世界史の本質は「3つの宝」を奪い合うサバイバル?駿台予備学校名物講師・茂木誠による『ニュースの深層が見えてくる サバイバル世界史』は現代人必読の一冊!知られざる、日本と世界の「いま」と「これから」とは
旬な作家の意外な素顔が・・・?旭屋書店「本TUBE」ピックアップ本、著者出演インタビュー企画!【旭屋書店主催イベント:著者出演インタビュー】
旭屋書店では、2月7日から各店舗で“世界史が好きになる一冊"にて、茂木誠さんの『ニュースの深層が見えてくる サバイバル世界史』をご紹介&本書をフィーチャーした『本TUBEニュース』コーナーを設置!連動して、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画、ピックアップ本の著者への直接インタビューも開催!今回は、『ニュースの深層が見えてくる サバイバル世界史』発売を記念し、茂木さん自身に、じっくりと語っていただきました。
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旭屋書店では、茂木誠さんの『ニュースの深層が見えてくる サバイバル世界史』 (青春新書インテリジェンス)の発売を記念し、著者インタビューを実施した。駿台予備学校世界史科講師やネット配信のN予備校世界史講師を務める茂木さんは、「東大世界史」など国公立系の講座を主に担当している。著書に『ニュースの“なぜ?"は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問』『図解 世界史で学べ! 地政学』『経済は世界史から学べ!』などがある。本書は、世界史の本質を、人間という群れによる「3つの宝」(「資源」、住みやすい「土地」、貿易の際の「通り道」)を奪い合うサバイバル・ゲームという視点で分かり易く説く。各国の思惑が絡み合う、複雑な世界の「いま」と「これから」が、豊富な挿絵とともにスッキリと理解できる、現代人必読の一冊である。
――地政学というのは新しいテーマでした。隣国が中国と韓国という、八方塞がりの北朝鮮の位置について考えさせられます。彼らは昨今危険視されていますが、ああならざるを得ない状況が理解できました。他国は、北朝鮮を支配したいのでしょうか?
他の大きな国に北朝鮮を取られたくないと考えてるのが、中国、アメリカ、ロシア。この三国は北朝鮮を他の二つの国には取られたくないんです。それを北朝鮮は逆手にとってうまく両天秤、三天秤かけていますね。
――茂木さんの予測する、今後の世界の動きはどうでしょうか?
恐らく、朝鮮半島は統一に向かいます。韓国はアメリカから離れ、そうすると中国が朝鮮半島を取り込んでいく。大陸の国家、ランドパワーが、朝鮮半島まで押し寄せる。その時、日本はどうするか?という状況になると思います。かつてはそうならないように半島に出兵したんですが、今の日本人が半島に出兵することに賛成する人はいないと思うので、それをしないでどうやって日本列島を守るかということが課題となります。
――それは近い将来の話ですか?
そうですね、2050年までに実現する状況だと思います。
――今ちょうどトランプ大統領の時代ですが、彼が辞任すると日本とアメリカの関係は変わっていきますか?
トランプ氏は、今安倍さんと仲良いというだけで、当然新しい日本政府に変わればトランプとの関係も変わります。基本的にトランプ氏はアメリカファーストの人なので、「どうしてアメリカが欧州や韓国や日本を守ってやらなくてはいけないんだ?」と考えるでしょう。だから、次第にアメリカは引いていくでしょう。
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新書: 208ページ
出版社: 青春出版社
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