全自動式地盤調査機iGP®、ベトナムダナンへ上陸!

ベトナムでのスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)を用いた地盤調査開始へ

地盤ネットホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:山本 強、以下地盤ネットHD)の子会社、地盤ネット株式会社(以下 地盤ネット)は、ベトナムでの地盤調査によるデータ収集を開始すべく、地盤ネットが開発した全自動式地盤調査機iGP®を、7月20日、ベトナム中部の都市ダナンへ運び入れ、ベトナムでの戸建地盤調査を始めました。
ベトナムで建物の不同沈下が多発

ベトナムダナン市での不同沈下事例ベトナムダナン市での不同沈下事例

 近年、ベトナムでは建物の不同沈下の事故が多発しております。
http://open_jicareport.jica.go.jp/610/610/610_123_12261186.html JICAベトナム国軟弱地盤地域におけるTNF工法普及に向けた案件化調査より)
 ベトナムでは3階建て以上の大きな建物でしか地盤調査は行われておらず、調査方法も費用と日数がかかるボーリング調査によるものが現状です。さらに、ボーリング調査等を行った3階建て以上の住宅でさえも、右写真のような不同沈下が発生している状況です。

全自動式地盤調査機iGP®によるベトナムでの地盤データ収集
 今回、地盤ネットで開発したiGP®がベトナム中部の中心都市であるダナン市に上陸致しました。

全自動式地盤調査機iGP全自動式地盤調査機iGP


 地盤トラブルの多い日本で基準化された一つの方法である、スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)は、ボーリング調査より安価で土地の4隅と中央の計5点の連続的なデータが得られることが特徴的且つ、小型軽量の実用性の高い機械ですが、ベトナムの住宅建築の際には、導入されていません。今後、ベトナムで主流なボーリング調査ではなく、SWS試験による戸建て住宅向けの地盤調査を行い、地盤調査データの検証による不同沈下対策、今後のベトナムでの住宅事業進出を進めていきます。

 今後はベトナム全土へ調査対象を広げ、地盤調査データの収集に加えて、各種地盤データを集約していくことで、将来的には地盤安心マッププロ®(地盤ネット開発商品:その土地の災害リスク情報の見える化した地図)を作成し、ベトナム全土の災害リスクの見える化を視野に進めていきます。

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会社概要

URL
http://jiban-holdings.jp/
業種
建設業
本社所在地
東京都新宿区新宿 5-2-3 MRC ビル 4F
電話番号
03-6265-1803
代表者名
荒川 高広
上場
東証グロース
資本金
4億9040万円
設立
2008年06月