これからのスポーツ界を担う若者と現在スポーツの中枢にいる関係者がフェアプレーについて考える会議を開催!
スポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための環境づくりを行うJSPO(正式名称:公益財団法人日本スポーツ協会 東京都新宿区/会長 伊藤雅俊)は、本日12月19日(木)に、フェアプレーについて考える2つの会議2019フェアプレイ会議とフェアプレーについて考えるJSPO・NF会議2019を開催しました。
2019フェアプレイ会議は、スポーツやわが国の未来を担う“若者”がフェアプレーの意義などについて意見交換し、より幅広くフェアプレーを浸透させるために開催したもので、昨年に引き続き2度目の開催となります。
また、フェアプレーについて考えるJSPO・NF会議2019は、実際に中央競技団体(NF)の中核として運営に携わる役職員がフェアプレーの考えを共有し意識を一つにするためのきっかけとするため開催したもので、今回が初開催となります。
フェアプレーについて考えるJSPO・NF会議2019では、情報提供、ワークショップの順に進行しました。
情報提供パートでは、JSPOからなぜフェアプレーは必要なのかを人間の健康維持を例に紹介、また、「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンの概要や取組内容も説明しました。NFからは、代表して日本フライングディスク協会(JFDA)と日本ソフトテニス連盟(JSTA)から事例発表がありました。JFDAからは競技のコンセプトである「Spirit Of The Game」、JSTAからはフェアプレー啓発冊子「ソフトテニスマナーBOOK」作製などの団体独自の取組を発表しました。
その後、両会議参加者が合流し、若者たちはNF関係者の前でフェアプレイ宣言を、NF関係者たちは若者の前でNFとしてフェアプレー浸透にどのように取り組むかの決意表明を行い、さながらエール交換のようにお互いの熱い思いが混じり合い、スポーツ界全体でフェアプレーを推進していくエネルギーが沸き上がるのを感じた中、幕を閉じました。
■2019フェアプレイ会議 実施概要
日程:2019年12月19日(木) 18:00~20:00
会場:JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE12階 中会議室(東京都新宿区霞ヶ丘町4-2)
登壇者:松尾 哲矢(立教大学教授) 田中 安人(株式会社グリッド) 松崎 康弘(日本サッカー協会常務理事、リスペクトフェアプレー委員会委員長)
参加者:18~25歳のスポーツ関係者(プレーヤー、コーチ、学連関係者) 21名
■フェアプレーについて考えるJSPO・NF会議2019 実施概要
日程:2019年12月19日(木) 18:00~20:00
会場:JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE12階 大会議室(東京都新宿区霞ヶ丘町4-2)
進行:岡 達生(JSPO 事務局次長)
情報提供:川島 登(日本ソフトテニス連盟) 大野 千尋(日本フライングディスク協会)
参加者:JSPO加盟競技団体 役職員 28名
◆「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンとは
JSPOでは、スポーツを通じて育まれるフェアプレーが社会を元気にする人づくり・地域づくり・国づくりに必ず貢献できるはずと考え、世の中にフェアプレーの軸を浸透させるために2011年から「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンを行っています。
来る2020年を見据え、世界からも注目が集まる日本。フェアプレイ精神を広め、日本中がフェアプレーに溢れている社会を目指し、フェアプレーに溢れる社会となった日本で、世界中のお客様をお迎えしたい。そのためにもこの広がりをスポーツ関係者に止めることなく日本全国にメッセージを発信していきたいと考えています。
公式サイト:https://www.japan-sports.or.jp/fair/
◆JSPOが考えるフェアプレーとは
JSPOの考えるフェアプレーとは、「行動としてのフェアプレイ」と「フェアプレイ精神」、大きく分けてその2つです。
スポーツは、定められたルールのもと、対戦相手(記録)と競い合い勝利を目指します。スポーツを成立させるためには、「ルールを守る」、「審判や対戦相手を尊重する」、「全力を尽くして戦い、勝っても驕らず負けてもふてくされない」というフェアなプレーに徹しなければなりません。
しかしスポーツでは、どうしても勝ちたいという欲求の中で、自分の勝利を難しくするルールや、勝利という同じ目的を持って自分を阻もうとする相手を尊重しなければならないという、相反する厳しい状況におかれます。そのような中でフェアなプレーに徹するためのゆるぎない心(魂)が必要とされます。自分自身の心に問いかけた時に恥ずかしくない判断ができる心、それがフェアプレイ精神です。行動と精神は切り離せないもの。だからこそ、スポーツを真に楽しむ上でこの2つのフェアプレーは欠かせないものだと考えます。
