SASEソリューションに関わるユーザー調査 - ハイブリッドワーク時代に求められる企業のセキュリティ対策
ITセキュリティ専門家450名を対象とした最新のグローバル調査で、コロナウイルスが企業に与えた真の影響と新たな働き方に対するセキュリティ優先事項が明らかに
包括的なサイバーセキュリティプラットフォーマーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point® Software Technologies Ltd.、NASDAQ:CHKP、以下チェック・ポイント、https://www.checkpoint.com/jp/)は、企業のITセキュリティ戦略を中心に、コロナ禍で受けた影響に関する最新の調査レポート「2021 リモート&ハイブリッドワーク セキュリティレポート」を発表しました。
リモートワークやハイブリッドワークへの移行が進むなか、その隙を狙ったハッカーによるサイバー攻撃や脅威が増加しています。本調査では、その対策として、クラウドベースのセキュリティやSASE(セキュア アクセス サービス エッジ)ソリューションへの移行が進んでいることが明らかになりました。企業は従来型のネットワークアーキテクチャの限界に対処し、従業員がリモート環境から企業のリソースへアクセスできるようにSASEを導入して、ネットワークとセキュリティをクラウドに集約させるよう取り組んでいます。
本調査は、世界のITセキュリティ専門家450名を対象に行われました。リモートワークが企業のセキュリティ体制、運用コスト、ユーザーに及ぼした影響に関する主な調査結果は以下のとおりです。
・リモートワークによるセキュリティリスクの増加:全体の45%が、リモートワークへの移行によりサイバー攻撃のリスクが高まったと回答し、そのリスクが最も高い業種は、金融(54%)、公益事業(52%)、製造(47%)となりました。
・管理における課題:ITセキュリティ専門家が直面する課題のトップ3は、パフォーマンスの拡張(46%)、プライバシーやデータ主権に関する懸念への対応(42%)、従業員が使用する管理対象外デバイスによるリモートアクセスのサポート(40%)でした。
・リモートアクセス拡大への戦略:リモートワークの急増に対応するため、全体の69%のセキュリティ専門家がオンプレミスの容量を拡張、66%がクラウドベースのセキュリティへ移行したと回答し、さらに36%がその両方を実施したと回答しました。
・リモートアクセスが必要なアプリケーションの保護:全体の70%が企業アプリケーションへのリモートアクセスには、アプリケーションのセキュリティを強化してサイバー攻撃やゼロデイ脅威に備えることが重要であると回答しました。
・SASE技術の導入:全体の94%が、SASEフレームワークを熟知しているが導入に時間がかかっている、9%がすでに導入済み、21%が導入予定と回答しました。
チェック・ポイントの製品管理担当バイス・プレジデントを務めるラフィ・クレッチマー(Rafi Kretchmer)は以下のように述べています。「リモートワークやハイブリッドワークへの移行は、コロナウイルス感染症拡大によって起きた最も大きな変化の一つです。多くの企業や組織は、分散化した環境のなかで複数の異なるエンドポイントでセキュリティ製品を使用しています。その結果、管理が煩雑で脅威の検知が困難となり、ネットワークへの不正侵入や脆弱性を突く攻撃を受けてきました。今回の調査で、セキュリティリスクがこれまで以上に増加したと感じている企業が多く、クラウドベースのセキュリティへの移行が進んでいることが明らかになりました。SASE フレームワークは、クラウドサービスを統合することで攻撃対象領域を最小限に抑えることができるため、ユーザーエクスペリエンスの向上が期待できます。」
さらに本調査によって、企業がクラウドとオンプレミスの両方でセキュリティ対策を実施していることが明らかとなりました。これは、既存のソリューションから全く新しいソリューションに置き換えるよりも、容量を追加させる方が容易であるという企業の便宜上の判断かもしれません。あるいは、クラウドベースのサービスを段階的に導入するアプローチ、もしくはデータの格納場所を考慮した結果なのかもしれません。
現状、66%の企業がリモートアクセスの増加に伴いクラウドベースのセキュリティサービスを導入しており、このうち63%がリモートアクセスの増加にはクラウドベースのセキュリティサービスが不可欠であると考えています(このうち83%が役員・経営層による回答)。リモートワークがデータセキュリティのニーズやアーキテクチャに長期的に影響を及ぼすため、クラウドベースのセキュリティサービスおよびSASE技術はこれまで以上に関心を集めています。デバイスや場所、リモートで使用するリソースに関係なく、あらゆるユーザーに高速接続と高い信頼性を持つセキュリティを求める企業ニーズに対応します。クラウドサービスによってグローバル規模でパフォーマンスや可用性を向上させ、場所を問わず業務を行うことができるようになります。
