独自のシームレスカプセル技術を用いた新製剤が大腸まで到達することをヒト試験で確認

「第14回日本カプセル内視鏡学会学術集会」において発表

森下仁丹株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長 森下雄司、以下「当社」)は、日本医科大学 千葉北総病院 消化器内科 藤森俊二教授との共同研究において、当社独自のシームレスカプセル技術を用いた崩壊遅延型カプセルの崩壊部位に関する新たな知見を、2021年2月21日(日)に開催された「第14回日本カプセル内視鏡学会学術集会」のシンポジウム≪カプセル内視鏡の進歩と未来≫において発表いたしました。崩壊遅延型カプセルは、当社の独自技術であるシームレスカプセルの皮膜構造に優位性を持たせた新製剤で、製品機能の更なる向上を目指し研究を行っているものです。

【研究成果】
シームレスカプセル技術を用いた新製剤および対照製剤をそれぞれ健常成人10名に投与し、カプセル内視鏡で胃・小腸上部・小腸中部・小腸下部・大腸それぞれの部位における崩壊率を確認したところ、両製剤とも胃での崩壊挙動に差はありませんでしたが小腸での崩壊挙動(崩壊率)に有意な差が認められ、対照製剤に比べ新製剤は小腸において崩壊しにくいことが確認できました。さらに、この新製剤は、10名中7名で原形を留めたまま、残りの3名においてもカプセルが一部を留めた状態で大腸まで到達していることを確認することができました。今回の試験ではカプセル内視鏡を用いたことにより、シームレスカプセルの腸管内での崩壊の様子を画像として捉えることができました。カプセル内視鏡は、製剤の崩壊挙動を確認するための侵襲性が少ない方法のひとつとして使用できる可能性があります。

シームレスカプセルの消化管内崩壊挙動画像(下図)

 

「第14回日本カプセル内視鏡学会学術集会」概要

テーマ:カプセル内視鏡の進歩と未来 ―来たるべきAI時代に向けて―
会期:2021年2月21日(日)
会場:オンライン開催
HP:https://www.keiso-comm.com/giweek2021/index.html

<当社発表>
演題「カプセル内視鏡を使用したシームレスカプセルの崩壊部位の検証」
(シンポジウム「カプセル内視鏡の進歩と未来」内)

森下仁丹株式会社 ヘルスケア事業本部 ヘルスケア研究開発部 ヘルスケア研究グループ
山口 大貴、河野 麻実子、川上 宏智

日本医科大学 千葉北総病院 消化器内科
藤森 俊二

プレスリリースダウンロード(PDF)https://prtimes.jp/a/?f=d35073-20210222-2625.pdf
 

社名:森下仁丹株式会社
代表:代表取締役社長 森下雄司
創業:1893年(明治26年)2月
設立:1936年(昭和11年)11月
主な事業:医薬品、医薬部外品、医療機器ならびに食品等の製造および販売
URL:https://www.jintan.co.jp/
業祖 森下博が「社会への奉仕」を信念とし、1893年の創業来、人々の健康や豊かな暮らしの一助となる製品をご提供して参りました。当時、懐中の総合保健薬(当時は赤大粒仁丹)として開発し、その後は口中清涼剤として親しまれる銀粒の「仁丹」(現在は医薬部外品 販売名:仁丹N)、その製造から着想を得て、独自に開発し事業領域を拡大しつつある「シームレスカプセル技術」と、これまでの生薬研究の蓄積と独自技術の確立・育成を通して、幅広い領域で企業活動を行なっています。

 

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