「名古屋シネマテーク」の跡地で「「ナゴヤキネマ・ノイ(現在2,169万円)」新設、閉館待ったなしの横浜「シネマ・ジャック&ベティ(現在3,941万円)」がクラウドファンディング残り2週間!
コロナ禍のダメージや「デジタル映写システム(DCP)」の買い替え問題等による ”経営の厳しさ”が目立つ中、”各地域での重要性”について見直されるミニシアター
ナゴヤキネマ・ノイ:https://motion-gallery.net/projects/nagoyakinema-neu/updates/49125
シネマ・ジャック&ベティ:https://motion-gallery.net/projects/HelpJandB
コロナ禍に弊社代表·大高健志らが発起人を務めた「ミニシアター・エイド基金」では、3億3千万円を越える支
援金を集め、希望する劇場運営者に応急処置としての約300万円ずつ配布しましたが、アフターコロナの現在も客 足が戻らないミニシアターが多い状況が続いています。
現在、特例で猶予されていた社会保険料や税金の支払いに 加え、「デジタル・シネマ・パッケージ(DCP)」と呼ばれる上映方式に必要なデジタル映写機の買い替えや老朽化等による多額の設備投資が経営難に繋がり、多くのミニシアターが経済的な理由から運営の停止や見直しを迫られています。
このような背景の中、41年を越えて愛され、2023年7月閉館した名古屋シネマテークの跡地で、元スタッフが新 しいミニシアター「ナゴヤキネマ・ノイ」を新設するためのプロジェクトを実施しています。すでに目標1,000万円 を達成しましたが(用途:改装工事や機材整備費等)、ストレッチゴールとして2,200万円を設定し(用途:「ノン シアトリカル作品※」の特集上映実施費)残すところあと2週間です。
また、前身の名画座時代を含め、71年間続く 横浜のミニシアター<シネマ・ジャック&ベティ>は、閉館待ったなしの状況で、存続をかけたプロジェクトを実 施中です。目標3,000万円を大きく超え(用途:デジタル映写機の入替費、劇場設備修繕費等)、4,000万円に迫る応援が続々と集まっています。
配信により映画作品に接する機会も増えつつありますが、映画館は作品に集中して鑑賞する特別な時間を過ごす 場として存在しています。広く社会のもの、という原点に新しく立ち、持続可能な映画館を目指す当プロジェクトをぜひ、応援ください。
※社会・政治による多様な情勢の変化をリアルに伝えると同時に、映画芸術の要素を持つ作品群
「新しいミニシアター、「ナゴヤキネマ・ノイ」スタートに向けて!」概要
2023年7月に閉館した名古屋シネマテークの跡地で、新しいミニシアター「ナゴヤキネマ・ノイ」を新設します。 改装工事や機材整備など、充実した設備のためのクラウドファンディングを実施しています。
https://motion-gallery.net/projects/nagoyakinema-neu
期間:1月31日23:59まで
目標:1,000万円(換気システム改装、内装などの改装、座席の改修、映写音響整備費、オンライン予約システム、 デジタルプロジェクター)→現在:ストレッチゴール 2,200万円(「ノンシアトリカル作品」の特集上映権利料)
リターン:5,000円~50万円(劇場公式サイトにお名前掲載、オリジナルグッズ、オープン直前一般内覧会ご招待、 フリーパス招待券等)
▼プロジェクト実行者よりメッセージ
未来の映画のために~今回のクラウドファンディングは、新しいミニシアター「ナゴヤキネマ・ノイ」がスタート を切るためであるとともに、3年後、5年後の未来に映画をお届けできるようなものとして考えています。広くご支 援を、よろしくお願いいたします。 永吉直之・仁藤由美(元名古屋シネマテークスタッフ、ナゴヤキネマ・ノイ代表)
「この場所で映画館を続けたい!閉館待ったなしの横浜のミニシアター<シネマ・ジャック&ベティ」概要
苦境に立っている横浜のミニシアター<シネマ・ジャック&ベティ>より心からのお願いです。前身の名画座時代を 含めて、この地で71年間続く映画館の歴史を途切れさせないために、どうか皆様のご支援をお願いします。
https://motion-gallery.net/projects/HelpjandB