チェック・ポイントの「Harmony Connect(https://www.checkpoint.com/harmony/connect-sase/)」は、フィールドテストで最高の評価を受けたクラウドセキュリティ技術を搭載しています。情報漏えいを防ぎ、あらゆる従業員や支店のデバイスから企業アプリケーションやSaaS、インターネットへの容易な接続を実現することで、SASEの在り方を変えました。高度なサイバー攻撃対策向けに構築され、SWG、ZTNA、FWaaS、DLPなどクラウドで提供される複数のネットワークセキュリティサービスが統合されています。導入からわずか数分でゼロトラストのセキュリティポリシーを適用し、シームレスなユーザーエクスペリエンスを提供します。
「2021 リモート&ハイブリッドワーク セキュリティレポート」(日本語)は、こちら(https://pages.checkpoint.com/ja-sase-survey-report2021.html)をご覧ください。
※ 本リリースは、米国カリフォルニア州で2021年7月8日(現地時間)に配信されたものの抄訳です。英語のリリース全文はこちら(https://www.checkpoint.com/press/2021/secure-access-service-edge-sase-solutions-are-the-future-survey-uncovers-organizations-security-priorities-for-hybrid-working/)をご確認ください。
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チェック・ポイントについて
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(https://www.checkpoint.com/)は、世界各国の政府機関や企業など、あらゆる組織に対応するサイバー セキュリティ ソリューションを提供する大手プロバイダーです。業界随一の検出率を誇る先進のソリューションにより、お客様のネットワークを、マルウェアやランサムウェアなどの多岐にわたる第5世代のサイバー攻撃から保護します。企業のクラウドやネットワークのほかモバイル デバイスに保存されている情報を、今日の第5世代のサイバー攻撃を含めてあらゆる脅威から保護するため、第5世代の脅威に対応するマルチレベルのセキュリティ アーキテクチャを備え、直感的で操作性に優れた総合的かつ一元的なセキュリティ管理システムを展開しています。世界の10万以上の組織・企業がチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズのセキュリティ製品を利用しています。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(https://www.checkpoint.com/jp/)は、1997年10月1日設立、東京都港区に拠点を置いています。
リモートワークやハイブリッドワークへの移行が進むなか、その隙を狙ったハッカーによるサイバー攻撃や脅威が増加しています。本調査では、その対策として、クラウドベースのセキュリティやSASE(セキュア アクセス サービス エッジ)ソリューションへの移行が進んでいることが明らかになりました。企業は従来型のネットワークアーキテクチャの限界に対処し、従業員がリモート環境から企業のリソースへアクセスできるようにSASEを導入して、ネットワークとセキュリティをクラウドに集約させるよう取り組んでいます。
本調査は、世界のITセキュリティ専門家450名を対象に行われました。リモートワークが企業のセキュリティ体制、運用コスト、ユーザーに及ぼした影響に関する主な調査結果は以下のとおりです。
・リモートワークによるセキュリティリスクの増加:全体の45%が、リモートワークへの移行によりサイバー攻撃のリスクが高まったと回答し、そのリスクが最も高い業種は、金融(54%)、公益事業(52%)、製造(47%)となりました。
・管理における課題:ITセキュリティ専門家が直面する課題のトップ3は、パフォーマンスの拡張(46%)、プライバシーやデータ主権に関する懸念への対応(42%)、従業員が使用する管理対象外デバイスによるリモートアクセスのサポート(40%)でした。
