「女性のアンチエイジングに対する意識」調査

main image
-----------------------------------------------------------
アンチエイジング化粧品の市場規模は約2,712億円
アンチエイジングへの興味は高く、30~50代の約85%は「興味がある」
約5割の女性が自分は “若く見える”と思っており、6割以上の女性が同性の目を意識
-----------------------------------------------------------

株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮首 賢治)は、『女性のアンチエンジングに対する意識』に関して調査を実施しました。本調査は、同社のパネル調査※SLI(全国女性消費者パネル調査)データおよび、2012年10月10日~10月12日、インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち20~69才の女性1000名(関東:1都3県、関西:2府4県)を対象としてインターネット調査を行ない、結果をまとめました。


--------------------
調査結果のポイント
--------------------

1.女性のアンチエイジング化粧品の市場規模は、基礎化粧品市場の約26%を占める

2011年の基礎化粧品の市場規模は10,471億円で、そのうちアンチエイジング化粧品の市場規模は2,712億円で25.9%を占める。


2.アンチエイジングへの興味は高く、30~50代の約85%が「興味がある」

アンチエイジングに対する興味は高く78.6%が「興味がある」と回答。年代別でみると、もっとも「興味がある」のは50代で85.0%、次いで30代(84.5%)、40代(84.0%)。「興味がない」割合が高いのは20代(31.0%)、次いで60代(29.5%)。エリア別では、関西60代が最も「興味がない」割合が高く38.0%。(単数回答)


3.アンチエイジングのために『おこなっていること』は化粧水、乳液と生活習慣へのこだわり、『今後新たに行いたいこと』はアンチエイジング効果のあるスペシャルケア

『アンチエイジングのためにおこなっていること』のトップ3は、「化粧水、乳液を使う」(42.0%)、「食生活にこだわる」(31.0%)、「規則正しい生活を送る」(29.8%)となった。年代別では、高い年代ほどアンチエイジング化粧品の使用率は高いが、それ以上に「規則正しい生活を送る」「食生活にこだわる」「睡眠にこだわる」などの生活習慣へのこだわりが高くなる。
『アンチエイジングために今後新たにおこなってみたいこと』のトップ3は、「アンチエイジング効果のあるスペシャルケアを使う」(22.8%)、「アンチエイジング効果のある化粧水、乳液を使う」(20.7%)、「ストレッチ・運動をする」(19.2%)となった。(複数回答)


4.半数近くが実年齢より“若く見える”と思っている

自分が思う“実年齢と見た目年齢”のギャップについて聞いたところ、半数近くが「年下に見える」(45.9%)と思っている。そのうち18.0%が「4~5歳下」、16.1%は「2~3歳下」に見えると回答。「実際の年齢相応に見える」と思う人は24.5%。
年代別でみると、20代以外の30~60代は5割前後が「年下に見える」と回答したが、60代では「気にしたことがない」割合が他の年代より高く17.5%。またエリア別の比較では「年下に見える」と思う率が最も高いのは関東の50代で57.0%。(単数回答)


5. 65.3%が“人から若く見られたい”、希望は「4~5歳下」

“見た目年齢”を人からどのように見られたいかについては、65.3%が「年下にみられたい」と思っており、最も多いのは「4~5歳下」(26.7%)で、次いで「2~3歳下」(16.5%)。さらに「10歳以上、下」は10.2%とかなり年下に見られたいと思っている人も存在。一方、「実際の年齢相応に見られたい」人は20.3%。
年代別でみると、20代は「実際の年齢相応に見られたい」(41.5%)が最も多く、30~50代は「4~5歳下」が最多。60代では「4~5歳下」(20.0%)と「実際の年齢相応に見られたい」(19.5%)が僅差で「気にしたことがない」も18.5%と、意識にばらつきがある。
エリア別で比較すると、全年代で関東の女性のほうが“若く見られたい願望”が強い。(単数回答)


6.6割以上の女性が同性の目を意識している

自身の外見について誰の評価が気になるか聞いたところ、「同性」が最多で62.6%、次いで「気にしたことがない」(22.8%)、「異性」(14.6%)の順となった。
年代別では、どの年代も「同性」が多いが、若い年代ほど「異性」の評価が気になる割合が高い。一方60代の35.0%は「気にしたことがない」。
また、『だれの評価が気になるか』と5.の『人から見られたい見た目年齢』をクロス分析すると、女性同士の競争意識からか、「同性」の評価が気になる人の方が「年下にみられたい」と思っている。(単数回答)


7.実年齢より若く見える大人の女性イメージは、「努力していてきれいだけど、大変そう」

「年齢を感じさせない若さや美しさを保っている35歳以上の女性」に対するイメージで最も多いのは、「努力している」(43.4%)、次いで「きれい・美しい」(31.3%)、「大変そう」(23.9%)。年代別では、20~60代すべての年代が「努力している」が最も多いが、若い年代ほど「きれい・美しい」「あこがれる」の数値が高くなる。60代は他の年代に比べ「興味がない」(27.0%)。(複数回答)



--------------------
調査概要
--------------------

調査方法  : インターネット調査
調査地域  : 関東(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)
        関西(大阪府・京都府・滋賀県・兵庫県・奈良県・和歌山県)
調査対象者 : インテージ・ネットモニター“キューモニター” 20~69才女性

サンプル構成 :   

   l    l 20代 l 30代 l 40代 l 50代 l 60代 l
-------------------------------------------------------------------- 
TOTAL l 1000 l  200 l 200  l 200  l 200  l 200  l 
-------------------------------------------------------------------- 
関東  l  500 l  100 l 100  l 100  l 100  l 100  l 
-------------------------------------------------------------------- 
関西  l  500 l  100 l 100  l 100  l 100  l 100  l 
 

調査期間   : 2012年10月10日(水)~10月12日(金)
調査実施機関 : 株式会社インテージ


----------------------------------
※SLI(全国女性消費者パネル調査)
----------------------------------
SLI(全国女性消費者パネル調査)は、化粧品・ヘアケア商品・生理用品・サプリメントなどの美容と健康に関連した女性用品市場動向のトラッキングサービスです。全国40,060人の女性パネルモニターから収集した購入データと、別途パネルモニターに聴取した年代・職業などのプロフィールや意識項目を用いて分析した結果を、主に化粧品メーカーやヘルスケアメーカーなどのお客様に提供しています。




■株式会社インテージ http://www.intage.co.jp/

株式会社インテージ(市場名:東証1部・4326、本社:東京都千代田区、設立年月日:1960年3月2日、代表取締役社長:宮首 賢治)は、インテージグループ各社とともに、リサーチノウハウ、データ解析力、システム化技術と、これらに基づく情報評価力をコア・コンピタンスとして、経営およびマーケティング上の意思決定に役立つ情報(Intelligence)を提供。国内マーケティングリサーチ最大手として、お客様のビジネスの成功に貢献してまいります。



■この件に関するお問合せ先

株式会社インテージ 経営管理部 広報IRグループ
担当:小関(おぜき)/ 上村(うえむら)
TEL:03-5294-6000 FAX: 03-5294-8318 
弊社サイト「お問合せフォーム」
http://www.intage.co.jp/contact/

すべての画像


会社概要

URL
http://www.intageholdings.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都 千代田区神田練塀町3番地 インテージ秋葉原ビル
電話番号
03-5294-7411
代表者名
仁司 与志矢
上場
東証1部
資本金
16億8140万円
設立
1960年03月