オフィスコットーネプロデュース『母 MATKA』上演決定。カンフェティでチケット発売。
これは 家族の戦争――。
オフィスコットーネプロデュース『母 MATKA』(作:カレル・チャペック)が5月13日 (木) ~5月20日 (木)に吉祥寺シアター(東京都吉祥寺)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にてチケット先行発売開始です。
カンフェティで3月29日(月)よりチケット先行発売開始
http://www.confetti-web.com/matka
公式ホームページURL
http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/MATKA
【あらすじ】
母には5人の息子がいた。
長男のオンドラは戦地におもむき医学研究に身を捧げて死んだ。次男イジー、双子の三男コルネルと四男ペトルは軍人として戦うことを望むが、末息子のトニは夢見がちで、他の兄弟とは違っていた。
国では日々、内戦が激しくなり、ラジオからは国民に戦争への参加を呼びかけるアナウンスが続く。
ある日、母のもとに戦死した夫とオンドラが幽霊になって現れ、「僕たちは大義のための死を悔いてはいない」と語る。隣国の敵も間近に迫る中、トニだけは戦争にとられまいと母は必死に守ろうとするが・・・。
【作】カレル・チャペック
1938年に48歳という若さで亡くなったカレル・チャペックは、数々の小説・戯曲を遺している。 初期の作品は兄ヨゼフ Josef (1887~1945) と共作。20世紀の機械文明の発達と,人間,その生活,文化に興味をもち,小説,戯曲のほか,旅行記,エッセー,童話などに優れた作品を残し,今日まで最も人気のあるチェコ文学の代表的な作家である。小説には SF風の『絶対子工場』Továrna na absolutno (1922) ,『クラカチット』Krakatit (1924) ,『山椒魚戦争』Válka s mloky (1936) のほか,後期の 3部作『ホルドゥバル』Hordubal (1933) ,『流れ星』Povětroň (1934) ,『平凡な人生』Obyčejný život (1934) がある。戯曲には「ロボット」の新造語を生んだ『ロボット』R.U.R. (1920) ,ヨゼフと共作の『虫の生活』Zeživota hmyzu (1921) のほか,『白い病気』Bílá nemoc (1937) ,『母』Matka (1938) など。園芸家、愛犬家、愛猫家としての顔を持ち、『園芸家12カ月』Zahradníkův rok(1929) , 『スペイン旅行記』Výlet do Španěl(1930) ,『チャペックの犬と猫のお話』Měl jsem psa a kočku(1939) など 多彩な分野でエッセーを執筆している。 兄ヨゼフ・チャペック(画家・作家)は、ナチス・ドイツの強制収容所で亡くなる。「母 MATKA」は1938年2月12日にスタヴォフスケー劇場にて開幕。本作はヒットラー及び戦争を痛切に批判しているカレルの代表作である。日本ではほとんど上演されていない。
【翻訳】広田敦郎(ひろたあつろう)
京都大学文学部(英語学英文学専攻)卒業後、劇団四季、TPT を経てフリーランスの戯曲翻訳者。2009 年、 トム・ストッパード『コースト・オブ・ユートピア』の翻訳 により第 2 回小田島雄志・翻訳戯曲賞。アジアン・カルチ ュラル・カウンシル 2013 年グランティ。近年の翻訳上演戯曲にサイモン・スティーヴンズ『フォーチュン』、テネシ ー・ウィリアムズ『地獄のオルフェウス』『西洋能 男が死ぬ日』、イプセン『民衆の敵』、アーサー・ミラー『るつぼ』、 ジョン・スタインベック『二十日鼠と人間』、クリストファー・ハンプトン『危険な関係』、ハワード・ブレントン『ブラディ・ポエトリー』、アレクシ・ケイ・キャンベル『弁明』『ブラッケン・ムーア』。
【演出】稲葉賀恵(いなばかえ)
文学座 2008 年文学座附属演劇研究所入所。48 期生。 13 年文学座座員昇格。13 年文学座アトリエの会『十字軍』 で演出デビュー。近年演出作品に日生劇場ピロティ・リーディング『マリアナ・ピネーダ』(14 年)、シアタートラム ネクスト・ジェネレーション 『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』(15 年)、文学座アトリエの 会『野鴨』(16 年)、東映ビデオ『野良女』(17 年)、おふぃす 3○○『川を渡る夏』(17 年)、新国立劇場『誤解』 (18 年)兵庫県立ピッコロ劇団「ブルーストッキングの女たち」(19 年)など多数。2021 年 2 月サルトル作「墓場なき死者」の演出。
■出演
増子倭文江(青年座) / 大谷亮介 / 米村亮太朗 / 富岡晃一郎 / 西尾友樹(劇団チョコレートケーキ) / 林明寛 / 田中亨(劇団Patch) / 鈴木一功(レクラム舎)
■スタッフ
作: カレル・チャペック / 翻訳: 広田敦郎 / 演出: 稲葉賀恵(文学座) / プロデューサー: 綿貫凜
■チケット
一般:5,300円
◎お得チケット:4,800円
シード(U23歳以下・平日限定):3,500円
高校生以下:1,500円
家族チケット(14日、18日限定):10,000円
(全席指定・税込・前売当日共)
※シード、高校生以下はオフィスコットーネのみ取り扱い。枚数限定。受付にて年齢確認あり。
※家族チケットは、14(金)、18(火)のみ適用。3名までご入場可。1ステージ3組限定。前売のみ、オフィスコットーネでの取り扱い。キャンセル、日時の変更不可。
※公演中止以外のチケットのキャンセルはお受けいたしません。
※オフィスコットーネでご購入・ご予約のチケットについては、感染症、体調不良を理由とした日時振替のみ可能。