◆JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)について
JSPOは、1911年7月に「国民スポーツの振興」と「国際競技力の向上」を目的に、大日本体育協会として創立。日本体育協会を経て、2018年4月1日、現在の名称となりました。
JSPOでは、国民体育大会や日本スポーツマスターズなど各世代を網羅したスポーツ大会の開催、スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブなどスポーツをする場の創出、スポーツの楽しみをサポートするスポーツ指導者の育成、最新の医・科学に根差したスポーツの推進など、誰もが自発的にスポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための幅広い事業を展開しています。また、わが国スポーツの統一組織として、国や60を超える競技団体、47都道府県スポーツ・体育協会など、様々なスポーツ関連団体・組織や個人と連携しています。
2019年の大河ドラマ「いだてん」で、主人公を導く重要な役回りとして登場する嘉納治五郎はJSPOの初代会長であり、JSPOは「いだてん」の舞台でもあります。
また、フェアプレーについて考えるJSPO・NF会議2019は、実際に中央競技団体(NF)の中核として運営に携わる役職員がフェアプレーの考えを共有し意識を一つにするためのきっかけとするため開催したもので、今回が初開催となります。
2019フェアプレイ会議では、①フェアプレーについて学ぶ「理解セクション」、②フェアプレーについて語り合い、若者同士で意識を共有する「考えるセクション」、③会議を経て感じたことを明日からの行動目標としてアウトプットする「行動セクション」の3つのセクションを通じてフェアプレーについて考えました。
理解セクションでは、フェアプレーに関する理解を深めるため、フェアプレーは大切なものだとわかっていながらできていない(できない)現状があること、フェアプレー不在だとスポーツや世の中はどうなってしまうか、といった切り口でコーディネーターやパネリストが発言し、参加者に問題提起しました。
考えるセクションでは、グループごとに「フェアプレーできない状況はどう生まれるのか?それはなぜか?」、「フェアプレーの輪を広げるために、私たちに何ができるか?」をテーマに、自身のスポーツ経験やフェアプレー観などから議論しました。グループの発表では、「過剰な勝利への執着や選手同士の不仲がフェアプレーを妨げる要因になっているのではないか」「メディアの取り上げ方(勝利ばかりをピックアップしている)が変わればよいのではないか」「心の底からまずは自分自身が楽しめること!が根底として大切なのではないか」といったコメントがありました。
最後の行動セクションでは、参加者それぞれが今後実践するフェアプレー行動目標(フェアプレイ宣言)を作成しました。
フェアプレーについて考えるJSPO・NF会議2019では、情報提供、ワークショップの順に進行しました。
情報提供パートでは、JSPOからなぜフェアプレーは必要なのかを人間の健康維持を例に紹介、また、「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンの概要や取組内容も説明しました。NFからは、代表して日本フライングディスク協会(JFDA)と日本ソフトテニス連盟(JSTA)から事例発表がありました。JFDAからは競技のコンセプトである「Spirit Of The Game」、JSTAからはフェアプレー啓発冊子「ソフトテニスマナーBOOK」作製などの団体独自の取組を発表しました。
また、参加者がグループにわかれ、NFとしてプレーヤーやコーチ、役員、アントラージュなどへフェアプレーを浸透させるために必要な取組みをポスターにまとめるワークを行いました。スポーツにはなぜフェアプレーが必要なのか、各団体が考える“フェアプレー”とは、などの共有や今後団体でどのような取組ができるかといった可能性を考えるきっかけとなりました。
その後、両会議参加者が合流し、若者たちはNF関係者の前でフェアプレイ宣言を、NF関係者たちは若者の前でNFとしてフェアプレー浸透にどのように取り組むかの決意表明を行い、さながらエール交換のようにお互いの熱い思いが混じり合い、スポーツ界全体でフェアプレーを推進していくエネルギーが沸き上がるのを感じた中、幕を閉じました。
若者たちからは「祝福される勝者、尊敬される敗者に」「スポーツとそれに関わる全ての人を尊敬し続ける」「自分が誇れる自分に」といったフェアプレイ宣言がありました。また、NF関係者のポスター発表では「プレーヤーにフェアプレーを浸透させるにはまず役員が実践」「スポーツを伝えるコーチの役割が最も重要」といった発表がありました。
