手をかけずに実施していくことは必須と言えるでしょう。

 私たちのクラウド録画サービスの開発技術をより高め、より多くの飲食業のお客様が抱える「不」を解決していくためにも、今回、高精度・超高速のAI画像解析技術を有するEAGLYS様と共同開発を進めることにいたしました。これまで人力で回していたオペレーションを省人化することで、定常的にお客様が創意工夫できる生産性の高い仕事に邁進できる環境を整えていきたいと考えています。

■クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは
 Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。
 「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。

あらゆるデータを安全に活用し価値に変える

【EAGLYS(イーグリス)株式会社の概要】
社名    :EAGLYS株式会社
URL    :https://eaglys.co.jp/
代表者   :代表取締役社長 今林広樹
所在地   :〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27-3 やまとビル7F
設立    :2016年12月28日
資本金   :1億円
事業内容  :
・「秘密計算を中心としたセキュアコンピューティング技術」を生かしたデータセキュリティ/データ利活用サービス
・秘密計算ソフトウェア「DataArmor(データアーマー)」シリーズの開発、販売
・「AIアルゴリズム設計・解析技術」によるAI開発/解析サービス

映像から未来をつくる 

【セーフィー株式会社の会社概要】 
所 在 地 東京都品川区西五反田1-5-1 A-PLACE五反田駅前
設 立 2014年10月 
資 本 金 53.5億円
代 表 者 佐渡島 隆平 
事業内容 クラウド録画・映像管理プラットフォーム『Safie(セーフィー)』の運営 
サービスサイトU R L https://safie.link/ 
コーポレートサイトU R L https://safie.co.jp/
採用ページ https://article.safie.link/safietimes/recruit

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会社概要

セーフィー株式会社

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URL
https://safie.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区西品川1丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー
電話番号
03-6417-9556
代表者名
佐渡島 隆平
上場
東証グロース
資本金
55億8435万円
設立
2014年10月