「Hyundai EVタクシー延長保証」誕生。国内でのEVタクシー普及に貢献
・駆動用高電圧バッテリーのモジュール※1交換を保証
・タクシー事業者にとって予測が難しかった、EVにかかる修理費用の心配を払拭
Hyundai Mobility Japan株式会社(神奈川県横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:趙 源祥、以下Hyundai)は、EVタクシー専用の延長保証プログラム「Hyundai EVタクシー延長保証」を9月14日(木)より提供開始します。
日本国内のタクシー車両の平均走行距離は、1年間で50,000〜100,000kmと言われており、車両自体の耐用期間は3年〜5年で300,000kmが車両入替の目安となっています。日本政府が策定した『2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略』に基づき、現在約22万台あるタクシー車両に対して、『ハイヤー・タクシー業界の低炭素社会実行計画』により、2030年までにタクシー車両の40%を環境車※2へ代替えする目標です。
日本国内ではZEVのみの車両販売を行っているHyundaiとしては、カーボンニュートラル社会の実現に向け、ZEVタクシーの導入に取り組んでおり、既に一部のタクシー事業者様でIONIQ 5による営業を開始しています。このような背景から、Hyundaiではタクシー事業者にとって安心の保証プログラムを提供するために、新車保証に追加する形で「Hyundai EVタクシー延長保証」を提供することに至りました。
「Hyundai EV タクシー延長保証」にご加入いただくことで、新車タクシーのメーカー保証において初度登録日から3年または走行距離100,000kmのいずれか早い方までとしている保証期間を、5年または300,000kmのいずれか早い方まで延長して保証します。また、比較的短い期間で長距離を走るタクシー事業者の懸案事項であった、駆動用バッテリーの不具合発生時にかかる修理費用の予測の立てづらさから生じる不安感を解消するため、駆動用バッテリーのモジュール※1交換も保証対象としています。
さらに、Hyundaiがタクシー事業者の自社修理工場と提携することで、メンテナンスや不具合時における迅速な対応協力を行う態勢を整え、国内でのEVタクシーの普及の足かせとなり得る不安感の払拭を目指します。
今後Hyundaiでは、タクシー事業者から定期的に走行距離・充電頻度・バッテリーSOH・平均車速などの走行データの情報収集を行い、「Hyundai EV タクシー延長保証」の制度の見直しも行う予定です。見直しに伴い、保証期間や保証走行距離、保証部位の拡張を検討して参ります。 「Hyundai EVタクシー延長保証」が、国内のタクシー事業者にとりまして弊社EVをより安心して長期間ご使用いただくための一助となり、「IONIQ 5」がEVタクシーの新しい顔として普及していくことを目指します。
※1 バッテリーアッセンブリ内部にあるバッテリーユニットを指します。
※2 環境車: EV並びにハイブリット車
〈Hyundai EVタクシー延長保証概要〉
※参考
※1新車付帯の駆動用高電圧バッテリー保証は、容量の70%を下回った場合、無償で修理・交換を実施。
※2使用環境に伴う経年劣化などによる容量低下を保証するものではなく、駆動用高電圧バッテリーの故障が発生した場合において、バッテリーアッセンブリ内部のモジュール交換による修理が保証されます。
購入相談及びご不明な点等ございましたら、Hyundaiカスタマーセンターにお問い合わせください。
電話番号:0120 – 600 - 066
営業時間:9:00 - 16:00(定休日:土・日/祝日)
Hyundai(ヒョンデ)について
1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。
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