紀伊半島に移住し、キャリアを切り開いた3名のクロストーク    キーエッジ・チャレンジ「挑戦の最前線は、地方にある。」ー紀伊半島キャリアセッションー第2回イベントレポート

1月23日(金)東京・八重洲「POTLUCK YAESU」

株式会社ニューピース

三重県・奈良県・和歌山県の3県からなる紀伊半島移住プロモーション事業実行委員会と株式会社ニューピース(本社:東京都港区、代表取締役CEO:高木新平)は、紀伊半島でのキャリアや起業、移住のリアルを発信するプロジェクト「キーエッジ・チャレンジ」を実施しています。

本プロジェクトでは、紀伊半島で“新しい生き方”を実践する方々の姿を紹介する企画を展開し、12/5(金)と1/23(金)の計2回、トーク&交流イベント「紀伊半島キャリアセッション」を開催いたしました。(第1回のイベントレポートはこちら

第1回に続き、第2回にも約20名の皆さまにご参加いただき、地方だからこそできるチャレンジや、紀伊半島での暮らし・働き方についてのトークセッションを通じて、理解を深める時間となりました。

【トークセッション】

紀伊半島に移住し、活躍される3名のゲストからお話を伺うトークセッションでは、テーマに沿ってフリップを使いながら質問にお答えいただきました。

地域の歴史と人の文脈に、事業を“接続”させることが大切

地域で事業を進めるにあたって、その土地の歴史やストーリーの延長線上で構想することが重要であることが語られました。

また、知り合いのいない土地に飛び込む際には、「事業を始める前に地域のキーマンとの関係を築くこと」や、「中途半端に逃げず、挑戦を続けてきたからこそ地域の人に受け入れてもらえた」といった経験も共有され、「何をやるか」以上に、「誰と・どう関わるか」が、地域でのキャリアや事業を育てる上で欠かせない要素であることが改めて浮き彫りになりました。

最初の手応えは、地元の方からの「信頼」が行動として返ってきた瞬間

移住直後は行き当たりばったりで失敗も多く、「最初は大変だった」と振り返る声もある一方で、

 ・採用活動をしていないのに「ここで働きたい」と人が集まり始めた時

 ・「(事業内容は)ようわからんけど、あんたが言うならやろう」と地域の人が協力してくれた時

 ・地域の方から「好きな土地を選んで事業を展開していい」と言われた時

など、地元住民からの信頼が目に見える形で返ってきた瞬間が、それぞれの「手応え」として語られました。

地域を変えるのは、画期的なアイデアよりも“行動する人”

3名に共通して語られたのは、「チャレンジできる仲間を増やしたい」という想い。

若者や移住者、関係人口が地域に関わりやすくなる環境づくりの必要性や、挑戦する人だけでなく、外から地域に関わる多様な人材の重要性についても話が及びました。

具体的なエピソードとして挙げられたのが、和歌山で地域コーディネーターとして活動する森重さんのお話。観光においても、これまでの「温泉・ビーチに来てください」といった昭和型のプロダクトアウトだけでは、これからの多様な価値観には対応しきれない。さらにその先には、人口減少や産業の衰退といった、より根深い地域課題があると語ります。

「白浜を良くするアイデアはたくさん出てくる。でも、結局“誰がやるのか”が足りていない」

そんな現状を踏まえ、森重さんは、分野を問わず地域に関わり、実際に手を動かす人の存在こそが、これからの紀伊半島には不可欠だと強調しました。

こうしたお話から見えてきたのは、外の視点を持ちながら地域の歴史や文脈を理解し、自分の挑戦と地域性を結びつけ、「この地域でやっていく」という意思を持って行動できる人こそが、これからの挑戦を支えていく存在であるということでした。

【紀伊半島でのリアルライフ、ぶっちゃけどう?】

このコーナーでは、紀伊半島での暮らしや仕事にまつわるいくつかのテーマをもとに、率直なトークが展開されました。今回取り上げられたテーマは、「生活費は本当に安いのか?」、そして「SNSでは語られにくい失敗談」の2つ。

例えば、生活費については、「家賃は、体感でいうと都市部の半分から3分の1くらい。白浜は温泉地なので、温泉付きのリゾートマンションも普通にあって、毎日家で温泉やサウナに入れる生活をしています。この暮らしは、東京ではいくらお金を出してもなかなか実現できないですね。(森重さん)」といったコメントがあり、紀伊半島での暮らしを具体的にイメージできる内容が共有されました。

