デンマークのスポーツブランドヒュンメルが、ジークスター東京のエキップメントサプライヤーに
ハンドボールをITで変えるジークスター東京
今シーズンから日本ハンドボールリーグに参入するジークスター東京。2003年シーズン以来となる東京をホームタウンとするチームの誕生に、ハンドボール界も活気を見せている。7月28日、記者会見を開き、チームの方向性を示したジークスター東京。ヒュンメルは、エキップメントサプライヤーとして参画、モノトーンに仕上げた欧州テイストなユニフォームを発表した。
■ITで新たなスポーツビジネスを
ジークスターの掲げる目標は、壮大で夢のある内容だ。横地監督は、チームの大きな目標を3つ発表。1つ目が、ハイレベルなハンドボール観戦機会を多くの人に提供すること。2つ目が地域社会に貢献し、地域の人に愛されるクラブチームとなること。そして最後が、ITとスポーツを掛け合わせた新たなスポーツビジネスを創出することになる。
ITコンサルティングやビジネスイノベーションを手掛けるフューチャー株式会社のグループ会社が連携しながらクラブ運営を行うことから、ITを駆使したチームマネジメントにも注目が集まる。すでに、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスでも導入され、実績を残している試合分析や映像解析、AIシミュレーションによるチーム強化システムを活用する。
■ヨーロッパテイストのモノクロユニフォーム
ジークスター東京のユニフォームは、コートプレイヤー(CP)、ゴールキーパー(GK)ともに、カスタムオーダーシステム「オンリーヒュンメル」がベース。ボディはヒュンメルのモチーフであり、未来への広がりを意味するシェブロンラインをシャドーストライプで表現。同色のストライプにすることで、ひとつの大きなシェブロンラインにも見え、ハンドボールの大きな未来を象徴させた。
ホームユニフォームはホワイト、アウェイユニフォームはブラックに。いずれも同色のシャドーストライプで、さらにスポンサーロゴをヨーロッパクラブのように、モノクロで表現することで、ユニフォームとしての一体感を醸成。世界を目指すクラブチームの意気込みを表した。このユニフォームを着用した公式戦は、8月29日に開幕を迎える日本ハンドボールリーグが初戦に。ジークスターはアウェイでトヨタ車体と対戦する。
■ジークスター東京について
“東京から、世界と戦えるハンドボールチームを!”をコンセプトに、2018年4月に誕生したハンドボールクラブ。ハンドボールの本場ドイツで勝利を意味する「ジーク」と勝ち星を意味する「スター」を積み重ねることによって強いチームを目指すことを表す。2020年シーズンから日本ハンドボールリーグに参入。ITコンサルティングやビジネスイノベーションを手掛けるフューチャー株式会社のグループ会社が運営を手掛け、ITでスポーツを変えていく将来性にも期待が集まっている。
https://www.zeekstar.tokyo/
すべての画像