モビリティのシェアリングプラットフォーム「 Kuruma Base 」を北海道電力株式会社へ提供開始
~ テスラAPI連携も活用し、EVカーシェアリングの実証事業へ提供 ~
株式会社スマートバリュー(本社:大阪府大阪市、取締役兼代表執行役社長:渋谷 順、以下:スマートバリュー)が運営・提供する、テスラAPIとも連携可能なモビリティのシェアリングプラットフォーム「Kuruma Base(クルマベース)」が、北海道電力株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:藤井 裕、以下:北海道電力)が2022年4月1日から行う、EVカーシェアリングの事業性と運用面の課題を検証する実証事業に採用されることになりました。
- 今回の実証事業について
本実証事業は、カーボンニュートラル実現に向けて取り組みを進めている、11社の民間企業にてご利用いただくことにより、事業性および運用面の課題を検証するものです。
クルマはテスラ モデル3や日産 リーフといった、環境にやさしい電気自動車を活用し、持続可能な社会の実現への貢献を目指しています。
- Kuruma BaseとテスラAPIの連携
本実証事業でも利用されるテスラ モデル3はコネクティッドされたEVであり、Kuruma Baseと連携したテスラAPIを活用することで、常時インターネットを通じてクルマの施錠開錠をスマートフォンでおこなうことができます。
Kuruma BaseではテスラAPIを利用するためのモジュールを用意しており、走行距離、充電残量、充電器への接続状況といったクルマで取得された情報を、Kuruma Baseへ連携できる仕組みを実装しています。
スマートバリューは、2008年から展開してきたモビリティサービスで培ったノウハウを活用することで、テスラ モデル3のようなコネクティッドされた様々な自動車メーカーのクルマとKuruma Baseとの連携を積極的に実施いたします。
また、EVカーシェアリングの他にも、Kuruma Base を活用し、レンタカー・カーシェアリングサービスとその他の移動手段(公共交通機関やその他シェアサービス)にまつわるサービスとをシームレスに連携することで、MaaS(Mobility as a Service)アプリやサービスとの統合も可能です。
- EVへの期待の高まりと、スマートバリューの今後の展開
こうした課題背景から、蓄電池やデマンドレスポンスなどのリソースを集約した仮想発電所、バーチャルパワープラント(以下「VPP」)によるコントロールが求められており、EVも走る蓄電池として期待がされています。
その今後普及が見込まれるEVを活用することについては、地域におけるエネルギーマネジメントの最適化や、自然災害等による非常時の電源として、有用なものとなります。
それらのEVを、単に再生可能エネルギー電気を蓄電するなどの電源としてだけではなく、広く地域住民や観光客などにも活用を促していくことについては、地域における移動に関する課題の解決や、まちづくりの要素の一つとして、考えております。
また、自動車を購入しない若者が増えてきたことで、日常生活におけるカーシェアリングの利用頻度は増加傾向にあり、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大においては、感染リスクを避けるために、パーソナルモビリティとしてカーシェアリング等のモビリティサービスの利用が期待されています。
このような潮流からスマートバリューは、2020年10月より、福井県が展開するスマートエリア実証事業「嶺南Eコースト計画」における「EVによるVPPおよびカーシェア実証事業業務」へ採択され、福井県嶺南地区6箇所でEVカーシェアリングを展開しております。
これらのエネルギーの最適化の観点と、移動における地域ごとの課題解決の観点から、まちづくりの一環として、モビリティサービスの構築、提供が重要になってくると考え、積極的に展開いたします。
- 会社概要
会社名 | 株式会社スマートバリュー |
代表者名 | 取締役兼代表執行役社長 渋谷 順 |
所在地 | 大阪市中央区道修町三丁目6番1号 京阪神御堂筋ビル |
設立年月 | 1947年6月 |
資本金 | 959,454千円(2021年6月末現在) |
上場市場 | 東証一部(証券番号:9417) |
事業内容 | クラウドソリューション事業 |
ホームページ | https://www.smartvalue.ad.jp/ |
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