メディアリンク株式会社と兵庫県警察の共同による特殊詐欺予兆電話発生時におけるオートコールシステムを用いた情報伝達の試行を実施

特殊詐欺のアポ電が発生した際に、協力店に一斉に架電連絡することで、周辺のATMへの警戒意識を高め、携帯電話で通話しながらATMを操作している高齢者等への声掛けによる被害防止につなげるシステムを構築。

電話対応を自動化する「DXでんわ」や、ChatGPT連携チャットボット「MediaTalkGAI」などを提供するメディアリンク株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：松本 淳志、以下 メディアリンク）は、兵庫県警察との共同による特殊詐欺予兆電話発生時におけるオートコールシステムを用いた情報伝達の試行を実施しました。

• 目的

還付金詐欺の予兆電話発生を認知した際、発生地域に所在する「特殊詐欺水際阻止協力の店（家）」2,000件に対して、オートコールシステムを用いて兵庫県警察から一斉連絡を行い、予兆電話発生情報を共有するとともに付近のATMへの警戒を依頼し・被害防止を図ることを目的としております。

※オートコールとは、あらかじめ作成した音声アナウンスを利用して、自動で電話発信（架電）するシステム

• 実施期間

令和５年12月４日から令和６年１月29日までの間

• 架電対象の地域

東灘警察署、須磨警察署、西宮警察署、川西警察署、宝塚警察署管内に所在する協力店舗等

• メディアリンクの取り組みについて

今回の取り組みは「ひょうごTECH イノベーションプロジェクト」が実施する実証プロジェクトの一つ、増加する特殊詐欺の被害防止対策として行っております。

当社は社会問題を解決する実証プロジェクトへの参画を通じて、高度課題の解決や常識を覆すような価値を提供し、「まだ見たことない未来」「ワクワクであふれる明日」を顧客に提供し続けたいと考えております。

• 今後の展望

今回の実証実験の結果から予兆電話確認から自動架電開始までのリードタイムや自動架電での協力店（家）の応答率と了解率、協力店（家）が自動架電を聞いて、どの程度行動に移せたか効果を検証し、特殊詐欺の被害防止に対する有効性について24年3月報告を予定。

また、システムの利便性の評価については、架電先へのアンケートの実施等により行う予定となっております。

• メディアリンク株式会社について

会社名　：メディアリンク株式会社（https://www.medialink-ml.co.jp/）
所在地   ：〒108-0014 東京都港区芝5-31-17 PMO田町5F
代表者   ：代表取締役　松本 淳志
設立      ：2009年7月
事業内容：コールセンターシステムやチャットサポートツールなど、「ビジネスコミュニケーション」に特化したシステム開発、及びコンサルティング