【参加者交流会】

トークセッション後の交流会では、登壇者のおすすめや紀伊半島の食材を用いたお料理が並び、テーブルには奈良県の柿の葉寿司を始めとする定番の一品に加え、尾鷲漁港の真鯛とヨコワマグロのカルパッチョ、牛すじスパイスカレー、未利用魚のフリット、ぎょうざの美鈴、奈良県産ヤマトポークの低温ロースト マスタードソースなど、紀伊半島の食文化がぎゅっと詰まった多彩なメニューが並びました。

各テーブルでは、「地方でチャレンジしてみたいこと」などをきっかけに会話が弾み、やがて県ごとの移住相談が始まるなど、自然と対話が深まっていきました。参加者同士や登壇者との距離も近く、それぞれの想いや関心を共有しながら、新たなつながりが生まれる時間となりました。

【反響や評価】

当日ご参加いただいた方からは、「紀伊半島のイメージが変わった!」「地方移住のイメージもポジティブに変わった」といった声が寄せられました。また、「地方でやってみたい、私のチャレンジ!」をテーマに、参加者が自身の想いを書き込める Challenge Boardには、次のようなコメントが並び、地方での暮らしや挑戦を具体的に思い描きながら、前向きな一歩を考える機会となりました。

・持続可能な地方創生を推進する!

・健康的な生活 海と山に囲まれて!

・庭が欲しいので、一軒家に住める池が欲しい!

・自分の価値を遠くに届ける!

・地方の交通問題を解決したい。2種免許とります!

【登壇者プロフィール】

豊永 翔平さん(三重県)

豊永 翔平 / Shohei TOYONAGA

■移住歴: 2017年三重県多気町へ移住

■経歴 :名古屋市出身。1989年愛知県生まれ。早稲田大学考古学研究室にてカンボジアの遺跡発掘、景観・文化保存の活動に携わる。その際アジア各国で目にした文化遺産の周りに起こる環境破壊や、産業の欠如から起こる若者の都市部一極集中に疑問を覚え、地域の基盤産業を作るべく環境保全と両立する農産業の可能性を探る。2016年にCultivera LLCを設立。独自特許技術のMoiscultureをプラットフォームに様々な農業技術の研究開発を行いながら、自身でも三重県多気町にて農業法人PomonaFarmの運営を行っている。

木村 航さん(奈良県)

木村 航 / Wataru KIMURA

■移住歴:2016年奈良県五條市へ移住

■経歴 :1993年生まれ。北海道豊富町出身。2016年 同志社大学法学部在学中に奈良県五條市へ移住し、株式会社GOJOチャレンジを創業。代表取締役専務として将来の五條を担う人財育成を目指した学習塾を開校。2017年 G&Cコンサルティング株式会社に入社。2020年 G&Cコンサルティング株式会社 代表取締役社長 就任。2022年 持続可能な地方創生を目指す「チャレンジプロジェクト」が、 内閣府地方創生テレワークアワードにて地方創生担当大臣賞を受賞。

森重 良太さん(和歌山県)

森重 良太 / Ryota MORISHIGE

■移住歴:2018年和歌山県田辺市へ移住

■経歴 :福岡県出身。大学卒業後、NECに入社。戦略立案等を担当。2013年よりIGPI(経営共創基盤)・JPiX(日本共創プラットフォーム)にて経営プロフェッショナルとして勤務。2018年より南紀白浜エアポート誘客・地域活性化室 室長に着任。2020年より紀伊半島地域連携DMOの事務局長・CMO・CFOを兼務。以降和歌山大学および同専門職大学院の非常勤講師・教育研究アドバイザー、日本ワーケーション協会 公認ワーケーションコンシェルジュ、観光庁の各種事業に専門家・アドバイザーとして多数参画

■YouTube|紀伊半島で新たな挑戦を続ける事業家を取材したドキュメンタリーシリーズ

本プロジェクトでは、紀伊半島でユニークな挑戦を続ける実践者たち6名の日常を追ったドキュメンタリー動画を11月13日(木)より公開しています。

スローライフではなく、自らが信じるVISIONの実現のために紀伊半島を選び、挑戦を続けるチャレンジャーたちの姿を、ぜひご覧ください。

紀伊半島チャンネル: https://www.youtube.com/@kiihanto_channel

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会社概要

株式会社ニューピース

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URL
https://newpeace.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都品川区上大崎2-13-17 目黒東急ビル1階
電話番号
-
代表者名
高木新平
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2014年06月