フェアリーデバイセズ、ISMS認証(ISO/IEC 27001)ならびにISMSクラウドセキュリティ認証(ISO/IEC 27017)を取得
国際規格に基づくISMSで情報セキュリティ体制を強化
認証取得の背景
当社は「mimiクラウドAIサービス(※1)」および「LINKLETサービス(※2)」などのクラウドサービスを提供しています。近年、デジタル化の進展とAIの普及に伴い企業が保有するデータの管理と保護の重要性がますます高まっており、クラウド環境の情報セキュリティは、サービスの信頼性と安全性およびその継続性を示す上で、極めて重要な要素となっています。こうした背景を受けて、当社のクラウドサービスが国際的に認められた情報セキュリティ規格に適合していることを確認しお客様に安心してご利用頂けるよう、国際基準である「ISO/IEC 27001」および「ISO/IEC 27017」の認証を取得することといたしました。
(※1) https://mimi.fairydevices.jp/
(※2) https://linklet.ai/
ISO 27017認証について
ISO 27017は、クラウドサービスにおける情報セキュリティ管理策をまとめた国際規格であり、ISO 27001認証に追加する形でのみ取得が可能なアドオン認証です。クラウドサービス提供のための非常に高い安全性、透明性を認証する仕組みであって、国内で540社程度(2024年5月末現在)のみが取得しております。本取得は、当社のクラウドが国際的に認められた情報セキュリティ基準を満たしていることを示しており、高い安全性と信頼性、安心感に基づきお客様にサービスをご利用いただくことできます。また、ISO 27017の基準に準拠することで、情報セキュリティ管理の継続的な改善が促進され、最新のセキュリティ脅威に対応し続けることが可能です。
認証概要
情報セキュリティマネジメントシステム ISO/IEC 27001:2022
・認証登録番号:799779
・初回登録日 :2024年6月10日
・認証登録範囲:1)音声処理に関するソフトウェア·ハードウェア·クラウドサービスの設計·開発·運用 2)ウェアラブルデバイスを用いたソリューション(クラウドサービス含む)の設計·開発·運用 3)機械学習、音声処理、自然言語処理を中心とした研究開発
ISMSクラウドセキュリティ ISO/IEC 27017:2015
・認証登録番号:799780
・初回登録日 :2024年6月10日
・認証登録範囲:mimiクラウドAIサービスの提供に係るクラウドサービスプロバイダとしてシステム開発·運用·保守及びGoogle Cloudのクラウドサービスカスタマとしての利用に係るISMSクラウドセキュリティマネジメントシステム
ISMSクラウドセキュリティ ISO/IEC 27017:2015
・認証登録番号:804725
・初回登録日 :2024年6月10日
・認証登録範囲:LINKLETサービスの提供に係るクラウドサービスプロバイダとしてシステム開発·運用·保守及びAmazon Web Services、Auth0のクラウドサービスカスタマとしての利用に係るISMSクラウドセキュリティマネジメントシステム
mimiについて URL: https://mimi.fairydevices.jp/
当社及び共同研究先等の音声技術に関する研究成果の集大成であり、機械の「耳」を実現するための音声AIサービス・製品群です。「mimi®︎」は、世界最高水準のエッジ音声AI、多言語音声認識・翻訳や音声感情認識、話者識別等を実現するクラウド音声AI、従来は音声認識が困難だった場面にも適用可能なユニークな専用ハードウェア・開発キットからなり、特に多言語対応と高騒音環境での音声認識性能に強みを持ちます。「mimi®︎」が提供するサービス・製品を最適に組み合わせることで、高い性能を持つ音声ユーザーインターフェースを様々な現場で構築することができます。
LINKLETについて URL: https://linklet.ai/
LINKLETは、全世界的に普及したビデオ会議システムである「Zoom」や「MicrosoftTeams」による一人称視点での遠隔支援・ライブストリーミングをハンズフリーで実現するウェアラブルサービスです。LINKLETを利用することで、ユーザーは一人称視点の映像/音声を遠隔地にスムーズに共有できます。遠隔作業支援による現場支援や熟練工の移動時間削減、現場データのデジタル化による技能伝承やエビデンス取得等が可能であり、メンテナンスや建設、工場、プラント、倉庫等、幅広い産業現場で活用されています。また、観光などのアクティビティ体験の共有や、リアルタイムコミュニケーションによる大規模な遠隔レクチャーなどが世界中のZoom/Microsoft Teamsユーザーに対して可能です。
フェアリーデバイセズ株式会社について URL: https://www.fairydevices.jp/
当社は、人類のあらゆる叡智を流通可能にするために、VUI(※a)・VPA(※b)関連技術や音声関連技術、クラウド基盤、それらの性能を活かすエッジデバイスの開発を行っています。インターネットに存在しない現場情報を機械学習が可能な形でデータ化し、学習・解析を進めることで、最先端の応用研究を実装した業務ソリューションをソフトウェアからハードウェアまで一気通貫で現場に提供しています。
(※a)VUI:Voice User Interfaceの意味
(※b)VPA:Voice Personal Assistantの意味
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
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