【セミナーレポート公開】選ばれる住宅・不動産会社が行っている「Googleマップ×クチコミ×広告」最新集客戦略を公開

株式会社ロカオプ(本社:東京都新宿区新宿 代表取締役:縣将貴、以下:ロカオプ)は、無料のオンラインセミナー『選ばれる住宅・不動産会社が行っている「Googleマップ×クチコミ×広告」最新集客戦略』を5月19日(月)に開催いたしました。本レポートではその内容の一部を抜粋してご紹介します。
物件選びや住宅会社の比較検討が始まる際、多くのユーザーはまずGoogle検索やGoogleマップを活用して情報収集を行います。こうしたユーザー行動に対応するには、SEO・MEO・Web広告といった複数のデジタル施策を戦略的に組み合わせ、検索結果で「見つかる・選ばれる」状態をつくることが重要です。
今回のセミナーでは、住宅・不動産業界に特化した視点から、オンライン経由での集客を強化するための最新施策を体系的に解説。Googleの検索表示構造の変化やAI Overviewの影響、そしてクチコミ活用・MEO対策・広告運用の実践的な手法まで、事例を交えながらわかりやすく紹介しました。
「地域で選ばれる住宅会社」になるための第一歩として、Webを活用した来場・問い合わせ獲得を目指す方にとって、明日から実践できるノウハウが詰まった内容となりました。
<セミナー概要(一部抜粋)>
●検索クエリ4分類と表示傾向の変化
Google検索においては、ユーザーの検索意図が「知りたい(KNOW)」「行きたい(GO)」「やりたい(DO)」「買いたい(BUY)」の4つに分類され、それぞれ異なる構造で検索結果が表示されることが、実際の画面例とともに紹介されました。
たとえば、情報収集段階に多いKNOWクエリでは、検索結果の最上部に「AI Overview(要約表示)」が挿入され、その下に広告、さらに自然検索結果が表示される構成です。ここでは自社サイトが1位に表示されていても、ユーザーがAIの要約だけで満足して離脱するリスクがあるため、情報の差別化や引用対策が欠かせません。
一方、行動意欲が高いGO・DOクエリでは、「広告 > Googleマップ > 検索結果」の順で表示されるため、マップ対策(MEO)が直接的な集客効果に結びつく重要な領域になります。BUYクエリも含め、検索意図によって対策の優先順位や役割が異なるため、自社のターゲットユーザーがどのクエリ層にいるのかを正しく把握し、SEO・MEO・広告を適切に使い分ける必要があると解説されました。

●AI Overview(AIO)への備えとSEO戦略の再構築
AI Overview(AIO)の導入により、Google検索の上部にAIによる要約表示が加わり、従来の自然検索や広告の表示順に大きな変化が生じています。特に「〇〇市 新築戸建て」や「△△区 中古マンション 価格相場」など、地域名と条件を組み合わせたクエリでは、ポータルサイトの情報が引用されやすく、ユーザーが要約だけで満足してしまい、自社サイトに訪問しないケースが増えていることが共有されました。
こうした環境下で自然検索の価値を維持するには、AIOに引用されるためのコンテンツ設計が必須です。具体的には、地域に根ざした一次情報や、FAQ・How-to形式によるナレッジページの整備、さらにE-E-A-Tの強化(専門家監修、実績、実名の情報発信)が求められます。
また、AIOは自然検索だけでなく広告表示にも影響を及ぼします。検索広告の2〜4位がスクロールしなければ見えない位置に押し下げられることで、特にモバイルユーザーへの訴求力が低下する可能性が指摘されました。

●MEO対策は「比較・行動・体験後」まで設計する
「高松 焼肉」や「堺市 新車」のようなクエリでは、以前はポータルサイトが上位に表示されていた枠が、現在ではGoogleマップが主役となっており、地図上での競争が激化していることが紹介されました。
来店につなげるためには検索順位を上げるだけでは不十分であり、「比較」「来店行動」「体験後のレビュー獲得」までを一貫して設計することが重要と説明されました。