会議終了後、参加者からは、「他競技の方たちとの交流ができたことは貴重であった」「フェアプレイ宣言が聞けたことがよかった」といった感想が聞かれ、同時間帯の同じ空間に、これからのスポーツ界や日本を担う若者と今現在スポーツの中枢にいる関係者が集まる会議を開催することによって、お互いが良い刺激となり相乗効果が生まれ、スポーツ界がよりよい方向に進むきっかけとなったのではないでしょうか。
■2019フェアプレイ会議 実施概要
日程:2019年12月19日(木) 18:00~20:00
会場:JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE12階 中会議室(東京都新宿区霞ヶ丘町4-2)
登壇者:松尾 哲矢(立教大学教授) 田中 安人(株式会社グリッド) 松崎 康弘(日本サッカー協会常務理事、リスペクトフェアプレー委員会委員長)
参加者:18~25歳のスポーツ関係者(プレーヤー、コーチ、学連関係者) 21名
■フェアプレーについて考えるJSPO・NF会議2019 実施概要
日程:2019年12月19日(木) 18:00~20:00
会場:JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE12階 大会議室(東京都新宿区霞ヶ丘町4-2)
進行:岡 達生(JSPO 事務局次長)
情報提供:川島 登(日本ソフトテニス連盟) 大野 千尋(日本フライングディスク協会)
参加者:JSPO加盟競技団体 役職員 28名
◆「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンとは
JSPOでは、スポーツを通じて育まれるフェアプレーが社会を元気にする人づくり・地域づくり・国づくりに必ず貢献できるはずと考え、世の中にフェアプレーの軸を浸透させるために2011年から「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンを行っています。
来る2020年を見据え、世界からも注目が集まる日本。フェアプレイ精神を広め、日本中がフェアプレーに溢れている社会を目指し、フェアプレーに溢れる社会となった日本で、世界中のお客様をお迎えしたい。そのためにもこの広がりをスポーツ関係者に止めることなく日本全国にメッセージを発信していきたいと考えています。
公式サイト:https://www.japan-sports.or.jp/fair/
◆JSPOが考えるフェアプレーとは
JSPOの考えるフェアプレーとは、「行動としてのフェアプレイ」と「フェアプレイ精神」、大きく分けてその2つです。
スポーツは、定められたルールのもと、対戦相手(記録)と競い合い勝利を目指します。スポーツを成立させるためには、「ルールを守る」、「審判や対戦相手を尊重する」、「全力を尽くして戦い、勝っても驕らず負けてもふてくされない」というフェアなプレーに徹しなければなりません。
しかしスポーツでは、どうしても勝ちたいという欲求の中で、自分の勝利を難しくするルールや、勝利という同じ目的を持って自分を阻もうとする相手を尊重しなければならないという、相反する厳しい状況におかれます。そのような中でフェアなプレーに徹するためのゆるぎない心(魂)が必要とされます。自分自身の心に問いかけた時に恥ずかしくない判断ができる心、それがフェアプレイ精神です。行動と精神は切り離せないもの。だからこそ、スポーツを真に楽しむ上でこの2つのフェアプレーは欠かせないものだと考えます。
◆JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)について
JSPOは、1911年7月に「国民スポーツの振興」と「国際競技力の向上」を目的に、大日本体育協会として創立。日本体育協会を経て、2018年4月1日、現在の名称となりました。
JSPOでは、国民体育大会や日本スポーツマスターズなど各世代を網羅したスポーツ大会の開催、スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブなどスポーツをする場の創出、スポーツの楽しみをサポートするスポーツ指導者の育成、最新の医・科学に根差したスポーツの推進など、誰もが自発的にスポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための幅広い事業を展開しています。また、わが国スポーツの統一組織として、国や60を超える競技団体、47都道府県スポーツ・体育協会など、様々なスポーツ関連団体・組織や個人と連携しています。
2019年の大河ドラマ「いだてん」で、主人公を導く重要な役回りとして登場する嘉納治五郎はJSPOの初代会長であり、JSPOは「いだてん」の舞台でもあります。
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