『NFTプロジェクトに関する権利等譲渡契約書』の雛形を共同公開
Skyland Ventures(本社:東京都渋谷区、パートナー・CEO:木下慶彦、以下SV)は、NFTプロジェクトを譲渡する際に用いる『NFTプロジェクトに関する権利等譲渡契約書』の雛形を・AsiaWise法律事務所谷昌幸氏と共同で公開したことをお知らせします。
◆NFTプロジェクトに関する権利等譲渡契約書とは
NFTプロジェクトに関する権利等譲渡契約書とは、NFTプロジェクトを行っていた個人・組織が別の個人・組織に当該NFTプロジェクトを譲渡する際に使用することができる契約書の雛形です。
NFTプロジェクトの多角化によって、個人でNFTプロジェクトを行っていたものが会社を設立する際や、M&Aのように他者と共同でNFTプロジェクトを運営するケースが出てきています。
このようなNFTプロジェクトの権利を他者に譲渡する際に使用できる雛形となっています。
「URL:https://docsend.com/view/bibg4du8yxuzep4e」
◆株式会社Cool Connectによる利用について
Skyland Venturesの投資先である株式会社Cool Connect(本社:大阪府大阪市、代表取締役:井本晶、以下Cool Connect)は、代表取締役である井本晶個人でしていたNFTプロジェクト「CoolGirlNFT」を今回の『NFTプロジェクトに関する権利等譲渡契約書』を用いて譲渡されました。このような個人でされていたNFTプロジェクトを自分が設立した会社に譲渡するケースが会社でNFTプロジェクトを継続して行う上で必要でありもっとも使われるケースと思われます。
◆今回の取組に対するコメント
今回、Cool Girl NFTを運営するimotoさんの創業した会社であるCool Connectへの出資にあたり、個人で保有するNFTの権利をCool Connect社に移転して頂く形になり、imotoさんのご協力の下、実際に利用した契約書をSkyland Venturesとして公開させて頂きました。
日本では、NFTの事業としてのポテンシャルが見えづらく、個人のプロジェクトのように見えているかもしれませんが、世界では時価総額・業績的にスタートアップの一大ジャンルとなっています。今後、クリエイターやクリエイターと組んでプロジェクトをスタートし、会社として挑戦するチームが増えると思っています。その際に今回の契約書を参照してもらえることを願っています。
Skyland Ventures パートナー/CEO 木下慶彦
今回でWeb3に関する公開は、「J-KISSと連動したトークン付与覚書」、NFTプロジェクトに関する買収・共同運営に関する基本合意書に続いて3件目となります。NFTプロジェクトが多様化する中で、会社を設立して組織化して行うケースが増えてきています。そんな時に権利関係を同様にすればいいのかについてNFTプロジェクトをされている方から相談が増えたのが今回の契約書作成にいたった背景です。我々としては、今後もWeb3領域において先例を作って行きたいと思っていますので、Web3で挑戦する方からの連絡をお待ちしております。
Skyland Ventures Principal & Legal Partner 中村公哉
個人等が小規模に始めたNFTプロジェクトが注目を集め、会社として新たな体制で続けたい場合を想定した譲渡契約の雛形を公開したいというお話をいただき、ご協力させていただきました。その他のNFTプロジェクトのM&Aの場合にも参考になる部分があるかと考えています。NFTプロジェクトにおいて、初期段階から権利の帰属等を明確にしておくことは後々大きく発展するために大切です。NFTに関する契約の雛形が、関係者の皆様のお役に立つことを願っています。
AsiaWise法律事務所 カウンセル/谷昌幸
◆Skyland Venturesについて
Skyland Ventures (SV) は、シードスタートアップ投資をメインに行うベンチャーキャピタル(VC)ファンドです。 “The Seed Maker. & Unlearning.”をミッションに掲げ、テクノロジー産業に大きなインパクトを与えるスタートアップへのシードマネーを提供するエクイティ投資・トークン投資を行っています。これまで日本国内のスタートアップを中心に120社超へ投資済み。 2022年以降は、Web3 (Crypto・NFT・Blockchain)のスタートアップへの投資にフォーカスしている。
URL:https://skyland.vc
・オンラインスピードMTG、SEEDSについて
SEEDSとは、シードスタートアップを対象として毎週 水曜・金曜の午前中に実施している30分のオンラインスピードMTGです。
Skyland Venturesとシードスタートアップの最初の接点として、シードマネー獲得を目指すスタートアップや事業アイデア相談を希望するスタートアップ(起業準備中~起業1年以内のプレシード、プロダクトローンチ後のシード~プレシリーズAまでのスタートアップ)はぜひ参加申込よりエントリーください。
原則、MTGにパートナーもしくはプリンシパルのメンバーが対応させて頂き、1-2回のMTGにて
・投資家可否
・入金時期
・投資条件
などをご提示可能です。
SEEDS MTG (skyland.vc)
本件担当者:中村公哉 https://twitter.com/kimiya_nakamura
以上
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