●SEOとMEOは「別々でなく連動させる」ことで効果を高める
SEO(検索エンジン最適化)とMEO(マップエンジン最適化)は、それぞれ異なる対策領域として語られがちですが、実際のGoogleの評価指標には重なる部分が多く、相関的に作用することがセミナー内で解説されました。
たとえば、Webサイトの被リンクやドメイン評価を高めることは、MEOにおける「視認性」の向上にもつながります。さらに、サイト内のキーワードや地域情報がGoogleビジネスプロフィールの評価にも影響するため、両者を共通の視点で設計することが効果的です。
また、SEOで重視されるE-E-A-T(経験・専門性・信頼性など)は、MEO対策における実名情報や地域密着の一次情報とも親和性が高く、連動させることで相乗効果が期待できます。

●店舗ビジネスの課題を一気通貫でサポートする「ロカオプ」の活用
セミナー後半では、住宅・不動産をはじめとした地域密着型ビジネスの集客支援サービスとして、店舗支援MEOツール「ロカオプ」とマーケティング支援SEO対策についても紹介されました。
ロカオプは、Googleマップの順位向上やクチコミ対応といったMEO対策はもちろん、「予約が媒体依存になっている」「複数のビジネスプロフィールを管理しきれない」「サイト改善やWeb広告もまとめて見てほしい」といった、店舗型ビジネスが抱える実務課題をまとめて支援できる点が特徴です。

本セミナーでは、地域で選ばれる工務店になるために必要な集客の視点と、Google検索やマップを活用した実践的な対策を幅広くご紹介しました。検索結果の表示構造やクチコミの活用、予約導線の整備といったテーマは、集客やお問い合わせに直結する重要な要素であり、日々の店舗運営にすぐ取り入れられる内容として多くの関心を集めました。
今後もロカオプでは、工務店をはじめとした地域密着型の事業者の皆さまが、デジタルを活用して選ばれる存在となるためのヒントをお届けするべく、テーマを変えながら実践的なセミナーを継続的に開催してまいります。
なお、本セミナーの内容は現在、6月9日まで期間限定でオンデマンド配信も行っております。
当日ご参加いただけなかった方や、復習としてもう一度ご覧になりたい方は、ぜひこの機会にご視聴ください。
店舗や地域密着型ビジネスの集客に課題を感じている皆さまにとって、ヒントとなる内容が詰まっています。
登壇者

<株式会社ロカオプ> 戦略マーケティング部部長島津 誠
ITベンチャーを経て東証一部上場デジタルマーケティング企業へ入社しリスティング・ネイティブ・アフィリエイト・Youtube等のWeb広告をタッチ。アカウントディレクター職からデジタルマーケティングを学ぶ。以降、ソフトバンクグループHR領域において副本部長職に従事し大手・中小企業様の中途採用媒体提案/人材紹介/求人コンサルを手がけ課題創出に務めた後、ロカオプにジョイン。
現在、中小企業様をメインとしたWebコンサルティングに従事中。
サービス紹介
「ロカオプ」について
株式会社ロカオプが提供するサービス「ロカオプ」は、Googleマップ(MEO)対策を中心に、集客から来店・リピートまで店舗運営に関するさまざまな課題を解決するツールです。
Googleマップ対策、24時間予約可能なWeb予約、顧客ニーズを明確化するためのアンケート、クチコミ促進、簡単なWebサイト制作ツールなど、店舗運営に必要な機能を統合したプラットフォームです。
ロカオプサービスサイト:https://locaop.jp/
ロカオプ資料請求はこちら:https://locaop.jp/download/
会社概要
会社名:株式会社ロカオプ
所在地:東京都新宿区新宿六丁目28番8号 ラ・ベルティ新宿5階
代表者:代表取締役 縣 将貴
資本金:439,977,856円(資本準備金を含む)
事業内容:
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自社プロダクトのSaaS『ロカオプ』展開(ローカルマーケティングDXプラットフォーム)
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ウェブマーケティング全般(ローカルエリアマーケティング事業、リスティング広告、SNS広告を中心としたウェブ広告、売上UPにつながるサイト制作、SEO対策支援、MEO対策支援)
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店舗向けマーケティングツールの開発・販売・サポート
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伴走型コンサルティング(コンサル伴走型内製化支援事業)
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