・リモートアクセス拡大への戦略:リモートワークの急増に対応するため、全体の69%のセキュリティ専門家がオンプレミスの容量を拡張、66%がクラウドベースのセキュリティへ移行したと回答し、さらに36%がその両方を実施したと回答しました。
・リモートアクセスが必要なアプリケーションの保護:全体の70%が企業アプリケーションへのリモートアクセスには、アプリケーションのセキュリティを強化してサイバー攻撃やゼロデイ脅威に備えることが重要であると回答しました。
・SASE技術の導入:全体の94%が、SASEフレームワークを熟知しているが導入に時間がかかっている、9%がすでに導入済み、21%が導入予定と回答しました。
チェック・ポイントの製品管理担当バイス・プレジデントを務めるラフィ・クレッチマー(Rafi Kretchmer)は以下のように述べています。「リモートワークやハイブリッドワークへの移行は、コロナウイルス感染症拡大によって起きた最も大きな変化の一つです。多くの企業や組織は、分散化した環境のなかで複数の異なるエンドポイントでセキュリティ製品を使用しています。その結果、管理が煩雑で脅威の検知が困難となり、ネットワークへの不正侵入や脆弱性を突く攻撃を受けてきました。今回の調査で、セキュリティリスクがこれまで以上に増加したと感じている企業が多く、クラウドベースのセキュリティへの移行が進んでいることが明らかになりました。SASE フレームワークは、クラウドサービスを統合することで攻撃対象領域を最小限に抑えることができるため、ユーザーエクスペリエンスの向上が期待できます。」
さらに本調査によって、企業がクラウドとオンプレミスの両方でセキュリティ対策を実施していることが明らかとなりました。これは、既存のソリューションから全く新しいソリューションに置き換えるよりも、容量を追加させる方が容易であるという企業の便宜上の判断かもしれません。あるいは、クラウドベースのサービスを段階的に導入するアプローチ、もしくはデータの格納場所を考慮した結果なのかもしれません。
現状、66%の企業がリモートアクセスの増加に伴いクラウドベースのセキュリティサービスを導入しており、このうち63%がリモートアクセスの増加にはクラウドベースのセキュリティサービスが不可欠であると考えています(このうち83%が役員・経営層による回答)。リモートワークがデータセキュリティのニーズやアーキテクチャに長期的に影響を及ぼすため、クラウドベースのセキュリティサービスおよびSASE技術はこれまで以上に関心を集めています。デバイスや場所、リモートで使用するリソースに関係なく、あらゆるユーザーに高速接続と高い信頼性を持つセキュリティを求める企業ニーズに対応します。クラウドサービスによってグローバル規模でパフォーマンスや可用性を向上させ、場所を問わず業務を行うことができるようになります。
チェック・ポイントの「Harmony Connect(https://www.checkpoint.com/harmony/connect-sase/)」は、フィールドテストで最高の評価を受けたクラウドセキュリティ技術を搭載しています。情報漏えいを防ぎ、あらゆる従業員や支店のデバイスから企業アプリケーションやSaaS、インターネットへの容易な接続を実現することで、SASEの在り方を変えました。高度なサイバー攻撃対策向けに構築され、SWG、ZTNA、FWaaS、DLPなどクラウドで提供される複数のネットワークセキュリティサービスが統合されています。導入からわずか数分でゼロトラストのセキュリティポリシーを適用し、シームレスなユーザーエクスペリエンスを提供します。
「2021 リモート&ハイブリッドワーク セキュリティレポート」(日本語)は、こちら(https://pages.checkpoint.com/ja-sase-survey-report2021.html)をご覧ください。
※ 本リリースは、米国カリフォルニア州で2021年7月8日(現地時間)に配信されたものの抄訳です。英語のリリース全文はこちら(https://www.checkpoint.com/press/2021/secure-access-service-edge-sase-solutions-are-the-future-survey-uncovers-organizations-security-priorities-for-hybrid-working/)をご確認ください。
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