日本から難民女性のエンパワーメントを考える「WOMEN+BEYOND 私たちから、世界を変えよう。」始動 プロジェクト・シーズン1はアフガニスタン難民女性支援

<11/27(土)日本経済新聞社・日経BP主催「WOMAN EXPO 2021 Winter」でウェビナー開催>

特定非営利活動法人 国連UNHCR協会(東京都港区)はこのたび、女性エンパワーメントの流れのなかに難民女性・女子の視点を組み込み、「日本の私たちに何ができるのか」を共に考える女性支援プロジェクト「WOMEN+BEYOND  私たちから、世界を変えよう。」を始動します。

プロジェクト第一弾として、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の現地事務所の日本人職員とともに、アフガニスタン難民女性・女子の現状と今後を考える公開ウェビナーを開催します。

パキスタンで医療活動に従事するアフガニスタン難民のサリーマ・レイマン医師(29歳)。「私はとても幸運だと思います。私のコミュニティでは、多くの女の子は教育の機会を得られないのです」 © UNHCR/Roger Arnoldパキスタンで医療活動に従事するアフガニスタン難民のサリーマ・レイマン医師(29歳)。「私はとても幸運だと思います。私のコミュニティでは、多くの女の子は教育の機会を得られないのです」 © UNHCR/Roger Arnold

国連UNHCR協会「WOMEN+BEYOND」プロジェクト公式ウェブサイト:
https://www.japanforunhcr.org/appeal/women-beyond
  • 「WOMEN+BEYOND  私たちから、世界を変えよう。」プロジェクト始動にあたって
近年、国際的なジェンダー平等と女性のエンパワーメントを標榜する「女性のエンパワーメント原則」に基づき、日本社会においても政府・企業セクターを中心に女性の社会的・経済的自立強化に向けた様々な取り組みが進められています。

一方で、いまや世界人口の約100人にひとりが望まない形で難民・避難民として故郷を追われている現状において、世界の難民女性・女子のおかれた現実は依然として非常に厳しいものです。女性たちは、劣悪な環境での避難生活に加えて、SGBV(性差に基づく暴力)のリスクにさらされています。女性ひとりが生計を支える家庭が多いにも関わらず、教育・自立の機会を得るには多くの文化的・経済的な壁に直面します。コロナ禍による受け入れ社会の経済的なひっ迫が、女性たちにさらに追い打ちをかけている状況です。

この深刻な状況に対して国連UNHCR協会ができること、それは女性エンパワーメントの流れのなかに難民女性・女子の視点を組み込むこと、現状を日本のリーダー層に訴え「日本の私たちに何ができるのか」を共に考え、行動していくことだと考えています。同時に、難民女性支援への共感のもと、社会的な影響力をもつ参加者相互のネットワークを拡大し、日本社会に難民女性エンパワーメントのムーブメントを起こすことを目指します。
 
  • WOMEN+BEYOND プロジェクト・シーズン1の目指すゴール
2021年から2022年は10月の国際ガールズ・デーから翌3月の国際女性デー、その後のフォローアップの時期をふくめた期間を「プロジェクト・シーズン1」として、現在メディアでも大きく取り上げられている「アフガニスタン難民の女性・女子支援」をテーマにおき、情報共有のためのウェビナー、メールマガジンの配信、そして参加者の皆様と共に作り上げるファンドレイジングイベントを実施していきます。シーズン1のゴールは、アフガニスタン難民女性・女子の生命を保護し、彼女たちが教育と自立の一歩を踏み出すための資金援助を日本から実施することです。

UNHCRの教育支援のもと、パキスタンの難民キャンプで今年はじめて学校に行ったアフガニスタン難民の少女シュクリア © UNHCR/Humera KarimUNHCRの教育支援のもと、パキスタンの難民キャンプで今年はじめて学校に行ったアフガニスタン難民の少女シュクリア © UNHCR/Humera Karim

  • ウェビナー「アフガニスタン難民女性・女子の現状と未来~日本の私たちにできること」開催情報







「WOMAN EXPO 2021 Winter」
開催日:2021年11月27日(土)※
実施サイト:WOMAN EXPO公式サイト:www.woman-expo.com/
※ オンデマンド配信、バーチャル展示は12月12日(日)まで閲覧が可能です。
主催:日本経済新聞社、日経BP

国連UNHCR協会主催ウェビナー「アフガニスタン難民女性・女子の現状と未来~日本の私たちにできること」
■開催時間 17時20分-18時20分(60分)
■概要
国連UNHCR協会の女性支援プロジェクト「WOMEN+BEYOND  私たちから、世界を変えよう。」の第一弾として開催する本ウェビナー。難民支援の最前線で活動するUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)日本人職員と各界パネリストをオンラインでつなぎ、同じ世界に生きる私たちが今考えたいトピックについて語り合います。
・女性のエンパワーメント~日本で、そして世界で
・アフガニスタン難民女性・女子の現状と未来、UNHCRの女性支援
・日本の私たちにできること

■登壇者
ファシリテーター:
長野 智子(ながの・ともこ ジャーナリスト、国連UNHCR協会 報道ディレクター)

パネリスト:
小松 正和 (こまつ・まさかず 株式会社オレンジページ  エディトリアルコンテンツ部『オレンジページ』副編集長)
奈良 綾子 (なら・あやこ アクセンチュア株式会社 Corporate Citizenship  Change Maker Team)
吉田    典古   (よしだ・のりこ UNHCRパキスタン事務所代表)
五十音順・敬称略

■お申込み方法(参加無料)
事前お申込み期間:2021年10月25日(月)から11月27日(土)
お申込みはこちら:https://woman-expo.com/tokyo-winter/session/session-detail?m=1&eid=19

・当日「WOMAN EXPO 2021 Winter」公式ウェブサイトからもご参加いただけます。
・事前にお申込みいただいた方には、開催後、本プロジェクトに関するお知らせや著名人へのインタビュー、イベント情報、難民の現状を伝える「WOMEN+BEYOND」メールマガジンをお送りします。

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■UNHCR(ユーエヌエイチシーアール:国連難民高等弁務官事務所)とは
国連の難民支援機関であるUNHCRは、難民、国内避難民、無国籍者などを国際的に保護・支援するため、多様なパートナーと連携し、世界約 135 カ国で活動しています。1954 年、1981 年にノーベル平和賞を受賞。本部はスイス・ジュネーブ。

■特定非営利活動法人 国連UNHCR協会とは
国連UNHCR協会は、日本におけるUNHCRの公式支援窓口として2000年に設立されました。UNHCR駐日事務所と連携しながら、UNHCRの活動を支えるための広報・募金活動を行っています。皆さまからのご寄付に対して、税控除の領収証を発行することができる認定NPO法人です。https://www.japanforunhcr.org/

 

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会社概要

URL
http://www.japanforunhcr.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区南青山6-10-11 ウェスレーセンター3F
電話番号
03-3499-2450
代表者名
青井 千由紀
上場
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資本金
-
設立
2000年10月