quantum、東京工業大学のベンチャー輩出を支援するスタートアップ・スタジオ「Tokyo Tech Startup Studio」の構築支援および、起業を支えるスタジオ機能を担当
テック系大学発のスタートアップで、ユニコーン創出を目指す
株式会社quantum(本社:東京都港区、代表取締役社長 共同CEO:及部智仁、以下「quantum」、読み方:クオンタム)はこの度、国立大学法人東京工業大学のスタートアップ支援部門であるイノベーションデザイン機構(機構長:辻本 将晴、以下「東工大Id機構」)による、学内からのベンチャー輩出を支援するスタートアップ・スタジオ「Tokyo Tech Startup Studio(トウキョウ・テック・スタートアップ・スタジオ)」の構築を支援し、同組織において学生起業候補者のベンチャークリエーションをサポートするスタジオ機能として参画することとなりました。
「Tokyo Tech Startup Studio」は、東京工業大学の学内から、主にディープテック分野での有望なベンチャーを連続的に輩出することを目指し設立された専門のスタートアップ・スタジオです。
科学技術への強い探求心と高い能力を持つ東工大の学生が、さまざまな領域の専門家や研究者とともに、ありたい社会の実現に向けて、課題を見つけ、解決するための方法を検討し、ユニコーンの可能性も視野に入れた企業を創業することを目指しています。学部生や修士課程の院生のほか、特に研究を積み豊富な科学技術の知見を持った博士課程の生徒にとって、起業というキャリアが当たり前の選択肢となるよう、様々な支援が計画されています。
quantumは、東工大Id機構のこうした思いに共感し、「Tokyo Tech Startup Studio」の構築にあたりquantumがこれまでベンチャービルダーとして蓄積してきたスタートアップ・スタジオのノウハウを提供するとともに、「Tokyo Tech Startup Studio」の運営開始を受け、スタジオ機能の中核となる新規事業の専門家チームを提供し、学生起業家候補たちを事業計画立案から開発、実装まであらゆるフェーズにおいて、あらゆる側面からサポートしていくこととなりました。
2024年度は、学内での公募や教授による推薦などを通じて集まった候補人材に対して、起業の成功確率を上げる学内起業プログラムを提供、株式会社博報堂の研究機関「UNIVERSITY of CREATIVITY」と連携し、事業アイディアを創出する学生向けプログラムを実施するほか、quantum専門家チームで開発のあらゆる行程に並走しながら2、3年以内の起業に向けた取り組みを進めてまいります。
また、大学発・ディープテック分野のスタートアップとして日本を代表する、核融合発電により世界のエネルギー問題を解決する「京都フュージョニアリング ( https://kyotofusioneering.com ) 」の共同創業者・取締役会長 長尾昂氏に、「Tokyo Tech Startup Studio」のエグゼクティブディレクター兼エヴァンジェリストを務めていただきます。スタジオの存在を広めていただくとともに、起業に取り組む学生に直接助言の機会も設ける予定です。
quantumは、今回のような大学機関との連携も含め、新規事業やスタートアップの連続的な創出、なめらかにスタートアップできる社会の実現に引き続き努めてまいります。
●Tokyo Tech Startup Studioについて ( https://www.idp.ori.titech.ac.jp/ttss/ )
大学発スタートアップに必要なものは「テクノロジー」のイノベーションではなく、「社会の変え方」のイノベーションであるという考えのもと、2024年度に東工大Id機構が設立した、東京工業大学の学内から主にディープテック分野での有望なベンチャーを連続的に輩出することを目指し設立された、スタートアップ・スタジオ型の専門組織です。科学技術への強い探求心と高い能力を持つ東工大の学生が、各方面の専門家や研究者とともに、ありたい社会の実現に向けて、課題を見つけ、解決する。そして、ユニコーンの可能性を秘める企業の創業を目指しています。
“Tokyo Tech Startup Studio”の事業は、東京都の「大学発スタートアップ創出支援事業」の支援により実施します。大学発スタートアップ創出支援事業の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.startupandglobalfinancialcity.metro.tokyo.lg.jp/startup/initiatives/university-startup-support/2023r5
●Tokyo Tech Startup Studio Executive director / Evangelist 長尾 昂氏プロフィール
京都フュージョニアリング 共同創業者&取締役会長。2019年に日本で初めての核融合スタートアップ 京都フュージョニアリングを設立し、代表取締役に就任。累計130億円超の資金調達、120名以上の採用、英・米子会社の設立などを推進。核融合の産業化を提唱し、政府戦略の立案にも貢献。KF社で培ったノウハウによりスタートアップ支援やアントレプレナー教育などにも活動の幅を広げている。
同社設立以前は、Arthur D. Little Japanにて新規事業の戦略コンサルティングや、エネルギースタートアップのエナリス社にて、マザーズ上場や資本業務提携を主導。京都大学 修士(機械理工学)。夢は、技術で産業を創ること。
●東京工業大学イノベーションデザイン機構について( https://www.idp.ori.titech.ac.jp/ )
東工大イノベーションデザイン機構(Id機構)は「世界を変える大学発スタートアップを育てる」をビジョンに2022年4月に新たに設立されました。東工大発スタートアップの創出支援、東工大発ベンチャーの支援、起業環境整備、地域連携、アントレプレナーシップ教育との連携、技術経営教育との連携、他大学など外部機関との連携等に関する活動を一括で担っています。
2023年には東京工業大学からのスタートアップ創出および大学発スタートアップの成長支援を目的として、田町駅前にインキュベーションオフィスINDEST(インデスト)を開設しました。知の拠点である大学の優れた研究シーズやアイデアをもとに、東工大の研究者や学生がスタートアップに挑む環境を強化していきます。そして、東工大に潜在する可能性を開花させ、世界をより良いものにしていくことにId機構は貢献します。
●UNIVERSETY of CREATIVITY について ( https://uoc.world )
AI、ビッグデータ、IoT の時代における人類の最大の資本は創造性です。
人間の本能と合理化・最適化。
個人の解放と企業・政府。
文明の進化と環境の持続可能性のバランス。ユーモアと愛とインスピレーションで人生と社会に祝祭を与える。
UNIVERSITY of CREATIVITYは、創造力の力で世界 の可能性を再定義するために2020年9月に 設立されました。東京キャンパスは赤坂駅の真上にある赤坂BizTowerの23階にあり、 さまざまな研究、教育、プロジェクトが行われています。
●quantumについて ( https://www.quantum.ne.jp )
quantumはクリエイティブ×テクノロジー×ビジネスを融合した新規事業開発によって、新しいプロダクト、サービス、ベンチャーを連続的に創り出すスタートアップ・スタジオです。2016年の創業以来、ベンチャービルダーとして自社事業を立ち上げるとともに、75社を超える企業やスタートアップ、大学等の研究機関と取組み、多様な新規事業を生み出してきました。
これからもquantumは起業家精神を大切にするカルチャーの中、ハードウェアやソフトウェアを問わない実装力とハンズオン投資&支援力を駆使して、あらゆる形でスタートアップの創出に挑戦していきます。
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