アリババ、デジタルプラットフォームを活用し、地方の環境保護と経済活性化を支援
アリババグループは、5月9日「パンダの故郷」として知られる中国陝西省仏坪県においてデジタルプラットフォームを活用した野生動物保護への取り組みを発表しました。仏坪県にアリババの地方振興社員として派遣された高泉は、現地の観光資源を活用し、世界で唯一の茶色いパンダをモチーフとしたデジタルコンテンツの販売事業を立ち上げ、陝西省・仏坪県の環境保護と経済活性化を支援しています。
茶色いパンダ「七仔(チーザイ)」は、2009年に仏坪県自然保護区で発見され、地元のパンダセンターで保護されており、独特な外見から注目を集め、仏坪県の重要な観光資産になっています。同県は豊な自然、観光・文化遺産に恵まれていますが、主要な幹線道路からは離れており、最寄りの空港からは車で3時間も離れた場所にあるため、国内でも観光地としての知名度が低い地域でした。
仏坪県の経済活性化を目的に、アリババの地方振興社員の高泉は、アリババのデザインチームと協力し、若い世代の消費者の心を掴むような「七仔」をモチーフにしたデジタルアート作品を制作し、アリババのロイヤリティプログラムである88VIP会員の若い世代に向けに、国宝加護のためのデジタルコレクションとして販売しました。以前は仏坪県の存在を知らなかった88VIP会員がこのデジタルコレクションへの関心をきっかけに県を訪れ、観光客増加と地元経済振興につながっています。88VIP会員は、一度のデジタルコレクション購入ごとに10元(約200円)を寄付する仕組みになっており、最終的には21万元(約420万円)が集められ、野生パンダ保護や地域の観光資源開発に役立てられました。
アリババは、デジタルプラットフォームと地方新興社員制度を活用し、様々な地域の環境保護と経済活性化に貢献していきます。
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