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株式会社アカリク
会社概要

<事後リリース>アカリク、Acaric HR Conference第一回目を開催!グロースマインドセットを育む「戦略人事」をテーマに白熱した議論も

〜登壇者:株式会社メルカリ CHRO 木下 達夫氏・法政大学キャリアデザイン学部教授 田中 研之輔氏〜

株式会社アカリク

 技術者・研究者のキャリア支援に特化した事業を15年にわたって続けている株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山田諒、以下 アカリク)は、2021年12月1日に第一回目のAcaric HR Conferenceを「グローバルマインドセットを育む『戦略人事』とは?」というテーマにて開催いたしました。申込者184名と盛り上がった様子をイベントレポートとして発表いたします。

登壇者・モデレーター紹介登壇者・モデレーター紹介

 
  • 登壇者・モデレーター紹介
木下 達夫 株式会社メルカリ 執行役員CHRO
P&Gジャパン人事部に入社し採用・HRBPを経験。2001年日本GEに入社、北米・タイ勤務後、プラスチック事業部でブラックベルト・HRBP、2007年に金融部門の人事部長、アジア組織人材開発責任者を務めた。2011年に8ヶ月間のサバティカル休職取得。2012年よりGEジャパン人事部長。2015年にマレーシアに赴任し、アジア太平洋地域の組織人材開発、事業部人事責任者を務めた。2018年12月にメルカリに入社、執行役員CHROに就任。

田中 研之輔 法政大学キャリアデザイン学部教授
UC Berkeley元客員研究員、University of Melbourne元客員研究員、日本学術振興会特別研究員SPD、東京大学/博士:社会学。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。
専門はキャリア論、組織論。社外取締役・社外顧問を27社歴任。個人投資家。
著書25冊。最新刊に『ビジトレ 今日から始めるミドルシニアのキャリア開発』日経ビジネス。日経STYLE他メディア多数連載。プログラム開発・新規事業展開を得意とする。

山田 諒 株式会社アカリク 代表取締役
1988年生まれ。神奈川県相模原市出身。
社員研修や人材育成、転職・就職支援等、HR経歴10年以上。前職ではITエンジニアに特化した人材紹介事業を立ち上げ、100名規模に成長。自身は事業部長として新卒・転職エージェントとヘッドハンティング領域を管轄。2021年4月より株式会社アカリク代表取締役に就任。

山口 智胡 株式会社All Personal CCO/チーフ・キャリア・オフィサー(モデレーター)
『自分の人生を生きる人を増やしたい』という想いからエンジニアのマッチング事業を主軸とするレバレジーズ株式会社に転職し、人事未経験から中途採用担当として4年従事。約500名から1,700名程度に組織拡大するタイミングで、中途採用責任者を経験。採用から理念研修などのオンボーディングを経験。現在は、(株)All Personalにて人事を学び合うプラットフォーム「CANTERAアカデミー」のリニューアルに携わる。そのほか、女性の幸せな生き方をデザインするキャリアプロデューサーとして活動中。
 
  • メルカリ人事戦略について(木下氏)
【メルカリのグロース・マインドセット】
 誰の中にもフィックスト・マインドセット、グロース・マインドセットの2つのマインドセットがあり、グロース・マインドセットとは、新しいことを学ぶことが楽しい、失敗を恐れないなどのマインドであると解説。
 いかに成長し続けるためにグロース・マインドセットの割合を増やしていくかが重要であり、メルカリのバリューの1つにもある”Go Bold 大胆にやろう”という考えは、グロース・マインドセットを表している。
 グロース・マインドセットを重要視してきた結果、メルカリの月間利用者数が2000万人を突破するなど⼤きな成⻑ができている。

【組織の多様化の変化】
 約40ヶ国以上の社員が在籍し、東京オフィスのエンジニア部⾨に限定すると約5割の⽅が⽇本⼈以外で、日本の企業ではあるが世界中から人材を獲得していくということがミッション達成のために重要だと考えている。
 ここにおいてもグロース・マインドセットが重要であり、様々な言語、様々な価値観が混じりあう中でどのようにして強い組織を作るかということが試されている。

 

【Employee&Journeyに基づいてKPIを設定】
 D&Iを実現する社員体験(Employee Experience)を提供するために、人事プロセスを再設計し、定量的なKPIを置いている。


