独自の就学・生活サポート奨学金制度にて学生2名の追加受入、計5名を教育支援

2023年から貧困家庭の教育支援を実施し、情報学部系への大学進学を支援

デジタル・トランスフォーメーションを⽀援するスパイスファクトリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:高木 広之介)は、フィリピンの現地拠点を通じて貧困家庭の子どもに対する独自の就学・生活サポート制度「スパイスキッズ」を通した支援を2023年から実施しております。今回新たに2024年9月の入学時期にあわせ2名の支援を開始し、2024年8月時点から計5名の学生の支援を実施中です。

本奨学金制度は、フィリピンの現地拠点で従業員を5名採用するごとに1名奨学生を支援するという制度です。一般に公募した情報学部系に進学したい学生を独自の様々な要件により審査し、大学4年間の就学・生活資金にかかる費用を奨学金を毎月直接学生に奨学金を渡すという方法で支援を行います。

<具体的な支援内容>

  • 現地社員5名の雇用に対して1人の学生の支援を実施。

  • 大学で勉強したくても経済的に困難な貧困家庭の子どもを対象に、大学入学から卒業までの4年間、就学・生活にかかる費用について支援を実施。

  • 支援対象者には月に1度フィリピン現地法人に来てもらい、学業や生活の近況報告などをヒアリングするとともに、支援を受けた学生に直接奨学金を渡す。

■奨学生の声(※奨学生のコメントは抜粋し、日本語に翻訳しています。)

Elvis II D. Demafelisさん (セブ大学1年生)

この奨学金をいただけたことは、私にとって大きな喜びであり、成功への道を切り開く重要な一歩となりました。この奨学金は、単なる経済的支援ではなく、私の夢が手の届くところにあることを思い出させるものであり、世界に対してポジティブな影響を与えるための行動を促す呼びかけでもあります。この機会を最大限に活用し、学問の成長に集中し、自分の情熱を追求することができるようになったことに心から感謝しています。今後も、コンピュータエンジニアリングの分野で研究の機会を追求し、豊かな課外活動に参加しながら、自分の目標に向かって努力を続ける決意です。

Diana D. Villarazaさん (セブ大学1年生)

この奨学金を受け取ったことは、私の人生に大きな転機をもたらし、視点を広げ、夢に向かう意欲を一層強めました。私はこれまで、貧困が成功への障害になると感じていましたが、この奨学金は私に新たな希望を与えてくれました。「命の恩人」とは、定義上、人の命を救うものを指しますが、私はこの奨学金をまさにそのように感じています。この機会を通じて、技術革新の分野で優れた成果を追求し、社会に貢献したいと考えています。今後、私はこの機会を最大限に活用し、あらゆる取り組みにおいて卓越を目指し、明るい未来を築くために全力を尽くします。

■フィリピンの現状

2023年のフィリピンの人口は約1億1700万人であり、フィリピン政府から2024年7月に発表された貧困統計によると、2023年の世帯の貧困率は10.9%、または300万世帯の貧困率に相当すると記録されました。(※1)(※2)

※貧困率とは、貧困基準によって推定される最低限の基本的な食料および非食料ニーズを購入するのに十分でない収入を持つフィリピン人世帯の割合

また、2024年にユニセフがまとめたフィリピンの教育に関するファクトシートによると、5歳~17歳の6%に相当する約160万人の子どもたちは学校に通っていません。特に青少年は中等教育を修了する可能性が低く、16歳・17歳の12%が就職や興味の欠如などの理由で学校に通っていないそうです。(※3)

つまりフィリピンの青少年が学びたいと思ったとき、中には家庭事情であきらめる状況があるということであり、それが繰り返される現状では貧困の連鎖が絶たれることはありません。

スパイスファクトリー株式会社が関わる地域への貢献として青少年の学習意欲を応援し、将来稼げる知識を身に着けるため支援すべく、この奨学金プログラムを今後も継続していきます。

(※1)フィリピン統計

(※2)フィリピン2023人口|populationpyramid.ne

(※3)Education Factsheet UNICEF Philippines

■スパイスファクトリー株式会社 取締役CSO 流郷綾乃より

スパイスファクトリー株式会社は、企業としての成長が地域社会への貢献とともにあるべきだと考えています。今回の『スパイスキッズ』奨学金制度は、フィリピンにおけるデジタル技術の発展に寄与するだけでなく、貧困家庭の子どもたちに新たな未来を切り開く機会を提供するものです。私たちは、この取り組みが単なる経済的支援にとどまらず、社会的持続可能性の確保に寄与するものと信じています。今後も、地域に根ざした支援活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化してまいります。

一緒に支援をしてくださる企業の方を募集しています

私たちの奨学金プログラムは、フィリピンの貧困家庭の子どもたちに希望を与えるための一歩ですが、貧困の連鎖という社会課題を根本から変えるには、私たちだけの力では限界があります。より大きな変化を生み出すために、この取り組みにご賛同いただける企業の皆様を募集しております。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度お話をさせていただければ幸いです。詳細については、以下のアドレスまでお気軽にお問い合わせください。

問い合わせ先:pr@spice-factory.co.jp

スパイスファクトリー株式会社

スパイスファクトリー株式会社

スパイスファクトリーは、DXを加速させるアジャイルマインドで企業や行政機関のデジタル変革を引き起こす"触媒(スパイス)"となるDX支援企業です。
これまでに、教育、医療、自治体、一次産業、物流、製造、エンタメなど様々な業界のDXに関わり、アジャイル開発のアプローチで迅速な価値創造を実現し、社会と顧客の課題解決に取り組み、事業の成長を支援してきました。
経営課題から現場の事業課題解決まで全方位で関わる360°デジタルインテグレーターとして、デジタル領域の課題に幅広く対応します。事業サービス構想の支援、システム開発、UI/UX、マーケティング支援など、一気通貫でサポートします。
同時に、従来の受託開発の枠組みを超え、ユーザー中心の設計を軸に顧客企業や行政機関と連携し、変化への対応力と俊敏性を高めながら、伴走して解決策を導き出します。
私たちのMissionは「革新の触媒」であり、Purposeは「1ピクセルずつ、世界をより良いものにする。」ことです。社会課題解決を追求し、新たなビジネスやイノベーション創出に貢献します。

会社名:スパイスファクトリー株式会社(Spice Factory Co.,Ltd)
代表:代表取締役CEO  高木 広之介
設立: 2016年3月
資本金:5,000万円
東京本社:東京都港区台場二丁目3番1号 トレードピアお台場 20階南
京都拠点:京都府京都市下京区鶏鉾町493 ムーンバットビル7F コネクト京都
福岡拠点:福岡県福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next
事業内容:360°デジタル・インテグレーション事業
公式Webサイト:https://spice-factory.co.jp
公式MAGAZINE|ALLSPICE:https://spice-factory.co.jp/allspice/
note:https://note.com/spice_factory/
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/spice-factory
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ラジオ(Spotify):https://open.spotify.com/show/3fMJ4IWtgPej5oGVTRW1kf

<フィリピン現地法人について>

会社名:Spice Factory Philippines inc.

設立: 2023年2月

住所:Unit 301 PDI Condominium, Gov. M. Cuenco Ave., Corner J. Panis Street, Barangay Banilad, Cebu City, 6000

公式Webサイト:https://spice-factory.ph/

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会社概要

URL
https://spice-factory.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区台場2丁目3−1 トレードピアお台場20F南
電話番号
03-6667-0387
代表者名
高木 広之介
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2016年03月