http://www.confetti-web.com/matka
公式ホームページURL
http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/MATKA
この作品は一つの家庭を三世代までさかのぼり、今は亡き死者の声から小さな子供の未来までと、非常に大きな時間の流れを描いている普遍的な物語です。母親と息子たちの対立、「親が子を愛し、子が母にもつ愛情」は時代とともに様々に変化していきます。先月好評のうちに幕を閉じた2月公演サルトル作「墓場なき死者」の演出・稲葉賀恵さんと再びタッグを組み、小劇場界で実力ある俳優陣を揃え、戦争に翻弄される母とその家族の物語に挑みます。
【あらすじ】
母には5人の息子がいた。
長男のオンドラは戦地におもむき医学研究に身を捧げて死んだ。次男イジー、双子の三男コルネルと四男ペトルは軍人として戦うことを望むが、末息子のトニは夢見がちで、他の兄弟とは違っていた。
国では日々、内戦が激しくなり、ラジオからは国民に戦争への参加を呼びかけるアナウンスが続く。
ある日、母のもとに戦死した夫とオンドラが幽霊になって現れ、「僕たちは大義のための死を悔いてはいない」と語る。隣国の敵も間近に迫る中、トニだけは戦争にとられまいと母は必死に守ろうとするが・・・。
【作】カレル・チャペック
1938年に48歳という若さで亡くなったカレル・チャペックは、数々の小説・戯曲を遺している。 初期の作品は兄ヨゼフ Josef (1887~1945) と共作。20世紀の機械文明の発達と,人間,その生活,文化に興味をもち,小説,戯曲のほか,旅行記,エッセー,童話などに優れた作品を残し,今日まで最も人気のあるチェコ文学の代表的な作家である。小説には SF風の『絶対子工場』Továrna na absolutno (1922) ,『クラカチット』Krakatit (1924) ,『山椒魚戦争』Válka s mloky (1936) のほか,後期の 3部作『ホルドゥバル』Hordubal (1933) ,『流れ星』Povětroň (1934) ,『平凡な人生』Obyčejný život (1934) がある。戯曲には「ロボット」の新造語を生んだ『ロボット』R.U.R. (1920) ,ヨゼフと共作の『虫の生活』Zeživota hmyzu (1921) のほか,『白い病気』Bílá nemoc (1937) ,『母』Matka (1938) など。園芸家、愛犬家、愛猫家としての顔を持ち、『園芸家12カ月』Zahradníkův rok(1929) , 『スペイン旅行記』Výlet do Španěl(1930) ,『チャペックの犬と猫のお話』Měl jsem psa a kočku(1939) など 多彩な分野でエッセーを執筆している。 兄ヨゼフ・チャペック(画家・作家)は、ナチス・ドイツの強制収容所で亡くなる。「母 MATKA」は1938年2月12日にスタヴォフスケー劇場にて開幕。本作はヒットラー及び戦争を痛切に批判しているカレルの代表作である。日本ではほとんど上演されていない。
【翻訳】広田敦郎(ひろたあつろう)
京都大学文学部(英語学英文学専攻)卒業後、劇団四季、TPT を経てフリーランスの戯曲翻訳者。2009 年、 トム・ストッパード『コースト・オブ・ユートピア』の翻訳 により第 2 回小田島雄志・翻訳戯曲賞。アジアン・カルチ ュラル・カウンシル 2013 年グランティ。近年の翻訳上演戯曲にサイモン・スティーヴンズ『フォーチュン』、テネシ ー・ウィリアムズ『地獄のオルフェウス』『西洋能 男が死ぬ日』、イプセン『民衆の敵』、アーサー・ミラー『るつぼ』、 ジョン・スタインベック『二十日鼠と人間』、クリストファー・ハンプトン『危険な関係』、ハワード・ブレントン『ブラディ・ポエトリー』、アレクシ・ケイ・キャンベル『弁明』『ブラッケン・ムーア』。
【演出】稲葉賀恵(いなばかえ)
文学座 2008 年文学座附属演劇研究所入所。48 期生。 13 年文学座座員昇格。13 年文学座アトリエの会『十字軍』 で演出デビュー。近年演出作品に日生劇場ピロティ・リーディング『マリアナ・ピネーダ』(14 年)、シアタートラム ネクスト・ジェネレーション 『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』(15 年)、文学座アトリエの 会『野鴨』(16 年)、東映ビデオ『野良女』(17 年)、おふぃす 3○○『川を渡る夏』(17 年)、新国立劇場『誤解』 (18 年)兵庫県立ピッコロ劇団「ブルーストッキングの女たち」(19 年)など多数。2021 年 2 月サルトル作「墓場なき死者」の演出。
■出演
増子倭文江(青年座) / 大谷亮介 / 米村亮太朗 / 富岡晃一郎 / 西尾友樹(劇団チョコレートケーキ) / 林明寛 / 田中亨(劇団Patch) / 鈴木一功(レクラム舎)
■スタッフ
作: カレル・チャペック / 翻訳: 広田敦郎 / 演出: 稲葉賀恵(文学座) / プロデューサー: 綿貫凜
■チケット
一般:5,300円
◎お得チケット:4,800円
シード(U23歳以下・平日限定):3,500円
高校生以下:1,500円
家族チケット(14日、18日限定):10,000円
(全席指定・税込・前売当日共)
※シード、高校生以下はオフィスコットーネのみ取り扱い。枚数限定。受付にて年齢確認あり。
※家族チケットは、14(金)、18(火)のみ適用。3名までご入場可。1ステージ3組限定。前売のみ、オフィスコットーネでの取り扱い。キャンセル、日時の変更不可。
※公演中止以外のチケットのキャンセルはお受けいたしません。
※オフィスコットーネでご購入・ご予約のチケットについては、感染症、体調不良を理由とした日時振替のみ可能。
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