【事業成果最大化につながるEX向上の阻害要因を特定するためのサーベイ】
EXの向上を行うため、サーベイを実現しており、そのポイントを以下の3つ。
・組織の健康診断として、eNPSを測定し、各カンパニー・部門の社員の状態を測る
・eNPSやパフォーマンス向上に解決必要な課題を明確にする
・「自分の知人や友人に、メルカリで働くことを薦めることができる(0~10)」

 サーベイを通じて、インプットを元に現在のカルチャーが善ではなく、自分たちが今後どのようにカルチャーを進化させたいのかを議論し年に一度更新している。カルチャーは新しく作っていくものであり、いかに社員と対話をしながら作れるかということが重要。

 
  • トークセッション
Q:グロース・マインドセットをどのように考えているか?
田中氏:主体的にキャリア形成ができ、スキルとチャレンジの相関関係をとってフロー状態を作り出し、心理的成功感、内省的幸福感を勝ち得ながら自分らしく働いていく。そのような人が一人でも多く増えていくことが組織のエンジンになる。

グロース・マインドセットは組織が制度の中で与えられるのではなく、内省的に紡ぎ出されるものだが、組織が向いている方向、アクションが大切である。

グロース・マインドセットを持続的に維持し続けること、その維持し続けるということが当たり前のことにならないように変化し続けるということがポイントである。

Q:メルカリの行動評価はどのように実施しているのか?
木下氏:今年から新人事制度を導入し、バリューの体現をより強化する評価制度にしていく。変更点としては、以前の制度の評価は総合評価で5段階としていたが、総合評価を行うとパフォーマンスの影響が強く評価に出てしまう。評価の時期、直近のパフォーマンスに影響されず、評価をしていく必要がある。Go Boldとして実施していくことは、一年後、二年後に成果がでることもあるため、パフォーマンスとバリューを分けて評価することで、総合的な評価に繋がる。評価を2つに分けた結果、評価者も評価される側からも分かりやすいとの声がある。

まず自分自身の行動評価を行いGo Boldであれば、大胆な取り組みを自分なりに主体的に行っているか。また、自分のやりたい事、ビジョンを周囲に伝えることが出来ているか、明示する力があるかも大切にする。同僚同士でバリューの評価も行っている。

Q:経営層の中でのバリューに関する議論などはあるのか?
木下氏:経営層の中でも頻繁に議論をされている。半年に一回バリューアワードを実施。バリューアワードの中にはGo Bold賞などもあり、目標を達成されなかったプロジェクトにも与えられることがある。実践してみたが、上手くいかなかったという場合でも、上手くいかなかったことが分かり良かったという前向きな姿勢で、そのプロジェクトに果敢に挑戦したメンバーには、Go Bold賞を与えている。このGo Bold賞があることで、失敗を恐れないという気持ちで挑戦することが出来ているのではないか。

Q:グロースマインドセットを持った人材の採用の見極めは?
木下氏:インタビューをして、その方のこれまでのどのような行動をしてきたか、理系の方であれば、これまでの研究に対するテーマであったり、アプローチを聞いていく。大学での生活だけではなく、様々な部分も含めてもインタビューすることでどのくらいGo Boldの思考を持っているかをみるようにしている。
 
  • アカリクについて
アカリクは「知恵の流通の最適化」というコーポレートミッションのもと、大学院生や研究者の方々のキャリア支援を行っています。高度研究機関である大学院・その他研究機関において日々産み出される「知恵」を広く社会・産業界につなぐことで価値を創出し、「知恵の流通」の最適化に貢献していくことを目指しています。研究に関わる事業を多方面で展開することで、日本の研究レベルが上がり、大学院生のキャリア選択肢が増え、さらには研究者を目指す人が増えることで優秀な研究者が増え、世の中の企業活動が活発化し、ユニークなサービスがたくさん産み出されていく…そんな世界のプラットフォームになることを目指しています。

会社名:株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/
創業 :2006年11月
代表者:代表取締役 山田諒
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
資本金:1億1500万円
事業 :大学院生・ポスドク向け就活情報サイト「アカリク」の運営、研究分野・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など。

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会社概要

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https://acaric.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
電話番号
03-5464-2125
代表者名
山田 諒
上場
未上場
資本金
1億1500万円
設立
2010年05月
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