期間:1月31日23:59まで
目標:3,000万円(エスカレーター等の修繕費、デジタル映写機の入替費用、コロナ時期の税金、社会保険料等の未払金、コロナ時期の光熱費、賃料、リース料等の未払金、経営改善に向けた人材費、今後数年内の想定される劇 場設備修繕費)
リターン:5,000円~500万円(限定動画によるお礼メール、鑑賞券、林海象監督デザイングッズ、ながしまみきデザイングッズ、お名前スクリーン上映、劇場2時間貸切プラン、幕間スクリーンでCM上映等)
▼プロジェクト実行者よりメッセージ
どうしても、ジャック&ベティを残したい。ご支援をお願いします 目標金額としては大変に大きな額ですが、劇場にとっては現実的な数 字として挙げさせていただきました。親会社のないミニシアターが、 ミニシアターだけで採算を取ることは不可能な時代になったといえ ば、そうかもしれません。でも今は横浜のこの場所に、71年間、映画 館が残っています。私たちの未熟さにより、たびたびご支援をお願い することになり、恐縮です。それでも2007年以降、人生をかけて劇場 の存続に取り組んできたことは、偽りない気持ちです。どうしても、 この場所で、ジャック&ベティを続けたい、残したいと願っていま す。我々に映画館の仕事を続けさせて下さい。どうか皆様のご支援を お願いします。
梶原俊幸(シネマ・ジャック&ベティ 支配人)
一般のお問合せ:contact@motion-gallery.net
MOTION GALLERYは、みんなの共感をパワーに、社会に新しい体験・価値観をもたら す創造 的なプロジェクトを実現するクラウドファンディング・プラットフォームです。
(ご参考)
映画関係者より応援コメント(ナゴヤキネマ・ノイに向けて)
瀬々敬久(映画監督)
30年も前、ピンク映画の時代から名古屋シネマテークにはお世話になった。今池のあの独特の映画館に行くのが楽 しみでならなかった。それが、支配人だった平野さんが亡くなり、いつの間にか時代も変わり、大好きだったあの 映画館も閉館となった。それが同じ場所で、名称も新たに映画館が立つという。引き継ぐこともあるだろう、もち ろん変わることも大きいだろう。だけど、とにもかくにも出発だ。応援せずにはいられないのです!
三宅唱(映画監督)
うわー!!!! 嬉しいときはこんなふうに鳥肌が立つんですね! 嬉しい嬉しいと100回くらい書きたい気持ちです。再 会、もとい「新しい出会い」を、このクラウドファンディングを通して多くの方と楽しみに待てる、そう考えると、 いくらこんな時代とはいえ、なんだかガッツも湧いて出てきます。
柄本明(俳優・演出家)コメント
映画を愛する者として、名古屋シネマテークの閉館は、大変残念に思っていました。 ぜひ、再開して欲しいと思います。 心から応援しています。
小泉今日子(歌手、俳優など)
1989年、わたしは23才だった。 忙しい日々の中、自分の時間を見つけるのが困難で息の仕方もわからなくなるような状態だった。 そんなある日、珍しく仕事がなにもないお休みの朝がやってきた。 いつもはお昼過ぎまで寝てしまうのに午前中にパッチリと目覚めた。 「こんなに気持ちよく目覚められるなんて神様が私に言いたいことがあるのかもしれない」なんて思った。 自分の心に意識を集中してみたら、ひとりで街をブラブラしたい!映画なんかも観たりして!そんな気分になっ た。
渋谷までそう遠くない場所に住んでたので「シネマライズ」というミニシアターまで歩いて行ってみた。 「バグダッド・カフェ」という映画が上演中だった。生まれて初めて一人で映画を観た。 脚本も、映像も、お芝居も、音楽も素晴らしくて夢中になって観た。 映画館を出て思い切り深呼吸をしてみたら、空や、建物や、街路樹や、目に映る全ての色が変わったように思えた。 そんなことを思い出しました。ミニシアターは重要です!
※コメントを寄せている皆さん、呼びかけ人の皆さんが多数いらっしゃいます。プロジェクトページ(https://motion-gallery.net/ projects/nagoyakinema-neu)をご覧ください。
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