同志社大、アカマイのクラウドソリューションでゼロトラスト時代を見据えたリモートアクセスを2週間で構築

コロナ禍、“脱”VPNによるきめ細かなアクセス制御と利便性の向上を実現

アカマイ・テクノロジーズ合同会社(本社:東京都中央区、職務執行者社長:山野修、以下「アカマイ」)は、同志社大学(京都府京都市、学長:植木 朝子)がアカマイのクラウド型のID認識型プロキシソリューション「Enterprise Application Access (EAA)」を採用した結果、リモートアクセスのセキュリティ強化と利便性の向上を同時に実現したことを発表しました。

有数の名門大学として知られる同志社大学は2025年に創立150周年を迎えます。創設者である新島 襄の意志を受け継ぎ、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」を教育理念として掲げています。学生数は2 万8,000 人を超え、800 名近い教員(専任教員)が在籍しています。(2020 年5 月現在)京都のメインキャンパスの他、東京、大阪にサテライトキャンパスを、またドイツのテュービンゲン大学構内にEUキャンパスを展開しています。

同大学では、ネットワーク運用においてVPNを使った従来型のリモートアクセス環境を教員や職員に提供していましたが、セキュリティ確保、運用管理、ユーザーの使い勝手の三点を課題としていました。特に、VPN だけではユーザーの立場・職務に応じてアクセスできるシステムに制限がかけられない点を懸念していました。こうしたVPNをめぐる課題を解決しうるソリューションとして採用されたのがアカマイのEAAでした。

EAA は、クラウド提供型のID 認識型プロキシ(IAP)で、あらゆるユーザーや端末、場所からのアクセスに対して、適切な認証とアクセス権限の管理を提供するソリューションです。EAAの導入によって、同志社大学では、ユーザーIDに紐づけたきめ細かなアクセス制御が、クラウド上でシンプルに実現されました。また、新型コロナウイルス感染拡大予防策としてテレワーク環境を2週間で構築できたことは、想定外の効果として挙げられています。

EAAが評価されている点:
●きめ細かなアクセス制御
国内外の複数の拠点に点在するユーザーの立場や職務に応じたきめ細かで柔軟なアクセス制御と一元管理が可能。
●利便性の向上
Webブラウザだけでリモートアクセスが行える。ユーザーからの問い合わせもゼロに。
●スピード構築
コロナ禍に対応すべく、システムの検証・構築自体は実質2 週間程度で完了。いち早くテレワークをスタート。

同志社大学、総務部情報企画課情報ネットワーク係の山北英司氏は、「コロナ後の社会では、テレワークが働き方の標準的な選択肢になるとされています。そうした時代の変化の中で、テレワーク環境がすぐに整えられる手段を手にできた意義は大きいと思います。また、今後テレワークが広がっていけば、ゼロトラストセキュリティの実現がますます重要性を帯びてくるはずです。そうした将来に向けて、これからもEAA を活用していきたいと考えています」と語っています。

 アカマイ 社長の山野修は、「伝統と革新を併せ持つ同志社大学様にEAAを採用いただいたことを大変嬉しく思います。昨今の大学は、企業と同様に高いセキュリティとユーザービリティの両立が求められています。アカマイのゼロトラスト・セキュリティ・ソリューションは、業務のスピードや効率を加速させながら、同時にセキュリティの強度を改善することが可能です。アカマイはソリューションを通して今後も組織の成長をサポートしてまいります」と語っています。

Enterprise Application Access 製品概要
https://www.akamai.com/jp/ja/solutions/security/zero-trust-security-model.jsp

アカマイ について:
Akamai は世界中の企業に安全で快適なデジタル体験を提供しています。Akamai のインテリジェントなエッジプラットフォームは、企業のデータセンターからクラウドプロバイダーのデータセンターまで広範に網羅し、企業とそのビジネスを高速、スマート、そしてセキュアなものにします。マルチクラウドアーキテクチャの力を拡大させる、俊敏性に優れたソリューションを活用して競争優位を確立するため、世界中のトップブランドが Akamai を利用しています。Akamai は、意思決定、アプリケーション、体験を、ユーザーの最も近くで提供すると同時に、攻撃や脅威は遠ざけます。また、エッジセキュリティ、ウェブ/モバイルパフォーマンス、エンタープライズアクセス、ビデオデリバリーによって構成される Akamai のソリューションポートフォリオは、比類のないカスタマーサービスと分析、365日/24時間体制のモニタリングによって支えられています。世界中のトップブランドがAkamai を信頼する理由について、<www.akamai.com/jp/ja/>、<blogs.akamai.com/jp/>およびTwitterの@Akamai_jpでご紹介しています。

アカマイ・テクノロジーズ合同会社について:
アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、1998年に設立された、アカマイ・テクノロジーズ・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、最高経営責任者:Tom Leighton)が100%出資する日本法人です。アカマイは、ウェブサイト/モバイルアプリの最適化、快適なユーザー体験、堅牢なセキュリティを実現する各種ソリューションを提供しており、日本国内では約650社が当社サービスを利用しています。

※アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です
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会社概要

URL
https://www.akamai.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区八重洲2-2-1  東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー
電話番号
03-6897-9450
代表者名
日隈 寛和
上場
未上場
資本金
2億1920万円
設立
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