PingCAP、AIを活用した新しい体験型学習プラットフォーム「TiDB Labs」を発表

PingCAP株式会社

PingCAP株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Eric Han、以下 PingCAP) は、開発者、DBA、アーキテクトがTiDBの魅力的な機能を手軽に検証できるサンドボックス環境を利用したAIが支援する新しい体験型学習プラットフォーム「TiDB Labs」の提供を開始したことをお知らせします。

TiDB Labs概要

  • 言語:英語、日本語

  • 推奨ブラウザ:Chrome

  • 登録方法:クレジット使用 (初回ログイン時に5クレジット* を自動的に付与)

  • 所要時間:各コース2時間まで

  • URL:https://labs.tidb.io/ja/

*5クレジットは、TiDB Cloud Serverlessの2つ以上のコース、またはTiDB Self-Managedの1つ以上のコースを検証できます。このクレジットはサインイン後から365日間有効となります。

主な特徴

インタラクティブなハンズオン環境

従来のオンライントレーニングとは異なり、TiDB LabsではインタラクティブなTiDBサンドボックス環境を提供します。ステップバイステップのガイドにより、実践的な演習を2時間以内で行い、貴重な知見を得ることができます。

TiDB Cloudでシングルサインイン

TiDB Labsは、TiDB Cloudアカウントにシングルサインインすることでシームレスな体験を提供します。これにより、複数の環境に何度もログインすることなく、強力なAI支援ツールに即座にアクセスでき、プロジェクト間の連携が容易になり、ワークフローを効率化できます。TiDB Labsプラットフォームの主な目的は、学習と機能検証のためのサンドボックス環境の提供です。必要なものはすべて一つの直感的なインターフェイスに統合されており、いつでも利用できます。

TiDB AIアシスタントとの統合

TiDB Labsは、ユーザーが他のブラウザやツールに切り替えることなく、プラットフォーム内で直接質問できるAIを活用したの新機能を提供します。また、ドキュメントから直接ソースコードを検索し、理解することもできます。さらに、この機能はすべてのTiDB Labsユーザーが無料で利用できます。TiDB AIアシスタントでコマンドを説明する機能「AIで説明」は現在TiDB Labs専用ですが、より広範なAIに質問する「Ask AI」機能はほとんどのPingCAPサイトで利用可能です。

「Ask AI」機能による用語解説 (日本語対応)
「AIで説明」機能によるコマンド解説 (日本語対応)

包括的なコース

TiDB Labsは、データベース管理者や開発者といったエンジニアに特化したコースや、フィンテックや生成AIのユースケースといったシナリオベースのコースなど、スキルアップを目的とした包括的なコンテンツを提供しています。すべてのコースが一箇所に集約されているため、断片的なドキュメントを検索する必要がありません。ユーザーは、スケーラビリティ、高可用性、MySQL互換性といったTiDBの主要機能を、実際のシステムに影響を与えないように隔離された環境で試すことができます。あらかじめ構築されたクラスタとガイド付きコマンドにより、ユーザーは環境のセットアップよりも学習に集中することができます。各コースの上限は2時間で、集中して検証を行うことができ、新しいコンセプトを素早く検証するのに理想的です。

PingCAPのHead of Engagement Innovation TeamであるTodd Baoは次のように述べています。
「私たちのチームは、TiDB Labsを単なるサンドボックスではなく、より実践的でダイナミックなハンズオン環境として設計しました。開発者、データベース管理者、アーキテクトなど、どの立場の方でも、TiDB Labsを活用すれば、TiDBの高度な機能を調査・検証・習得することがこれまで以上に簡単になります。TiDB Labsは、スピーディかつ集中的に学び、すぐに現場で役立つスキルを身につけるための入り口です」

※本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

TiDBについて

PingCAPの主力製品である分散型NewSQLデータベース「TiDB (タイ・デー・ビー) 」は、ゲーム業界、金融、決済サービス、Eコマース、コンテンツサービス、ロジスティックスなど多種多様な業界やミッションクリティカルな場面での導入が進み、全世界で3,000社以上の企業に採用されています。TiDBは、MySQLやPostgreSQLなどの従来のリレーショナルデータベースと同様にSQLを使用してデータにアクセスすることができ、分散型のアーキテクチャにより水平方向の拡張性、強力な一貫性、MySQLとの互換性を備えた高い可用性、HTAP (ハイブリッドトランザクション/分析処理) 、クラウドネイティブを特徴としています。また、TiDBの機能をクラウド上で使用できるフルマネージドサービスのTiDB Cloud (TiDB Cloud Serverless および TiDB Cloud Dedicated) を提供しています。TiDB Cloudは、スケーラビリティとコスト効率に優れたオプションとして注目されており、また従来のデータベースの枠を超えた付加サービスを提供しています。中でも、OpenAIが提供するChatGPTとTiDB Cloudを組み合わせて開発した自然言語クエリジェネレータ「Chat2Query」はAIとデータベースを融合した最新技術として注目され、AIがユーザーのデータスキーマを理解して自動でクエリを生成、膨大なデータを超高速処理で分析し、リアルタイムで結果を返します。

PingCAPについて

PingCAPは、エンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency – 一貫性)、A (Availability – 可用性)、P (Partition Tolerance – ネットワーク分断への耐性) ですが、この3つの全てに接続したい (Ping) という思いが込められています。PingCAPの詳細については https://pingcap.co.jp をご覧ください。

PingCAPは、Access Technology Ventures、Coatue Management、GGV Capital、Sequoia Capitalなど、米国の大手投資会社から資金提供を受けています。

会社概要

会社名:PingCAP株式会社

所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F

代表者:Eric Han (エリック・ハン) 

設立:2021年3月15日

URL:https://pingcap.co.jp/

事業内容:分散型NewSQLデータベース「TiDB」を主力とした、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供

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会社概要

PingCAP株式会社

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URL
https://pingcap.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
電話番号
03-6822-8749
代表者名
韓 偉(Eric Han)
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年03月