~世界を見据えた「日本の食ブランド」の創出~新たな日本の食を発信する合弁会社「フードアンドパートナーズ」を設立します
株式会社髙島屋(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:木本茂、以下、髙島屋)と貝印株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:遠藤宏治、以下、貝印)は、「日本の食」を総合的に発信するブランドを開発し、製造・小売販売等を行う合弁会社「株式会社フードアンドパートナーズ、以下、フードアンドパートナーズ」を設立することに合意し、本日(4月3日)合弁契約を締結いたしました。
(写真左から、株式会社髙島屋 代表取締役専務 肥塚見春 代表取締役社長 木本 茂
貝印株式会社 代表取締役社長 遠藤宏治 専務取締役 水谷健)
今、日本の食材や食品のみならず、食文化そのものが、国内だけでなく、海外からも注目されるようになりました。食に携わる多くの人々と連携している企業として、日本の食文化を形成する多様な食材、技術、様式を伝えることに加え、新たな食文化を創造し、より身近に感じていただける環境づくりが必要と考えております。
そこで、髙島屋と貝印は、合弁会社フードアンドパートナーズを通じて、日本の生産者や食の専門家と連携し、日本の美味を訴求する新たな「専門店事業」と日本の食の魅力を伝える「サービス事業」を展開してまいります。
専門店事業につきましては、2016年都内に発信拠点となるフラッグシップショップ(物販・飲食・体験等の機能を兼ね備えた路面店)を出店いたします。その後、このフラッグシップショップをカテゴリー別にユニット化し、ショップインショップ(小型店舗)として髙島屋店内を皮切りに出店、拡大を進めてまいります。
食のサービス事業につきましては、官公庁や一般企業・団体に向けたイベント運営やレシピ・商品開発への協力、コンサルティング等、日本の食の魅力を伝える活動支援を中心に事業展開を行なってまいります。
髙島屋には、長年にわたり百貨店業で培ってきた信用に付随する多岐に渡る「商品調達力」「生産者や製造者とのネットワーク」「店舗開発・運営力」、貝印には、確かな商品作りに裏付けられた「食に関するマーケティング力」、商品の供給を通じて培った「食の専門家とのネットワーク」など、それぞれ異なる強みとノウハウがあります。
合弁会社フードアンドパートナーズでは、両社が持つ強みとノウハウを融合し磨き上げることにより、新しい「日本の食ブランド」を展開できると確信しております。生産者や食の専門家と消費者を繋ぎ、国内における消費市場の活性化だけではなく、世界を見据えた新たな食事業を創出してまいります。
【株式会社フードアンドパートナーズ 概要】
会社名 株式会社フードアンドパートナーズ
所在地 東京都中央区
会社設立日 2015年4月下旬(予定)
出資金 9億2,000万円(資本金 4億6,000万円)
出資比率 株式会社髙島屋 66.3% 貝印株式会社 33.7%
事業内容 食品・食関連商品の製造・販売事業、飲食事業
【株式会社髙島屋 概要】
商号 株式会社髙島屋
代表者 代表取締役社長 木本 茂
所在地 大阪府大阪市中央区難波5丁目1番5号
設立 1919年8月20日
資本金 660億2,512万5,471円
事業内容 百貨店事業、法人事業、通信販売事業、グループ事業
【貝印株式会社 概要】
商号 貝印株式会社
代表者 代表取締役社長 遠藤 宏治
所在地 東京都千代田区岩本町3丁目9番5号
設立 1954年11月15日
資本金 4億5,000万円
事業内容 刃物、キッチンウェア、ビューティーケア用品、製菓用品等の製造・販売
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